一言で言えば、観光地だから。
それだけの話だ。
その次には若者が多いことなどがある。
観光地はどうしても東京や大阪などの都市部からの新型コロナウイルスの持ち込みを招いてしまうということだろう。
Yahoo!より、
なぜ、沖縄では新型コロナの流行が繰り返されるのか?
高山義浩 | 沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科
3/31(水) 16:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/takayamayoshihiro/20210331-00230208/
記事より、
先週、東京出張で那覇空港から羽田へと往復しましたが、どちらのフライトも、ほぼ満席。那覇空港のロビーは写真のように大混雑していました。春休みの観光シーズンが到来したようです。この光景は久しぶりです。
パンデミックの影響で海外旅行も難しくなりましたので、春休みの家族旅行や卒業旅行で沖縄が選ばれるようになっているそうです。首都圏の緊急事態宣言が解除されたことも、開放感を高めているかもしれません。
しかしながら、コロナは人の移動について回ります。すでに、沖縄県は、新型コロナウイルス流行の第4波へと入りました。直近1週間の人口10万人当たり陽性者数は5.21人/日で、宮城県の5.85人/日に次いで全国で2番目
なぜ、これほど流行が繰り返されるのか・・・、沖縄県で感染症医をしていると、しばしば質問されますが、明確に根拠をもって説明することは難しいです。少なくとも、「観光客が多い」などといった単一の要因ではないはずです。
1年にわたって、沖縄県で患者さんの診療に携わり、集団感染の現場で指導に入り、疫学情報を丹念に確認してきた医師としての印象はあります。沖縄に限らず、今後、地方において対策を進めていくうえでの参考になればと考えてみます。
その1 人口密度の高さ
その2 移動人口の多さ
その3 若者人口の多さ
その4 有配偶率の低さ
沖縄県の壮年層(50代、60代)の有配偶率は66.7%と全国最低
男性たちは、少なからずスナックで晩御飯を食べています。女性たちは、昼にカラオケで集まったりします。あるいは、信頼の深い友人同士が定期的に集まる「模合」という沖縄独特の親睦制度もあります。
その5 世代間交流の活発さ
その6 締め切った生活環境(夏季)
その7 在沖米軍における流行
沖縄には、駐留する米軍の軍人、軍属、そして家族が、約5万人住んでいます。これら在沖米軍における感染者数は、3月30日までに1,134人と報告されており、人口比では沖縄県民の4倍近く
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