2017年04月24日
女性の脳のデータベース能力と男性の浮気に関する考察
1.なぜ,男性は口論で女性に勝てないか?
まず,話をわかりやすくするために男女間の口論のお話をしよう,夫婦でも恋人同士でも男性と女性が口論になるとほとんどの場合男性はタジタジになって退散する羽目になる
こういう場合,女性は,あの時はこうだった,この時はこうだった,あん時もどうこう,こん時もどうこう,って攻撃材料をごまんと繰り出してくるから,男性はこういう言い合いにはとてもかなわない
男性からしたら,えぇ〜そんな昔の話をとか,えぇ〜そんな細かい事をって,記憶の彼方に飛んでるような事件でも,女性は鮮明に記憶してる,こういうネタを次から次に繰り出してくるから,男性はほとんどお手上げ状態になる
2.なぜ,女性は昔のことをよく覚えてるのか?
では,なぜ女性はそうバンバンと攻撃材料を繰り出せるかというと,これはもう女性の脳の構造がそうなってるとしか言いようがない,女性の脳はすばらしいデータベース構造になってる
これはなぜかというと,通常女性は赤ちゃんを育てなくちゃいけない,で,赤ちゃんって泣くしか意思表示ができないから,母親たる女性が,おっぱいなのか,オムツなのか,眠たいのか,なんてことを判断しなくちゃいけない
これはもう,個々の赤ちゃんでそれぞれ違うわけだから,教科書読めば書いて有るなんてものじゃなくて,泣き声や,ちょっとした変化から赤ちゃんの要求を読み取らなくてはいけない
そして,こういうあやし方で泣き止んだとか,こんなふうにしたらよく寝たとか,その時その時の一つ一つの経験則が,その都度脳内で自動的にデータベース化されていく,そういうことに特化してるのが女性の脳
これは,赤ちゃん情報だけでなく,旦那の情報やご近所のゴシップなんかもそれぞれのフォルダーにキチンキチンと整理されていく
で,いざ口論開始となると,旦那フォルダーの中の事件簿フォルダーが,脳味噌のしかるべき場所に解凍されるわけだ,解凍された個々のファイルは,時系列でもコトの大きさ順でも,一瞬で並び替えられるから,相手(男性)の状況に応じて,どの順番でも繰り出すことが可能なのである
この何でもかんでもきちんとデータベース化できる能力は決して侮ってはいけない,男性がいくら鍛えようが,まねしようが太陽が西から上がろうが絶対に勝てない要素である,これは基本的に記憶力がいいとか悪いとか,そういうレベルではなくて,進化の過程で獲得した脳の機能で,女性の基本的形質と思ったほうがいい
3.なぜ,男性の浮気はバレるのか?
前項で女性の脳のデータベース機能の性能について書いたけど,このデータベース能力に女の勘ってヤツが加わるとどうなるか?
奥方:おかえりなさい,亭主:ウンただいま,ってこれだけで,うん?なんかデータベースと違う返事じゃない?うん,の後の間合いがちょっと長いし,ただいまの最初の音の周波数がちょっと落ち気味だし,なんて女の勘が無意識に分析しちゃう
で,この分析結果は,たしかこの前のパーティで若い女性に声かけしたときと一緒のパターンだぞ,この場面で若い女性パターンとかちょっと変じゃない?と,たちどころに比較検討されちゃう,しかもこれが完全オートマチックの無意識自動流れ作業で行われる
この,なんか変じゃないって感じる女の勘ってヤツを侮ってはいけない,その昔,中条きよしが「うそ」って歌を歌ってたけど,その中の歌詞に,「折れたタバコの吸い殻で,あなたの嘘がわかるのよ」って有ったが,これは,先のデータベース能力と女の勘のなせる技であり,事実である
そりゃそうだろ,動物のメスってのは,自分や生まれてくる子供がちゃんと 育つように,生活の糧(まあ,エサですな)を提供してくれることを前提に,オスの子を身ごもるわけで,その契約をスルーするような行為に対しては,あらゆる機能を使ってそれを阻止するように進化してきたわけだからさ
まあ,一般的にメスはオスに比べて体力的に劣るし,行動範囲も狭いから,こういう風に事前に察して浮気を阻止したメスが生き残ってきたわけだから,そのDNAが連綿と受け継がれて,さらに研ぎ澄まされてきたわけだから,女性は遺伝子レベルで浮気阻止能力持ってるということになるね
逆に動物のオスはあっちこっちに自分のコピー(DNA)をまき散らしたいっていうのが,オスの遺伝子の目指すところだから,浮気はオスの本能,つまり,男性の方は遺伝子レベルで浮気したがりなんですな
4.なぜ,浮気をしない男性が存在するのか?
前項で男性は遺伝子レベルで浮気したがりなんだと書いたが,一方で浮気しない男性ってのも存在するってんだからおもしろい,この浮気しないグループはどのような方法で自分のコピー(DNA)を残すかというと,動物行動学の専門家,竹内久美子さんによると,技術や知識でそれをカバーしているんだそうな
太古の昔を考えてみよう,たとえば火を起こすのがうまかったり,武器を作ったり,改造するのがうまかったり,潮の流れを読んだり天候の予測ができたり毒虫や薬草に関する知識が豊富だったり,ということに関して有能な男性がいればその家族や遺伝子の構成が近い近親者なんかも生存の可能性が高くなりDNAレベルで言えば自分のコピーを多く残せることになる
こういう男性は別の男性と争ってまで女性を獲得して(浮気して)まで自分の遺伝子を残そうとはしない,へたしたら絶命の危険もあるし,損だと考える,だから浮気はしない
まあ,現代にもいるよねこういう男性,女性とデートしたりするより,車の改造やパソコンで独自のソフト開発したりしてた方が楽しいとか,なんかの研究に没頭してて野山を駆け回ってた方が楽しいという連中
最近は理系女子って言葉もあるようだが,女性のみなさんは浮気しない男性なら「理系男子」が狙い目だぞ,わりとマジで,ただ,あまりにそっち方面に傾注してる男性だとアナタの方をぜんぜん見てないことが多いというジレンマも生じるわけであるが・・・
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