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男性の失恋

失恋ドラマの主人公というのは、案外男性が多いような気がしますが、どちらかというと失恋した男性は面白おかしく取り上げられがちですよね。
男性が失恋したところから始まるドラマは、たいていはコメディータッチの作品が多いような気がします。
一方女性が主人公になると、まるで悲劇のヒロインのように描かれます。
失恋の痛手は、それほど変わらないはずなのに、世の中の見方はどうしてこうも男女差があるのでしょう。
それは女性が弱い生き物で、男性が強い生き物だから、なんてはずもないく今やどちらかというと、女性の方が強いくらいです。
その証拠に、失恋の癒し方ランキングというのを見ていると、男性も女性もそれほど変わらないような気がします。
どちらも、時間が経つのを待つとか、寝るとか、泣くというのが上位にランクインしています。
男女を問わず失恋した時は、とにかく泣いて泣いて、泣き疲れて寝て、後は時間が経つのを待つ、こんなものです。

失恋した時の状況にもよるとは思いますが、失恋からの立ち直り方は、みんな似たようなものなのです。
それに、どちらかと言うと、女性よりも男性の方が失恋を引きずる傾向にあるようです。
前の彼女に対する未練に縛られ、新しい恋を探せないまま半年から一年たってしまう人も少なくないそうです。
男性の失恋からの立ち直り方の一つに、仕事に没頭するというのがあります。
仕事に没頭すれば、当然仕事が面白くなり、忙しくなって、新たな恋愛をする時間がなくなってしまうというのもあるかも知れません。
恋愛をしなければ失恋もしない訳ですから、それはそれで悪くはないでしょう。
でも、恋愛をしない人生は寂しいもので、女性はそれを知っているから、そういつまでも恋人なしではいられないんです。
だから、男性も失恋の恐怖に捕らわれず、どんどん恋愛をするべきだと思います。

失恋するから次の恋愛が出来るのであり、失恋こそが本当の恋愛を探す最高の手段なのです。
こんな風に考えれば、失恋なんて、それほど怖くはないはずです。
こうした恋のツボを知っている女性と、知らない男性、そこに恋の失い方の違いが出て来るのだと思います。
近頃は男性のための失恋電話相談室なんていうビジネスもあるようです。
「経験豊富なスタッフが24時間、あなたのご相談に親身になって乗らせていただきます」なんて書いてあります。
でも経験豊富なスタッフって、いわば失恋しなれている人ということでしょうから、それはそれで凄いですよね。
たまたまどこかのブログかサイトで見かけたネット広告だったのですが、私だったらそんなプロにはなりたくないと思ってしまいました。
こんな風に、失恋に関するエトセトラは、いろんなブログやサイトにいろんな形で掲載されています。
みなさん結構そういうブログやサイトを読んで、人ごととばかりに笑ったり、自分が落ち込んでいるときには共感して泣いたりしています。
ぜひ、そんなブログやサイトで失恋からの立ち直り方法を学習してみてはいかがでしょうか。

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