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恋愛科学は脳科学

恋愛科学はわかるようで、よくわからない言葉ですね。
様々な感情が関係する恋愛ですが、恋愛科学ではこの恋愛につながる感情を科学的に解明、分析しています。
確かに誰かを好きになったり、嫌いになったりする気持ちは自分ではどうにもできないこともありますよね。
恋愛科学を研究しているアメリカの人類学者ヘレン・フィッシャー氏は脳内のドーパミンなどの特定物質に注目し、研究を重ねています。
彼女の恋愛科学では、カップルの脳内をfMRIするなどし、脳科学、そして人類学の観点から恋愛状態の仕組みを解明しています。
恋愛状態になった時の感情の仕組みは、きっと誰もが一度は不思議に感じると思うのですが、脳科学と組み合わせてしまうなんて凄いですね。
恋愛科学の研究者、ヘレン・フィッシャー氏によると、カップルの脳内をfMRIすることによって、脳内の物質の動きがわかってきているそうです。

恋愛科学の研究では、例えば誰かに複数枚の写真を見せると、恋人や好きな人の写真の時だけ脳内のドーパミンの量が増加することがわかりました。
ドーパミンってよく耳にする言葉ですが、一体どんな働きをしているのでしょうか。
恋愛科学の研究によると、ドーパミンが増加すると確固たる動機と目的に向けた行動が生み出されるとされています。
確か、脳科学ではドーパミンというのは、人間の欲望を引き起こす物質ではなかったでしょうか。
恋愛科学では、ドーパミンの分泌量が増加することによって、その人の美点ばかりが見え、愛情を感じることになります。
そして、その人ともっと触れ合いたい、付き合いたいといった感情も起こってくるようです。

恋愛科学では、ドーパミン以外にもセロトニンやテストステロン、エストロゲンといった脳内の物質が大きく関係しているといわれています。
恋愛状態の時に起こる愛情を感じるなどの感情は、これらの脳内の物質の分泌量が増加することによって起こるということなのですね。
また、恋愛科学では、失恋した時にも脳内の物質の分泌量が大きく関係しているとされています。
脳のシステムというのは、まだ全てが解明されているわけではないようなので、恋愛科学と脳科学を組み合わせるというのは面白いと思いました。
また、恋愛状態に関しては、どちらかというと心理学的な面での研究が多いような気がするのですが、恋愛科学としての研究もこれからが楽しみですね。

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