だが、厳しくするということは現状がダメだということでもある。
つまり、国の検査を代行する日本小型船舶検査機構(JCI)の検査実態の問題を洗い出すことが必要。
デタラメな検査、変更の承認が今回の事故を招いたという話が既に出ている。
こうした話が出ている以上は、もはやJCIに検査を代行させることそのものが不適切なのではないだろうか?
悲惨な事故を2度と起こさないためには、いかにも天下り先の匂いのするJCIを業務停止などにした上で本当に適切な検査機関はどこなのか、公務員を増やしてでも国でやるべきなのかの議論を委員会で行うことが必要だ。
Yahoo!より、
松野官房長官「悲惨な事故二度と起こさない」 知床観光船事故受け国の監査・検査を再検討へ
5/8(日) 14:54配信
FNNプライムオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b2a6c9aca343571d0940981dce0aaac48ccad6c
記事より、
松野博一官房長官は8日、北海道・白老町での会見で、知床半島沖での観光船沈没事故を受けて、国による特別監査や船舶検査などのチェック体制を再検討する考えを示し、「悲惨な事故を二度と起こさないよう取り組みを徹底する」と強調した。
松野長官は、「岸田首相から徹底的な安全対策を講じるよう指示があり、国土交通省の事故対策検討委員会の第1回会合を今週中にも行う」と述べた。そして、「(事故を起こした)事業者の安全管理体制について、国土交通省が、現在実施している特別監査の中で徹底的な調査を行っている」とする一方、「この事業者には、昨年も国が特別監査を行った上で指導を行い、事故発生前にも船舶検査が行われていた」と指摘した。
そして、「国土交通省の委員会で、安全管理規定の実効性の確保、監査や行政処分のあり方、船舶検査の実効性の向上などについて検討が行われる」と
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