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Technics SL-1015 クォーツシセサイザD.D.プレーヤ

Technics SL-1015 クォーツシセサイザD.D.プレーヤ
磨き抜かれた単体パーツを一堂に集めた、いわばコンポーネントタイプのプレーヤです。
いまさら説明の必要もないかと思いますが、ターンテーブルはSP-15.
クォーツ・シンセサイザ方式のピッチコントロール機能を備えた3スピードのターンテーブルで、0.1%ステップで±9.9%のピッチが選択できますから、実に597通りの速度がクォーツによって得られることになります。
基本性能については、改めて強調する気にもならないほど優秀です。
起動トルクは3kg・cm。
33.9cmの大型ターンテーブルが0.4秒で立ち上がり、同じく0.4秒で停止するというプロ仕様も満足させる性能です。
負荷特性は針圧500gまで回転数偏差0%。
トーンアームはEPA-500。
これはアームユニットとアームベースから成るシステム式トーンアームで専用アームの適合性とユニバーサルアームの融通性を兼ね備えたマニア志向に徹した製品です。
ベースには、特殊ゴムを一体成型したSH-15B1を採用しています。
その防振効果についてはキャビネット全体がインシュレータになっていることを想像していただくのがもっとも適切でしょう。
SL-1015 標準価格220.000円(ダストカバー付・カートリッジ別)
磨き抜かれた逸品のシステム化、プレーヤーのシステムコンポです。
スイングジャーナル1979年12月号広告掲載より抜粋

システムコンポは、プリアンプ・パワーアンプ・チューナー・スピーカーというイメージがありますが、SL-1015は、レコードプレーヤ自体がシステムコンポであり、ターンテーブルが別売りでした。
SL-1015は、ターンテーブルにSP-15を搭載したモデルで、システムとして、SP-25(60.000円)
SP-10MKU(150.000円)がありました。
オーディオといえば、テクニクスブランドでした。
Technicsのブランドは、いまはなくなりPanasonicに統一されました。
世界統一ブランド名として、Panasonicとなり、オーディオファンとして少し寂しい気持ちがあります。
Technicsのオーディオ製品には、いつも心驚かされました。
好きな音楽を聴くのは、レコードが最高です。










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昔の記事を書いています
古い物が好きで、古い雑誌を見ては懐かしい製品を見つけるとタイムスリップしてしまいます。 使えば使うほど、使い勝手がよくなり、時間が過ぎるほど愛着が沸いてきます。 写真は、現役の頃のMR2です。 現在はメンテナンス中なので、公道は走っていませんが、来春あたりに復活させたいと思っています。
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