2016年09月04日
小学校時代の思い出ー超田舎でのお話
前回,小学校時代の話を書いたが
小学生の半ばで転校した
で,次の学校は上の写真のような
ようやく一学年一学級あるという
超小規模校だった
そこでのお話
田舎の学校なので転校生が珍しく
また,同じ県内なんだけど言葉が
微妙に違ったりして多少浮いた
存在になってしまった
そういう私に相手してくれたというか
つきあってくれたのがBくんって人
このBくん,通学方向が一緒だったんで
なんとなく話かけたりしてるウチに
仲良くなったんだが
あまり周りの評判は良くなかった
私の親からもBくんとは遊ぶなとも
言われたけどね
でも,Bくんはいっつも
知的障害のある同級生と
一緒に登下校してて
よく面倒見てて,子供心にも
Bくんは偉いなぁって思ってたけどさ
まあ,今思えば被差別部落の人だったんだろう
でも,彼と遊ぶとおもしろいのなんのって
鳥もちの作り方や仕掛け方
小動物用の罠の仕掛け方とか
釣りじゃなくて素手で魚を捕まえる方法とか
怪我した時に使える草の種類とか
でかいクギをナイフに加工する方法とか
小学生なのによくそんなこと知ってんなぁ
と畏敬の念の状態
で,あるとき彼の家に遊びに行ったら
これがまた今で言えばサバイバルの
ホームレス生活みたいな家
その辺の木をぶった切ってきた柱に
テキトーに材木打ち付けて
屋根とかまわりにトタン張っただけ
床は土間のみ(畳とか全く無い)
どうして寝てたんだろ
その部屋の中に鶏もいたし
今ならそういう異次元の体験
金出して経験したいって連中が
ごまんといるだろうが
そんな異次元と言うような状況が
日本のあちこちにあったのよね
ついこの前まで
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