一方で、浜岡原発は不明という。
そもそもKYBは免震・制震用のオイルダンパーの最王手だが、そこが偽装をしていたわけだ。
公表するかどうかはともかく、所有者にさえ偽装オイルダンパーが正確に何本使われているかさえも連絡ができていないというのがKYBの実態。
これでは、風評被害が起こるのは当たり前。
せめて、公表するなら所有者に状況を詳細に知らせてから公表する必要があると思うのだが、それでも、すでに公表された70件は所有者からの了解は得ていたという。
何でも公表をするという公の考え方もあるだろうが、あまりにも説明できない状態での発表については、そこまで今回の耐震偽装事件でいち早くリストを出すことが必要だったのかというのは少々疑問。
さらに、適合の確認をするのが偽装企業のKYBというので、はい、おしまいというおとで良いのだろうか?
実際、中部電力は、
装置を取り外して再検査を行う方針
としており、自ら検査を行うとしている。
この数字が果たしてKYBが報告してくる数字と同じものとなるのか?今後の推移について注目する必要がある。
Yahoo!より、
KYB問題 愛知県庁は13基が「適合」浜岡原発は「不明」
10/25(木) 8:24配信 メ〜テレ(名古屋テレビ)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00188411-nbnv-l23
記事より、
・愛知県は24日、県庁本庁舎に設置されたオイルダンパー14基のうち、「不適合だった1基を除く13基は国の基準に適合している」とKYBから報告があったと発表
・中部電力の浜岡原子力発電所では、KYBの子会社が製造した免震用のオイルダンパーが32基使われていますがこれらの免震装置に検査データの改ざんがあったかどうかについて、KYB側から中部電力に「現時点で不明」と回答があった
・データの改ざんがあったかどうか分からないと、国が行う原発の再稼動の審査に影響する可能性があり、中部電力では装置を取り外して再検査を行う方針
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