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2021年02月02日
生命保険編D 医療保険
こんばんは!
30代の元銀行マン、現役FPのアオさんです!
前回、独身の方の死亡リスクに関する保険の考え方について書きましたが、今日は入院リスクについて。つまり、医療保険についてお伝えしていきます。
これは独身に限った話ではないですが、ご相談を受けていても、保険料を掛けすぎている方が多い部分です。
将来、ケガや病気で入院や手術した場合の費用について、不安に思われる方が多いので、医療保険はかなり需要ある保険だと思います。
ですが、例えば一泊二日の入院でかかった費用が一万円、二万円だったとします。
この場合は医療保険は必要でしょうか?
ほとんどの方は“要らない“と答えると思います。
ではどんな病気であればご不安でしょうか?
おそらくガンなどの三大疾病をイメージされるでしょう。
これも高額療養費制度を使えば、年収にもよりますが、例えば年収約370万〜約770万の方は自己負担額は約10万弱で済んだりします。
年収約1,160万以上の方でも自己負担額は約30万弱で済みます。
また大手企業にお勤めの方は、健康保険組合に付加給付制度というものを設けているところも多く、さらに自己負担額が少なくて済む場合もあります。
ちなみに私のお客様は某大手メーカーさんにお勤めで、肺ガンで10日の入院と肺の摘出手術をしましたが、自己負担は3万でした。
この、高額療養費制度と付加給付制度を考慮すると、医療保険に毎月数千円払い続ける必要があるのかは疑問です。
もちろん抗がん剤治療で入退院を繰り返したりして数ヶ月働けない期間がある場合はあるととても助かるのは事実です。
ですが、その場合は通常の医療保険の日額5,000円などの保障では意味がなく(入院しないと給付金は支払われないし、同じ病気での入院は6ヶ月の免責があるため。)、一時金で数百万という保障を付ける方が適していると考えています。
ですので、まずはお勤めの方は付加給付制度など使える制度があるのかをしっかり確認してみて下さい。
そして、掛け金と入院時の自己負担額が見合っているのか、そもそも貯金でなんとかなるのかを検討してみてください。
働けない期間が不安な方は、三大疾病の一時金のみの保障という考えもありだと思います。
自営業でお一人でお仕事されている方は、働けなくなると、収入減に直結してしまうため、入院は日額保障と別で就労不能保障を検討されてもいいかと思います。
どちらにせよ、健康保険などを使った上で、それでも自分の力ではお金が足りない場合に、足りない部分だけ保険を掛けるという視点を持ってみて下さい。
少しでも参考になれば幸いです
それではまた次回^ ^
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30代の元銀行マン、現役FPのアオさんです!
前回、独身の方の死亡リスクに関する保険の考え方について書きましたが、今日は入院リスクについて。つまり、医療保険についてお伝えしていきます。
これは独身に限った話ではないですが、ご相談を受けていても、保険料を掛けすぎている方が多い部分です。
将来、ケガや病気で入院や手術した場合の費用について、不安に思われる方が多いので、医療保険はかなり需要ある保険だと思います。
ですが、例えば一泊二日の入院でかかった費用が一万円、二万円だったとします。
この場合は医療保険は必要でしょうか?
ほとんどの方は“要らない“と答えると思います。
ではどんな病気であればご不安でしょうか?
おそらくガンなどの三大疾病をイメージされるでしょう。
これも高額療養費制度を使えば、年収にもよりますが、例えば年収約370万〜約770万の方は自己負担額は約10万弱で済んだりします。
年収約1,160万以上の方でも自己負担額は約30万弱で済みます。
また大手企業にお勤めの方は、健康保険組合に付加給付制度というものを設けているところも多く、さらに自己負担額が少なくて済む場合もあります。
ちなみに私のお客様は某大手メーカーさんにお勤めで、肺ガンで10日の入院と肺の摘出手術をしましたが、自己負担は3万でした。
この、高額療養費制度と付加給付制度を考慮すると、医療保険に毎月数千円払い続ける必要があるのかは疑問です。
もちろん抗がん剤治療で入退院を繰り返したりして数ヶ月働けない期間がある場合はあるととても助かるのは事実です。
ですが、その場合は通常の医療保険の日額5,000円などの保障では意味がなく(入院しないと給付金は支払われないし、同じ病気での入院は6ヶ月の免責があるため。)、一時金で数百万という保障を付ける方が適していると考えています。
ですので、まずはお勤めの方は付加給付制度など使える制度があるのかをしっかり確認してみて下さい。
そして、掛け金と入院時の自己負担額が見合っているのか、そもそも貯金でなんとかなるのかを検討してみてください。
働けない期間が不安な方は、三大疾病の一時金のみの保障という考えもありだと思います。
自営業でお一人でお仕事されている方は、働けなくなると、収入減に直結してしまうため、入院は日額保障と別で就労不能保障を検討されてもいいかと思います。
どちらにせよ、健康保険などを使った上で、それでも自分の力ではお金が足りない場合に、足りない部分だけ保険を掛けるという視点を持ってみて下さい。
少しでも参考になれば幸いです
それではまた次回^ ^
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生命保険編C 独身
こんにちは!
