セクターダイアルは、1930年代のアール・デコスタイルを取り入れたデザインで、仕上げや高さに変化を施し、シャープなフォルムの針を使用している。
直径39.5mmと35mmの2サイズを用意し、いずれも薄型で5気圧防水機能を搭載する。また、セリタ社製の自動巻きムーヴメントCal.SW280をベースとしたCal.RW4280を搭載するうえ、透明なケースバックからその内部の動きを楽しむことができる。
ヴィンテージ風のデザインであるボックス型サファイアクリスタル風防は、プラスチック製の風防にインスピレーションを受けたもので、現代技術で硬度の高いサファイアクリスタルを用いる。
これに加えて、長めのケースラグが装着感を高め、ヴィンテージ感を演出。ベルトはカーフレザーとステンレススチールの2種類があり、カーフレザーは滑らかな質感とヴィンテージ感が特徴。ステンレススチールブレスレットは5連仕様で、それぞれ美しいディテールが魅力だ。
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これが、国産初の”本格”ダイバーズウオッチとして広く認知されている。
ちなみに、あえて“本格”の部分を強調したのは、64年にオリエントからいち早く“ダイバー”の名を冠したモデルが登場しているからである。こちらは回転ベゼルを備えるなどスタイリングはまさにダイバーズウオッチだったが、防水性は40mほどだった。
今回取り上げるのは、そんなセイコー ダイバーズウオッチの歴史のなかでも、“植村ダイバー”の通称で知られる150mダイバーの2ndモデル、Ref.6105-8110だ。
いわゆる“スキンダイバー”を改良した1stモデルに対して、2ndモデルではケースデザインを刷新。トノー型のケースフォルムに加え、搭載ムーヴメントも自動巻きの61系キャリバーに改められている。1968〜76年まで製造されたが、70年頃を境に仕様が変更されており、前期・後期に分類される。見分け方としてはリューズガードが追加されたのが後期だ。
“植村ダイバー”の由来でもある、冒険家・植村直己が北極圏1万2000kmの距離を犬ぞりで走破した際に着用していたのはこの後期モデルであり、その過酷なチャレンジをサポートした傑作なのだ。
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