新型レクサス「NX」が納車となり1ヶ月が経過いたしました。
まだ「100km」ほどしか乗っていな中ではありますが、「良いな!」と感じるところを中心に感想を述べさせていただきたいと思います。
■静粛性の高さ
まず感じたことは、新型NXの静粛性の高さです。
また、気密性も高いと感じますが、過度に不快な「ツーン」というほどの静けさがないところがポイント。
当方は土曜日=「LC500h」、日曜日=「NX350h」と使い分けるようにしているのですが、一般道であればどのシチュエーションで走行しても、「NX」の方が総合的な静粛性は高いです。ただし、まだ高速道路走行はしていないので、風切り音などは不明です。
ここ最近のレクサスはスポーティ路線など走りの良さはずいぶん進化したと思いますが、かつて優位だった静粛性に関してはそれほど目立っていなかっただけに、今回の新型「NX」では快適性につながる静粛性を追求したのだと思います。
リンク画像■ハイブリッド特有のノイズの少なさ
ハイブリッドカーは、回生ブレーキ発生時に「ヒューン」、「キーン」というような電気的なノイズや、停車時などにメーターバイザー奥から「カチカチ」、「ジー」というような様々なメカニカルノイズがすることがありますが、新型「NX」ではこれは相当に低減され、ほとんど気にならないレベルになっています。この点に関しても「LC500h」よりも大幅に優れていると感じます(ちなみにLC500hは結構うるさめ・・・途中で改善されたのかな?)
リンク画像■ハイブリッドシステムの力強さ
リチウムイオン電池化された、第4世代のTHS2システムを採用し、モーターパワーが強化さていることもあり、一般道での法定速度内(〜60km/h)までの加速のスムーズさと力強さには驚きました。PHEVの「NX450h+」はEVならではのスムーズかつさらなるパワー感がありますので、それと比べると物足りなさはありますが、従来のレクサスの2.5Lクラスのハイブリッドシステムと比べると相当に力強くなっており、たしかに新型NXでは「NX300h」というネーミングを採用しなかった理由がわかります。
とはいえ、「350」という昔からのレクサスオーナーの感じるパワー感というまでは行かず、「NX320h」というのが私の印象。
リンク画像■前席シートの良さ
”F SPORT”専用シートは「サイドサポート」が張り出ていますので、体型により合う方とそうでない方がいらっしゃると思いますが、カーブの際に体が揺すぶられることが少なく、快適に運転することができます。(LCの”L Package"のシート形状に似ています)
また、シートの意匠性の高さも所有感をくすぐります。
リンク画像■乗り心地のよさ
レクサスの新型車の”F SPORT”においては乗り心地の悪さ(硬さ、リヤの跳ね・振動)が課題としてあげられることがおおいですが、新型NX(NX350h)においては、”F SPORT”であっても乗り心地は問題なく、20インチという大口径のホイール&ランフラットタイヤを履いているとは思えないぐらい快適な乗り心地を実現していると思います。とはいえ凹凸が続くような際に、特にリヤ側では微振動を感じる場面はありますので、気になる方は「パフォーマンスダンパー」を追加装備すると良いかと思います。
リンク画像■リヤのデザイン性の良さ
リヤのデザインが飛躍的に良くなったと感じます。しっかり地面を捉えるような踏ん張り感の感じられるリヤビューは一つ上のクラスになった感もあり、従来型のNXや新型ハリアーと比べても車格が高くなった印象を受けます。新しくなった「L E U U S」ロゴもとても似合っていますね。
リンク画像■プロアクティブドライビングアシストの利便性
従来の予防安全装備と違い、常に車両前方をモニタリングして、通常走行時でもブレーキやステアリングをさりげなくサポートしてくれるのは素晴らしいシステムと思いますし、これにより運転がつまらないということもなく、(まだ100kmほどしか乗っていませんが)初登場のデバイスとしては十分すぎるほど完成度の高さを感じます。
システムの制御具合も3段階で調整できますので、制御が気になる方は「OFF」にしても問題ないと思います。
なお、初期設定では「OFF」になっていますので、納車式の際に「ON」にしておきましょう(その後はお好みで介入度合いを調整)
リンク画像■ラゲージの使いやすさ
ラゲージの収納力も問題なく、前モデルよりは狭くなったようですが床下収納もあり、ラゲージボードを立てることができるのも便利。
またラゲージ左右にLEDライト、ラゲージドア側にもLEDライトがあるなど、特にカスタマイズをしなくても庫内が明るいです。
また、ハンズフリーで動作するキックセンサーの感度もよく、ウォーク・アウェイ機能も含め、よくできていると思います。
リンク画像なお、過去にも取り上げましたが、当方はラゲージボードを起こしても使えるよう社外品(アルティジャーノ)のラゲージマット「R1000」を使用しています。
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