「時計の進歩を200年早めた」と言われる時計職人アブラアン・ルイ・ブレゲが生み出したデザインを、シンプルな3針時計として表現しています。
最大の特徴は、グランフーエナメルが見せる陶器のようなツヤのある美しい文字盤です。
エナメルは琺瑯(ほうろう)とも呼ばれ、ガラス質の塗料のことです。
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金属板の表面にエナメルの粉末を載せ、約800度近くの熱で焼成していくことで、美しいツヤが生まれます。
粉末を載せる下地の塗り上げや、高温での焼成もそれぞれ1度ではなく何度も繰り返し行っています。
とても繊細で高い技術力を必要とし、経験がものを言う作業です。
製造の難しさや完成までに手間がかかることなどを理由に、エナメル文字盤の時計はほとんど見られません。
こちらの時計について、グランフーエナメル文字盤のグランフーとは「大きな炎」を意味しています。
通常は約800度で焼き上げると説明しましたが、更に高温である約1000度で焼き上げられています。
エナメルには傷つきにくく、変色しにくいという特性があります。
最大の特徴である陶器のようなツヤ感は、手にした方のみが実感できる特別な存在感があります。
「ブレゲのクラシック」と聞くと、ギョーシェ彫りのシルバーダイヤル×ローマインデックス×ブルースチールのブレゲ針と言った、王道の組み合わせを思い浮かべる方が多いと思います。
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