30代、元銀行マンFPのアオさんです^ ^
前回に引き続き、独身の保険の考え方をお伝えしていきます。
そもそもどんな保険に入るのが正解というものはありませんので、今回はリスクとそれに対する備えとしてどんな保険が適しているかの話をします。
いわゆる万が一のリスクというと、
@死亡
A入院
B就労不能
代表的なのはこの3つになります。
そして最終的に万が一ではなく、老後リスクもありますが、それは今回割愛します。
老後の資産形成についてはゆくゆく書いていきます。
@死亡
これについては、独身で誰かを養っていない場合、大きな保険金額は必要無いかもしれません。
ただ、親や兄弟が葬儀費用を負担してくれることになるので、葬儀費用分で死亡時200万〜300万程度の保険を準備しておくと、家族にも負担かけずに済みます。
この場合、終身保険でご準備されると、生涯いつかは誰かが負担してくれる葬儀費用を一生涯ご自身で賄うことが出来ます。
あとは結婚が近かったり、親の面倒を見てたりと、誰かの生活を経済的に支えることになる方は、その分も考慮して終身保険や収入保障保険を検討されるといいと思います。
ただ、保険自体不要だと思われる方ももちろんいらっしゃいます。
先日ご相談させていただいた方々は、貯金が200〜300万既にあったり、株や投資信託などで複利でそのくらいの金額は数年後作れるので保険は今は不要だと思うのですが、、
と言われ、確かに論理的にはその通りかもしれませんが、実際は貯金や投資は自分のためのものなので、万が一の場合、誰かに残したくて残したと伝えられるのは受取人を指定出来る生命保険だけだと考えています。
受け取った人、特に親は子供に残してもらったお金は、保険金であっても使わないケースが多いです。でも、保険を掛けた子供の想いは伝わるものです。
保険金を受け取った方がその想いに感動してるところを何度も見てきました。
私は個人的には、生命保険という金融商品は受取人に想いを伝えられる点に他の金融商品には無い価値だと思っています。
長くなってしまいましたが、そんな特徴も踏まえて考えられてみてはいかがでしょうか?^ ^
それでは続きはまた次回に。
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30代、元銀行マンFPのアオさんです^ ^
前回に引き続き、独身の保険の考え方をお伝えしていきます。
そもそもどんな保険に入るのが正解というものはありませんので、今回はリスクとそれに対する備えとしてどんな保険が適しているかの話をします。
いわゆる万が一のリスクというと、
@死亡
A入院
B就労不能
代表的なのはこの3つになります。
そして最終的に万が一ではなく、老後リスクもありますが、それは今回割愛します。
老後の資産形成についてはゆくゆく書いていきます。
@死亡
これについては、独身で誰かを養っていない場合、大きな保険金額は必要無いかもしれません。
ただ、親や兄弟が葬儀費用を負担してくれることになるので、葬儀費用分で死亡時200万〜300万程度の保険を準備しておくと、家族にも負担かけずに済みます。
この場合、終身保険でご準備されると、生涯いつかは誰かが負担してくれる葬儀費用を一生涯ご自身で賄うことが出来ます。
あとは結婚が近かったり、親の面倒を見てたりと、誰かの生活を経済的に支えることになる方は、その分も考慮して終身保険や収入保障保険を検討されるといいと思います。
ただ、保険自体不要だと思われる方ももちろんいらっしゃいます。
先日ご相談させていただいた方々は、貯金が200〜300万既にあったり、株や投資信託などで複利でそのくらいの金額は数年後作れるので保険は今は不要だと思うのですが、、
と言われ、確かに論理的にはその通りかもしれませんが、実際は貯金や投資は自分のためのものなので、万が一の場合、誰かに残したくて残したと伝えられるのは受取人を指定出来る生命保険だけだと考えています。
受け取った人、特に親は子供に残してもらったお金は、保険金であっても使わないケースが多いです。でも、保険を掛けた子供の想いは伝わるものです。
保険金を受け取った方がその想いに感動してるところを何度も見てきました。
私は個人的には、生命保険という金融商品は受取人に想いを伝えられる点に他の金融商品には無い価値だと思っています。
長くなってしまいましたが、そんな特徴も踏まえて考えられてみてはいかがでしょうか?^ ^
それでは続きはまた次回に。
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