パワーエックス。
面白い。
Yahoo!より、
世界初「電気を運ぶ船」建造へ 船を海底ケーブルの代わりに 目指すは自然エネの“爆発的普及”
8/18(水) 17:12配信
新発想「電気を運ぶ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc3df09b8cb4756a2b5160de24383c826d62d523
記事より、
世界に例のない「電気を運ぶ船」を建造する壮大なプロジェクトが日本で始まります。
自然エネルギーの普及、蓄電、送電の新規事業を展開する株式会社パワーエックス(PowerX、東京都港区)が、2021年8月18日(水)にオンラインで事業発表を行いました。
パワーエックスは、ZOZOの取締役兼COOを退任した伊藤正裕さんが3月に設立した新しい会社。同社が掲げた事業は大きく2つあり、ひとつが、電気を運ぶ船「パワーアーク」の自社開発、もうひとつが、国内に大型の蓄電池工場を建設することです。
このうち電気を運ぶ船は、コンテナ型の蓄電池に電気を貯めて船で「送電」するという発想で、洋上風力発電所の拡大をにらんだもの。従来、発電所から陸までは海底ケーブルで送電されていましたが、船が海底ケーブルの代わりになるといいます。
「より風の強い沖合へ洋上風力を建設することが容易になります。高圧の電気を通す海底ケーブルの建設は、環境面の負荷も大きいものですが、電気運搬船はケーブルより送電コストも安く、早期に送電を実現することが可能です」(伊藤社長)
初号船に予定している「パワーアーク100」は船長約100m、船舶コンテナ型の蓄電池を100個搭載し、220MWh(メガワットアワー)の蓄電が可能。これはおおよそ1都市(2万2000世帯)の1日分の電気だそうです。災害時に大規模な停電などが発生した場合、「船が有事の電源になる」(伊藤社長)とのこと。
より大型の船も計画しており、コンテナ3000個を積める全長220m級の船であれば、5660MWhの電気を運搬できるとのこと。船の航続距離はパワーアーク100で100〜300kmだそうですが、これは電気推進のみの場合で、クリーンディーゼルなどの燃料を組み合わせることで1000kmの航行も可能になる見込みだそうです。
初号船は2025年完成予定。パワーエックスはこの「電気の輸送」により、自然エネルギーの“爆発的普及を実現する”ことを事業ミッションに掲げています。それに先駆けて展開するのが、もうひとつの柱、蓄電池工場の建設です。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image