新宿の紀ノ国屋タイムズスクエアで、たまにELT(English Learning Teaching)相談会をやっています。
英語教材を出している大手の出版社(Oxford/ Cambridge/Longman)が、教材の選び方から教え方まで相談にのってくれるのです。
テキストずらっと並べて個別相談にものってくれるのですが、本屋の一角にホワイトボードと椅子を用意してプレゼンもやってくれました。
それぞれ持ち時間15分。
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【オックスフォード】
まず、オックスフォードの担当者。アメリカ人ですがアメリカ訛りもなく、一語一語が非常にクリアな分かりやすい英語で説明してくれます。
しかも、カタログの読み方の説明から入って、数あるテキストの中からお勧め1冊(『Speak Now』)を選び特徴・構成・長所など説明。
すごく分かりやすい!
・・・・だけでなく、すごく使い易そう!
是非是非使いたくなりました。
★『Speak Now』・・・自信がないために話せない人(大人)用テキスト
・見開き2頁で1レッスン分(これが効率いい配置なのです!)
・ワークブック&ティーチャーズガイド&キャラクター紹介ビデオ有り
・各項目全てにスピーキング・アクティビティ有り
・同じ内容を言うための別表現最低3種を紹介
★『Oxford Preparation course for the TOEIC TEST』・・・TOEIC対策
・練習問題の前にターゲットがまとめてある(丁度いい量のセクションでまとめてある)
・ジャンルごとの分類
☆『Business Venture(青)』・・・幅広いレベルのビジネスパーソンに対応
・ターゲット(何を学ぶのか)を上部BOX内に各項目別に書いてある
・巻末にTOEIC問題+CDからネットに入ってTOEIC練習問題ができる
【ケンブリッジ】
あがり症のニュージーランド人がご担当。日本語はお上手なのですが、声が震えてかわいそうでした。
主に新しく出たテキストを数冊紹介していたのですが・・・・、個人相談の方が得意だったかな?
私が今使っている教科書を扱っているので、その使い方例を教えてもらいました。でも、結局のところティーチャーズガイドを使った方がいいね・・・・的な話で終り。
☆『Interchange』・・・トータル英会話(現在使っている教科書)
・絵が多く、レベルが様々な生徒に対応可能。
☆『Experience Present Yourself』・・・英会話テキスト
・「禅」や「ベニスビーチ」など、日本好きのアメリカ人作者が選んだ話題がユニーク
【桐原書店(Longman)】
日本人のお兄さんのプレゼン。「声が聞こえない!」・・・・の野次が飛び、マイク使用。
15分間で、とにかくできる限り多くのテキストを紹介したかったらしく、結局ついていけなくてよく分からなかったあせあせ(飛び散る汗)
『Side by Side 』や話題の『Firsthand』など、せっかく有名教科書を出しているのに、残念でした。
★『My Grammer Lab(Advanced) C1/C2』・・・私用にほしい
・診断テストから弱点を知った上で、それに合わせたレッスンができる
・モバイルにダウンロードできる
★『Market Leader』・・・企業・ビジネス用
★『Longman Preparation Serious For The TOEIC』・・・TOEIC対策
・目的別(Intro:600、Intermidiate:700、Advanced:800)
(Now 100-400) (Now 600) (Now 700)
☆『Successful Keys to the TOEIC TEST 1, Goal 500』・・・TOEIC対策
・カテゴリー別(旅・ビジネス・・・)
☆『Mastery Drills for the TOEIC TEST(Grammer/Reading等)』・・・TOEIC自習用
・All in One は教科書としても使える
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世間では、プレゼン重要・・・ってこんなに騒がれているのに・・・・
有名外資系出版会社でも、基本的な事って教わらずに本人任せなのかなぁ〜・・・・と、ふと日本の将来に不安を感じました。
進化が遅すぎないですか? 又は、担当者不在?