2015年05月31日
0063.Related U-7がもつ、デュアル・ファンクションという考え方と、その役割にあったスケール選びやフレーズの違いについて考えます。
おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です
♪♪今回はデュアルファンクションのはなし。
DUAL FUNCTIONとは
diatonic mainor 7thコードが
2つの役割を持つ場合のことをいいます
たとえば)key=Cのとき
次のような進行があった場合
このE-7は、
@keyにおけるdiatonicのV-7の役割と同時に、
AX7/Uに対してのrelated U-7の役割も持ちます
このように
同じdiatonic minor 7th chordでありながら
2つの違う役割を持つので
→ Dual functionといいます。
Point!)
アナライズ的にいうと、
●アンダバーでつながっているU-Xは
Relatedしていることを表わしていて、
●同時に、diatonic chordの表記があれば、
→ そのminor 7thコードは
Dual functionしているといえます
■スケール選びに注意
アドリブなどを考える際に、
この役割のとらえ方によって
使うスケールが変わってくるので注意する
この場合、
平行するモードの考えからから
使用するスケールを考えます。
→平行するモードについてはここ
@ diatonicのV-7の役割と捉えると。
→ E Phrygianを使う。
V-7のRootが「E」音であり、
また、Vーなので3番目のモード「Phrygian」
E Phrygianを使うとV-7の役割がハッキリする
A Related U-7の役割と捉えると。
→ E Dorianを使う。
Related U-7と捉える場合は、
調性は、key全体からでなく
その場限りのkeyで考えます。
この場合、解決先のkey「D」をTonicとした
D major scaleのdiatonic chord U-7に対して
アドリブするスケールを考えます
なので、
Related U-7は、Rootが「E」音であり、
その場限りのkeyでの2番目なので「Dorian」
E Dorianを使うとU-Xらしさが際立ちます
●フレーズの例
スケールの感じが分かりやすいように
V-7のフレーズは順次的なものにしてみた。
コード自体は同じものなので
Chord toneだけで動いても
@Aの違いはあまりでない。
→その合間を何のスケールで埋めるのかで
それぞれの役割のニュアンスが出せます。
あ、、書き忘れてた。
譜例。8分はスウィング気味にはねてください。。↓
たった1音、コードトーンに
PhrygianかDorianの音を加えるだけで
全然違う響きをもちますね
フレーズは
すべての音価に、
そのスケールの特徴を出しにいくのじゃなくて
たった1音の選び方が
じつはとても大事だったりします。
ちなみに、
それぞれのE-7とA7の
フレーズの組み合わせですが、
一方がインサイドするもののほうが
もう一方のOutが目立つってこともあるので
(もちろんその逆も。)
あえて入れ替えて、
V-7の役割にPrimary的A7のフレーズにしたり
Related U-7にsecondary的A7のフレーズにてのも
おもしろいとおもう
また今回のフレーズは
あくまでも「コードに合う音」基準でつけてます
実際の曲やアドリブでは
コードに合う音はもちろんですが、
それ以上に
→ よく使われるジャンル特有のフレーズを
そこに利用するってことも多いです。
そうしたよく使われるフレーズについては
また後日ふれていけたらなって思います
今回は以上です。
更新がおくれてすいません。
もし飽きずにいてもらえてるなら
これからもおつきあいください
気合い入れてつくっていきますね
それでは。
♪♪今回はデュアルファンクションのはなし。
DUAL FUNCTIONとは
diatonic mainor 7thコードが
2つの役割を持つ場合のことをいいます
たとえば)key=Cのとき
次のような進行があった場合
このE-7は、
@keyにおけるdiatonicのV-7の役割と同時に、
AX7/Uに対してのrelated U-7の役割も持ちます
このように
同じdiatonic minor 7th chordでありながら
2つの違う役割を持つので
→ Dual functionといいます。
Point!)
アナライズ的にいうと、
●アンダバーでつながっているU-Xは
Relatedしていることを表わしていて、
●同時に、diatonic chordの表記があれば、
→ そのminor 7thコードは
Dual functionしているといえます
■スケール選びに注意
アドリブなどを考える際に、
この役割のとらえ方によって
使うスケールが変わってくるので注意する
この場合、
平行するモードの考えからから
使用するスケールを考えます。
→平行するモードについてはここ
@ diatonicのV-7の役割と捉えると。
→ E Phrygianを使う。
V-7のRootが「E」音であり、
また、Vーなので3番目のモード「Phrygian」
E Phrygianを使うとV-7の役割がハッキリする
A Related U-7の役割と捉えると。
→ E Dorianを使う。
Related U-7と捉える場合は、
調性は、key全体からでなく
その場限りのkeyで考えます。
この場合、解決先のkey「D」をTonicとした
D major scaleのdiatonic chord U-7に対して
アドリブするスケールを考えます
なので、
Related U-7は、Rootが「E」音であり、
その場限りのkeyでの2番目なので「Dorian」
E Dorianを使うとU-Xらしさが際立ちます
●フレーズの例
スケールの感じが分かりやすいように
V-7のフレーズは順次的なものにしてみた。
コード自体は同じものなので
Chord toneだけで動いても
@Aの違いはあまりでない。
→その合間を何のスケールで埋めるのかで
それぞれの役割のニュアンスが出せます。
あ、、書き忘れてた。
譜例。8分はスウィング気味にはねてください。。↓
たった1音、コードトーンに
PhrygianかDorianの音を加えるだけで
全然違う響きをもちますね
フレーズは
すべての音価に、
そのスケールの特徴を出しにいくのじゃなくて
たった1音の選び方が
じつはとても大事だったりします。
ちなみに、
それぞれのE-7とA7の
フレーズの組み合わせですが、
一方がインサイドするもののほうが
もう一方のOutが目立つってこともあるので
(もちろんその逆も。)
あえて入れ替えて、
V-7の役割にPrimary的A7のフレーズにしたり
Related U-7にsecondary的A7のフレーズにてのも
おもしろいとおもう
また今回のフレーズは
あくまでも「コードに合う音」基準でつけてます
実際の曲やアドリブでは
コードに合う音はもちろんですが、
それ以上に
→ よく使われるジャンル特有のフレーズを
そこに利用するってことも多いです。
そうしたよく使われるフレーズについては
また後日ふれていけたらなって思います
今回は以上です。
更新がおくれてすいません。
もし飽きずにいてもらえてるなら
これからもおつきあいください
気合い入れてつくっていきますね
それでは。
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