先般、出先のディーラーで知り合いのセールスコンサルタントに話を伺ったのですが、10月23日発売予定の RCFの標準グレードについては、納期目途が当初案内よりもほんのすこし前倒しになるとの話でした。
9月末に契約した方でも12月中に生産開始、なんとか年内にも納車可能だとか。
LEXUS NXの6〜7か月待ちという異常な状況に比べると早いですね。
一方、RCF「カーボンパッケージ」は1月生産開始予定からさらに遅れが出る見込みとかで、8月契約の方でも来年3月、最悪4月頃になりそうだとも。ウィングの素材が問題であれば、機能的には特に問題がないのですから、国内生産分に限ってはいったん通常のウィングで生産後、後日カーボンに変更すればいいのにと思ってしまいます。(これは賛否あると思いますが・・・)
ブランドイメージの問題もあるので、そういう中途半端な形で納車できないのは理解できますけど、通常モデルとの納期があまりあるのも問題ですね。(これが後日換装ができない「ルーフ」ならやむを得ませんが、後日部品も発注可能と思われるウィングですからねぇ。)
さて、LEXUS RCF内装色のカラーサンプルを並べてみるととても鮮やかできれいです。
冒頭のディーラーで聞いたところ、RCFは2台予約済で、内装色は「フレアレッド」と「ホワイト」とのことでした。全国的にどれが一番なのかな・・・やはり無難に「ブラック」なのでしょうか?
海外でも未発表な「ブラック×オレンジアクセント」が一番人気ではと予想していたのですが、オレンジ色はかなり鮮やかカラーなので、好みが分かれるかもしれませんね。
そして、RCの実車を見るとやっぱりセンターコンソールパネルは寂しいなぁと。先代ISFをご存じの方なら気になると思いますが、ここはやはりカーボンにしてほしかったなぁとあらためて思います。
そして、ドリンクホルダーのムキダシも・・・非日常性のあるクーペなので、ここは開閉式が望ましかったです。(このおかげでカーボンが貼りづらい構造になっているようにも思います。)
LEXUSも開業時〜2010年頃までは、フタなどの開閉ギミックやスイッチ・ノブなどの動作のスムーズさが、さすが高級車と思いましたが、最近はそういうギミックや高品質感も減り、ドリンクホルダーはムキダシ、スイッチの形状や意匠もごく普通のもの、コストがかかるダイヤル類は単なる樹脂製スイッチパネルに順次置き換わる傾向があり、個人的には非常に残念です。
しかし、最近いいなぁと思ったこともあります。NXとRCに採用された、タッチ式のオーバーヘッドルームランプ。
こういう他車ではあまり見かけず、かつ先進性と利便性もを両立した装備は大歓迎です。
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