肺ではなく喉にウイルスがあるために、飛沫での飛散量が多い。
潜伏期間が短い。
ワクチンが効かない。
ということのようだ。
対策は従来と変わらない。
ただし、飛沫対策はより徹底することが必要だろう。
今の段階で何倍の飛沫量という数字がないが、後で分かった時にはとんでもない数ということになるだろうから。
Yahoo!より、
新型コロナ 日本・世界中で急激な感染者の増加 なぜオミクロン株は広がりやすいのか?
忽那賢志感染症専門医
1/19(水) 7:03
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20220119-00277602
記事より、
現在、世界中で急激な新型コロナ感染者の増加が観察されており、その背景にはオミクロン株の存在があると考えられます。
日本国内における新型コロナの流行「第6波」においてもオミクロン株が主流になっています。
オミクロン株はデルタ株よりもさらに感染力が強いようです。
その理由として、
・上気道で増殖しやすい
・潜伏期が短い
・ワクチンや過去の感染による免疫から逃れやすい
などが考えられています。
オミクロン株の特徴として「感染力の強さ」「重症化しにくさ」が分かってきましたが、これはウイルスの増殖する部位がこれまでの新型コロナウイルスと異なるためではないか、ということを示唆する複数の研究結果が出てきています。
ヒトでのものではなく、実験室での肺組織を使った研究や、動物実験ではありますが、オミクロン株は従来のウイルスよりも肺組織で増殖しにくい、そして上気道で増殖しやすいといった研究結果が香港、ベルギー、イギリス、そして日本からも報告されています。
上気道でウイルスが増殖しやすいので飛沫に含まれるウイルス量が増えて感染力が強くなっている一方で、下気道でウイルスが増殖しにくいことで肺炎を起こしにくく重症化しにくいことにつながっている可能性があります。
オミクロン株の感染者が広がりやすい理由の一つとして、潜伏期(正確には発症間隔 serial interval)が短くなっているためと考えられます。
オミクロン株は新型コロナワクチンを2回接種している人が持つ免疫や、過去に感染した人が持つ免疫からも逃れて感染が成立しやすい、という特性があります。
オミクロン株に対しても感染対策の原則は変わらない
このように、オミクロン株は従来の新型コロナウイルスよりも広がりやすい特性があります。
しかし、特殊な経路で感染するようになったわけではなく、これまでと同じ感染経路で、これまで以上に感染しやすくなっただけですので、これまでの感染対策が無効になったわけではありません。
3つの感染経路を意識した感染対策が重要です。
接触感染に対してはこまめな手洗い、飛沫感染やエアロゾル感染に対してはマスク着用と3密を避けることで感染を防ぐことができます。
これらの基本的な感染対策を、これまで以上に丁寧にしっかりと行うようにしましょう
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