エッチングソーのグリップ部品をセルフで作る、waveさんから出ていますグリップのこ。
この手のシリーズは以前ご紹介したヤスリ当て板なんかでもおなじみです。
この商品はただのノコギリではなく、小型の4種類の刃の形状が利用できるだけでなく、高さ(幅)を調節できるスペーサーパーツに取り付ける事で、一定間隔のミゾ彫りも可能にしている代物です。
設定は1〜6mmの幅で、その幅で安定したミゾ彫りができます。
残念ながら現在そういった工作が必要なパーツがありませんのでミゾ彫りに関しては収録出来ていません、ご了承ください。
代わりと言ってはなんですが、ノコギリの使用感をお伝えすべく、HGガンダム(リバイブ版)の頭部パーツ後ハメ加工をする際に使ってみました。
その工作具合でおおよその使用感が伝われば幸いです。
このシリーズはかなりコストが安く、他にはない工夫がされていながらお手頃価格だと思います。
作る手間は発生するけど、モデラーからしてみれば大した手間じゃないよねw
コレを作るときの注意点は「ソー部分の切り出しを正確にすること」です。
カッターなどで切り出した後、残ったゲート部分?をきれいにヤスリがけしてやらないとグリップ部分に収まりません。
あと、AとBと書かれているグリップには向きがあるので、説明書の番号をよくよんで取り付けましょう。
うっかり同じものだと思い込んでいた私は、うまく挟めるまでに手間がかかりました( ̄▽ ̄;)
刃の厚みは0.15mmなのでわりとへにゃへにゃした感覚ですので、作業中歪みやすく工作時に注意しないと刃が悪くなる可能性があります。
そういう点では耐久性はあまり高くないのですが、こういう刃物は何年も使うものではないと思うので、コストの面を考えると悪くないと思います。
もちろん大事に使えばそれなりに持つと思います。
大改造が当たり前の方には少し頼りないかもしれませんが、汎用性も高いのでちょっとした工作にはちょうど良いと思います。
初級〜中級者向け、という感じかと思います。
細い・薄い刃は細かい工作に向いているかと思いますので、余裕のあるかたは一度試されてみてはいかがでしょう。
参考になれば幸いです。
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