のんびり なまけにっき

レクサス(LEXUS)の話題を中心に、個人的主観をもとに日記をのんびりきままに書いています。
(バックアップもかねてほぼ同内容を「のんびりなまけにっき2」に記載しております。)
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レクサス新型IS試乗レポート[1]&公式動画もオススメ!
(なまっくす at 11/24 23:48)
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レクサス新型「IS」発売から1週間以上が経過しました。
試乗車で実際体験され、実際ご契約された方も多いのではないでしょうか。

なお、先日公開されたレクサス公式動画「New IS Live Session」は非常にオススメです。!
オーナーさまおよび今後ご検討される方は必聴!

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【New IS Live Session】


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チーフエンジニアの小林氏は以前から独特な個性をお持ちの方で面白いと思っていましたが、このLive Sessionでも語れる範囲内でかなり本気を語ってくれているなと感じました。これはいい車の仕上がりになっていると期待させられます。

「Q&A」セッションでも通常ではあえて触れないと思われるタブーの質問をチョイスするあたり、(いい意味で)割り切ったものを感じます。

今回の新型ISはとにかく外観のデザインがかっこいい。そして開発陣のコメントではとにかく走りの進化に期待せざるを得ません。
そして、レクサス開業時からマニアックかつ素人目線でクルマを見てきた私からすれば、今回の改良では、「内装の質感や装備」などツッコミどころは無数にあります。
あえて本ブログでそういう点もお知らせしているわけですが、開発陣としては、限られた予算からなんとか良いものを作り出すために頑張っており、決して手抜きの結果ではないことがひしひしと伝わってきます。特に、現行モデルから通常は「20〜30万円」は確実に価格がアップせざるを得ないのにかかわらず、実質値上げを「ゼロ」としたことは大きく評価する必要がありますね。

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さて、今回は試乗第1回めとして、「IS300h」(ハイブリッド)の”標準”グレードを試乗する機会を得ました。

リンク画像カメラ

標準グレードでは、ホイールは18インチに大口径化しており、ブレーキキャリパーも4potであり、見栄えが良くなっています。
ただ、ホイールのデザインとカラーリングの面では他のホイールと比べ、ちょっと安っぽい印象があるのが残念です。(もうすこしダーク系の塗装であればよかったのでは・・・)

リンク画像カメラ


リヤのブレーキは一般的な型押しタイプでシルバー仕上げということでフロントとのカラーが合致していないのは残念に感じました。

リンク画像カメラ


今回は「IS300h」標準ということで、減衰力調整を行う「AVS」は非装備で、その代わりにレクサスESから採用された「スウィングバルブショックアブソーバ」を装備しており、乗り心地に期待がかかります。

ただ、ドアの開閉音や着座感はマイナーチェンジということもありファーストインプレッションとして、高揚感はありませんでした。
また、コメントでもいただきましたが、レクサスが採用していた、ウィンドウを開閉する際に、日本家屋でふすまを閉めるときに一瞬動きをやわらげるような、「ウィンドウスロー制御」が採用されていないのは残念です。(いつからなくなったのでしょうか?)

リンク画像カメラ


さて、ドライブを始めると、当方は以前「RCF」を所有していたので、使い勝手の面ではほぼ変更はありませんが、ISオーナー
今回、RC系のオーナーさんであれば、ナビディスプレイを除けば、ほとんどの部分でRC系と共通になっていることに気づかれると思います。

リンク画像カメラ


ステアリングを握ると、ステアリングの大きさに比べ少し「細い」印象があります。
F SPORT系のディンプル本革でないことにも理由があるのではと思いますが、最近流行りの小経ステアリングではないため、2020年代のスポーツセダンとしてはちょっと違和感がありました。もっともこれはすぐ慣れるでしょうが、BMW車などと比較すると違和感は残りそうです。


「標準」に関しては、合成皮革の「L-tex」シートを採用しています。
表皮の手触りや厚みなどの質感は問題ありませんが、スポーツセダンとして考えると、若干の「滑り」があります。
感じ方には個人差があると思いますのでぜひチェックしてみてください。(シートヒーターが標準装備されているのは嬉しい)
なお、「F SPORT専用本革シート」では、表皮一体発泡シート+本革シートということで、フィット感あるシートになっておりますので不満はありません。

リンク画像カメラ


試乗に関しては、当方が毎回試乗している渋滞の殆どない東京湾岸部の決まったテストコースで実施。

IS300hではパワートレーンに変更がありませんが、ニュースリリースなどでも紹介されているとおり、ハイブリッドの制御が変更されていることに気づきました。
従来は坂道を勢いよくアクセルを踏んで登るときに、パワー感がそれほど強まらないのに、「直4エンジン」ががんばっているサウンドが先行しており、車速とパワー感、サウンドが連動していない印象がありましたが、新型IS300hでは、ここが払拭されており、安っぽい直4エンジンサウンドの部分が相当に気にならなくなっています。

そして、今回の新型ISで影の目玉の一つである、「スウィングショックアブソーバー」はやはりいい仕事をしており、荒れた路面やアンジュレーションで従来はボディがはねたり、微振していた部分についてサスペンションが路面に追従して、不快なボディの上下振動を抑えています。

リンク画像カメラ

しかし、新型ISのサスペンションは、路面の基本的な情報はしっかり伝えてくれるので決して「ふわふわ」した快適性重視の乗り心地ではありません。
しっかりと路面の情報は伝えてくれますし、大きなギャップはしっかりボディに伝わってきますが、比較的ボディに伝わる振動の収束が早いのが印象的で、これは従来のISから大きく進化しており、これはもう少し大型の上級セダンやボディ剛性が高いクルマで味わえる領域です。
この点は「バネ下重量の低減や足回りの剛性強化」に依る部分もあるのでしょうが、短時間の郊外試乗ではまだ体感できない部分かと思います。

クラウンとかESなどの乗り心地の良さとはベクトルが違い、「芯はしっかりあるが、不快な領域の振動を低減した」という感じで、非常にいい印象の足回りでしたね。

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