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「運動」と「練習」と「稽古」の違い

「運動」と「練習」と「稽古」の違い

我々が道場で日々行っている事は
「稽古」です。

これは、「運動」でも「練習」でも
ありません。

では、「運動」と「練習」と
「稽古」の違いとは?

私の個人的な解釈です。

運動→体を動かす事
技術の習得などの目的はなく
健康維持の目的で行う行動


練習→技術習得のために
必要な直接的・間接的な動き
またはその反復、方法論は多種


稽古→運動・練習の要素に
「心の成長」を伴わせる。


です。


稽古での第一優先は
「心の成長」です。

技の習得に特化しすぎたり、
生徒のやる気のなさを
ごまかすために
レクレーション的な内容を
盛り込み遊び感覚で行う
こんなのは稽古ではありません。

以前、保護者から、
東京の道場は子供たちが
楽しむように
道場でテンポの良い音楽を
流しているそうです、

また、
エグザイルのダンスをさせて
回し蹴りの訓練を
しているそうです。

子供たちはダンスを
しながら楽しんで
空手の技が上達している
みたいです。

先生もそうやってください。

こう言われた事があります。


もちろん、やりません。


「心の成長」ありきの
「稽古」に楽しみはありません。

稽古の楽しみは、「達成感」です。

脱線しますが、

社会に出て仕事の楽しみと
遊びの楽しみを一緒に考え、
仕事が面白くないと
仕事をすぐやめる人いますよね。

その方は、楽しみ=達成感
の感覚がないのです。

道場生を
そんな社会人に
させるわけにはいきません、
だからこそ、
「正しい稽古」をさせています。


「道場は社会の縮図」


道場で行われる稽古は、
まさに社会に出るために
必要な訓練なんです。


だから、自分の級(立場)の
責任を守る、
気遣いをする、
耐え忍ぶ、
空気を読む、
体力をつける、
話をしっかり聞く、
仁義、礼儀を欠かさない、
気分に左右されず
やると決めたらやる
勇気をもつ
準備をしっかりして挑戦する
そしてくじけても這い上がる、

こういう事をやっているんです。

単調な繰り返しが面白くない、
でもしなくてはならないから
しっかりやりなさい


イタイ、キツイ、コワイ、
分かってます、でも
耐え忍びなさい

挨拶、返事、気合、
行動をキビキビしなさい


道場で厳しく指摘
される事ってこんな事
ですよね。

だって、「稽古」ですから。

さて、今日も一緒に「稽古」を
頑張りましょう。


早田


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