のんびり なまけにっき

レクサス(LEXUS)の話題を中心に、個人的主観をもとに日記をのんびりきままに書いています。
(バックアップもかねてほぼ同内容を「のんびりなまけにっき2」に記載しております。)
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レクサスLC500 2024年モデル 納車されました!その2
(なまっくす at 08/14 19:28)
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さて、納車された「LC500」2024年モデルについて、ファーストインプレッションです。

まずは気になるエンジン/マフラーサウンドです。一部では「騒音規制により静かになったのでは?」との噂もありましたが、結果としては、前期モデルと同様で変更ありません。エンジンオン時のバルブが開いた爆音は健在です!
よって、これからご検討される方もご安心ください!

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動き出してすぐ気づくのは、圧倒的に向上した「乗り心地の改善」です。
実際は、最初の年次改良[2018年夏]の改良でサスペンションの様式(伸圧独立オリフィスを採用)が変わっているほか、ほぼ毎年乗り心地には手が入っているので、乗り心地が良くなっているのは当然なのですが、初年度(2018年モデル)からは別の車といってもいいぐらい改善されています。
道路のアップダウンで、路面に吸い付くようにサスペンションが伸縮して路面に追従しており、リヤが「跳ねる」感じがかなり低減されています。
とはいえ、首都高速道路等の「ジョイント」のつなぎ目などのショックはしっかりと伝わってきていますが、だいぶ不快感は改善された印象。

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これが「ノーマルタイヤ」だと更に良くなっていると思うと、乗り心地重視の方はノーマルタイヤを選択されるのが良さそうです。
ただし、当方装着タイヤがミシュランではなく、ブリヂストンの 「POTENZA S001L RFT」ということもあるかもしれませんし、2021年モデルから装着された「パフォーマンスダンパー」による効果もあると思いますが、乗り心地は相当に改善されました。
タイヤのサイドウォールのかっこよさなど、ビジュアルはミシュランの方が良いですが、ブリジストン 「POTENZA S001L RFT」は乗り心地に定評がありますから、結果としてよかったかもしれません。

https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2020103001.html

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さて、当方が今回、LC2024年モデルに買い替える最大のきっかけは、先進予防安全装備のアップデートとも言えます。
このままアップデートされずにモデル終了かとも噂されましたが、ようやくアップデートされた先進予防安全装備の「Lexus Safety System+2.5」では「LTA(レーントレーシングアシスト)」に注目です。
LCは2024年モデル登場までは、レクサス車では唯一となる「LKA(レーンキーピングアシスト)」搭載車で、その精度はお世辞にも高いとはいえず、レーン内を「ジグザグ走行」するシロモノで、ほぼ使い道がありませんでしたが、今回のアップデートで、十分実用的になりました。

ただし、当方のLC500”S Package"を首都高神奈川線から、東名高速道路(横浜町田〜御殿場近辺)で使用してみたところ、先行車両が存在する場合の制御は特に気にならないものの、先行車両がいない状態では、走行レーン内の「左端」に寄りがちな制御なのは気になるところです。
実際はセンターライン中央を走行しているのかもしれませんが、どうも左寄りな感じがして、少し怖さがあります。

ステアリングも静電容量式ではなく、トルク感応式のようで、手に添えているだけではLTA制御の中止メッセージが頻繁にでますので、第4世代レクサス車になれると少々不便に感じるところもありますが、渋滞時の支援としては十分使い道のある、「LTA」に進化していると思います。(たとえば、東名高速道路の下り、大井松田から先の「右ルート」は、ほぼレーントレーシングアシストの自動操舵で走行が可能です)
渋滞時には積極的に使用していきたいですね。

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高速道路走行時には、LC500”S Package”のみ設定されている、ギア比可変ステアリング”VGRS”と、後輪操舵の”LDH(レクサスダイナミックハンドリング)”に注目です。
前者は、速度域があがるとステアリングが重く、よりどっしりとした操舵感になりますが、これは好みが分かれそうです。
LDHに関しては、初期のLCでは高速道路走行時の「直進性に問題あり」、とメディアで評されていたいと思いますが、今回の2024年モデルではそのようなことは感じられませんでしたので、熟成により改良されたのでしょう。
とはいえ、ほぼ直進走行のみの走行しかしていませんので、ぜひ休日にワインディング・ロード走行もしてみたいです。
なお、「LDH」の後輪操舵のメリットである
「小回りの良さ」は日々の駐車時にすぐ実感できます。このボディサイズ、21インチタイヤ装着で最小回転半径が「5.3m」はありがたいですね。

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なお、レクサスのV8エンジン特有の低速時のトルク感の乏しさは変わっておらず、新型レクサス「NX350h」や「NX450h+」といったモーターパワーが強い車種に慣れてしまうと、LC500を同様の感覚で乗ると、物足りなさがを感じます。たとえば、信号で右左折する際に徐々にアクセルオンをしていくようなよくあるシチュエーションでは、ここ最近のハイブリッドカーはモーターアシストにより静かで力強い加速ができますが、「LC500」はではしっかり踏まないとちょっと「もっさり感」があります。
もっとも改良情報では、日常領域の乗りやすさは向上しているはずなので、今後印象が変わってくるかもしれません。

前車「LC500h」でも感じていたことですが、ちょっとした街中走行では、V6+"マルチステージハイブリッド"の「LC500h」の方がスムーズで速さを味わうことができますので、「LC500h」がどのように2024年モデルで進化しているのか(それともしていないのか)もぜひチェックしてみたいところです。

個人的には、LCのPHEVモデル(LC550h?)や、V8エンジン+出だしの加速時のみHEVのバッテリーで支援するような仕組み(マイルドハイブリッドシステム)があるだけでもかなり魅力的なのではと思っています。

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2017年デビュー時は世界最多段数であった「10速オートマチックトランスミッション」については、低速度のギクシャク感が低減されていると感じました。(試乗したのが2018年モデル、2021年モデルぐらいなのであまり進化度合いがわかりませんが、今のところ、不快なシチュエーションは発生していません。)
シフトダウンのブリッピングサウンドは健在で、質の良いマグネシウム製のパドルシフトでのシフトダウンが気持ち良いですね。

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