ただし、自動運転やカーシェアという観点からは電気自動車ほど自動運転に適したものはない。
電気自動車の本質はモーターで駆動するために電気的なコントロールが極めて容易だからだ。
アゴラより、
【GEPR】革命的な変化は「ガソリン車からEVへ」ではない
2017年08月18日 14:03 池田 信夫
http://agora-web.jp/archives/2027836.html
記事より、
本質的な変化は「内燃機関からEVへ」ではなく、自家用車がウーバーのような配車サービス、TaaS (Transport as a Service)に置き換わることだ。自家用車は、きわめて効率の悪い乗り物である。アメリカでも19世紀には鉄道が主要な乗り物だったが、自動車メーカーと石油資本が政治力で鉄道をつぶした。アメリカの田舎ではタクシーも拾えないので、遠いバス停まで行ってめったに来ないバスに乗るしかない。
これに対して日本のように公共交通機関の発達した国では、電車とバスでほとんどの用は足りる。地方ではタクシーを使えばいい。毎日1000円タクシーを使っても、年間36万円。自家用車の維持費より安い。週末の家族旅行はレンタカーで十分だ。もっている時間の3%しか使わない自家用車を「所有」する意味はないのだ・・・
アメリカの話はしらないが広大な平野を持つアメリカは日本とはかなり事情が異なるようだ。
しかし山間部などでは日本でも肝心の運転できる人が足りなくなるという問題はある。
自動運転、カーシェアは移動距離は大きく異なるものの、ピックアップをするという意味ではどの国でも技術革新が期待されるものだ。
また、日本で車を持つ必要がないというのは本当にその通りで、こうしたカーシェアを本格的に進めるには、もう少しカーシェアサービスに金を出せばいい。
今ではガソリンスタンドでもレンタカーを営業する時代だ。
日産のノートe-powerは非常に現実的な電気自動車で電気を発電するのがエンジンで、その電気でモーターを駆動するというハイブリッド。
これならIoTのコントロールに乗りやすいし、かつ、ガソリンも売れる。
ガソリンスタンドもこれからの人口減少時代にただガソリンを売るだけでは経営が成り立たない。
レンタカー、カーシェアのネットワーク、自動運転の監視などをすることで新しいガソリンスタンドに生まれ変われるのではないか。
マイカーが自動運転タクシーに代わる実用的なサービスを実現させ、それを特許にすることで日本の自動車産業は新しい展開が可能となるのではないだろうか。
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