のんびり なまけにっき

レクサス(LEXUS)の話題を中心に、個人的主観をもとに日記をのんびりきままに書いています。
(バックアップもかねてほぼ同内容を「のんびりなまけにっき2」に記載しております。)
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レクサス IS500 日本発表間近!(7/21)しかし注意点も!
(なまっくす at 07/28 22:44)
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・特別仕様車専用オーナメントパネル(ステアリング&パワーウィンドウスイッチパネル)[シルバーアッシュ?]

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・特別仕様車専用プレート

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・特別仕様車専用スピードメーター演出

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※上記各装備は、北米レクサス IS500ニュースリリース より)


当方は過去に「IS F」および「RC F」の所有経験がありますので、今回の「IS500」も気になるところではありますが、以下の点は注意です。
現状では、昨今の新型車が手に入りにくい状態やリセールバリューの高騰により、本来の実力以上の評価をされているように思います。


・エンジンは「LC500」とは異なる
  →RCFと同系と推測され、LC500の排気バルブシステムは非装備と思われる。

・トランスミッションは「LC500」の10速ATとは異なる。
  →「D」レンジの変速はRCFと同様、速くはないと思われます。(速いのは「M」レンジのみ)

・ブレンボやザックスといったブランド品の装着はなし
  →ここは「F」との差別化

・インテリアやスポーツシートは「IS F SPORT」と同じ
  →ここは「F」との差別化。

・カーボンパーツはなし
  →ここは「F」との差別化

・サーキット走行を想定した専用装備なし
 →ここは「F」との差別化

・インテリアの構造は古いまま
 →2021年に大規模な改良を受けましたが、「2014年発売のRC」とほぼ同じといえます。(電動Pは装備済)


・・・というように、「IS500」は、「F系」ではなく、「IS300、IS350」の延長といえます。
ネーミングが指すように「F SPORT Performance」ですので、ベースは「F SPORT」であり、それのパフォーマンスを上げた仕様であり、専用デバイスを備え、日常生活からそのままサーキットにいって帰ってくることができる「IS F」とも「RC F」、「GS F」ともクルマの方向性自体が異なるものと思われます。
一部メディアでは「IS Fの再来」との声も聞かれていますが、ISF/RCF/GSF主査の矢口幸彦氏(当時)がこのモデルを知ったらどのようにコメントされるのでしょうか、興味深いです。

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なお、「IS F」や「GS F」が残念ながら消滅し、「RCF」もデビューから8年が経過し、今後の大幅な改良が見込めないのも、結局「売れなかったから」に他なりません。
上記「F」モデルのリセールバリューも残念ながら高いとは言えません。
一方、現行ISは継続的な人気が続いており、リセールバリューは高額のようですが、従来のV8エンジン搭載車においては厳しい状態でした。
維持費(自動車税:年額88,000円、下道燃費:6km/L前後、高速道路燃費11km/L程度など、維持費も結構かかります

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今回「IS500」にエントリーされる方は、しっかりそういった点を踏まえてエントリーされるのがよろしいと思います。(いくらV8モデルが希少とはいえ、3年後のリセールバリューは50〜55%程度、良くても60%程度を覚悟しておいたほうが良いかと・・・)

フェアレディZもそうですが、「投機目的」(転売等)と思われる方の予約購入が散見されるので、本当に「IS500」がほしい、という方にぜひ行き渡ってほしいですね。

初回の「500台」はおそらく完売するとは思いますが、その後の「通常モデル」がどれだけ需要があるのか・・・もしかすると「限定モデル」の方が街なかでよく見かけるようになるのでは・・・?と要らぬ心配をしてしまいます。
せっかく「IS500」を投入するのは嬉しい反面、2〜3年後にモデル廃止となり消滅・・・ということにならないよう、電動化自体の中、「熟成」を続けてほしいものです。(と、まだ正式発表もされていないのに余計な心配をしてしまいました)


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