複雑な家庭環境というのが母子家庭。
高2で中退。
色々あった山之内すずさん。
自殺防止の言葉も届かないという実感もある中で、
生きてりゃなんとかなる
という言葉は重い。
また、考えや思いをきちんと書き出すという習慣は非常に有益。
自分自身のことは、自分のことだからこそ、客観視がし難く、ぼんやりとしか捉えていないケースがほとんど。
これを実際に書いて、自分で見ると客観視ができる。
書く過程で自分を見つめ直すことができる。
非常に現実的なアドバイスだ。
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Yahoo!より、
家庭環境に悩み、どん底の10代経験した山之内すずさん「生きてりゃ何とかなる」…STOP自殺 #しんどい君へ
9/10(土) 16:00配信
読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3ec1af352deb2e3969e9a8522e9c5d3e3099e5f
記事より、
タレント・女優として幅広く活躍する山之内すずさん。
家に帰るときは、「よし!」といつも気合を入れていました。というのも、母子家庭の末っ子で、家庭環境がやや複雑だったのです。
中学3年で、よりつらさを感じるようになりました。悩みを誰かに打ち明けることもできず、時折闇のような感情が自分の内側でどんどん膨らんでいく感覚がありました。「なんで自分ばかり頑張らないといけないんだろう」。でも、学校では明るいキャラで過ごし、自分で自分をごまかしていました。
高校は公立校に進学しましたが、制服は好みではなく、校則は厳しく、通学時間は長い。正直、行きたい学校ではなかったのですが、家庭の事情がありました。
入学後はほぼ毎日、ファストフード店などでのバイトに明け暮れました。
バイト代は、服代や食事代、ダンススクールの費用にあてるなど、自分にかかるお金は全部自分で払っていました。
1年生の2学期を迎える頃、ついに抑えていた感情が爆発してしまいました。「自分は恵まれていない」「自分は幸せになれない」。考えが頭から消えず、学校にも大好きだったバイトにも行けなくなってしまったのです。夜も眠れず、家にもいたくないので公園など屋外でずっと過ごしていました。
「このまま地元に居続けるのは無理だ。環境を変えたい」。そんな思いから、高校を辞め、自分で稼いで自立して生きていくための計画書を書き上げました。高校1年の冬、勇気を出して親に渡すと、家族は反対することなく、私の思いを受け止めてくれました。安心した私は、ようやく普通に過ごせるようになったのでした。
高校2年から、地元の美容院でカットモデルを始め、インスタグラムなどSNSで発信していました。あるとき公開した動画が大きな話題となり、ネットの番組への出演が決まったのです。
ただ、その番組には、同世代に人気のある有名人が出演していました。番組や個人のSNSアカウントに、私の個人情報や一緒に撮った写真もさらされてしまって。根も葉もない悪口もたくさん投稿されました。
「もう地元を離れよう」。親には自立する計画を認めてもらっていたので、高校を2年で退学し、芸能活動に専念しようと上京しました。
私は多感な10代にどん底まで落ち、つらさやしんどさなどの感情の浮き沈みを体験したことで、今では自分の気持ちの攻略法や対処法がわかるようになりました。当時は、将来に希望が持てず、「明日なんか知らんし。ただ今日を生きるだけでいっぱいいっぱい」という気持ちを抱えていました。でも、乗り越えられたからこそ、大人になってからの今が楽しいですし、自分でも幸せをつかめるのだと信じられるようになったのです。「過去のつらかった自分、よく頑張った。生きていてくれてありがとう!」と感謝しています。
悩みを人に話すことで救われることもたくさんあると思いますが、私に合っていた方法は、自分の感情を文字に書き起こすことでした。SNSのメモ機能などを使い、ひたすら自分の感情を思うまま、感じるままに書いていました。言語化することで、何がしんどくて、つらいのかが理解できるようになったのです。そこから、将来どうしたいかも考えられるようになりました。
自分がつらかった時期は、こうした記事やキャンペーンに対しても「何がわかるんだよ! 大丈夫ちゃうわ」と思っていました。ありきたりな励ましの言葉も大嫌いでした。
だから、今つらい子たちにどれだけ届くかわからないけど、これだけは言わせてほしいです。「生きて。生きてりゃ何とかなる」は本当にその通りです。
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