１０万円生活

また、たかぎなおこさんのコミックエッセイを図書館で借りてきました。

上京はしたけれど。 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

たかぎさんが出身の三重県から上京した当時のお話。
地方から夢をかなえるために上京された人ならあるあると共感できるんじゃないかなという内容でした。

私は父の仕事の関係で数年ごとに引っ越すという子供時代を送っていました。
高校受験に困るとまずいという理由で中学の途中で父の地元に引っ越して落ち着いた時はほっとしました。
これでもう転校はしなくていいんだ、と。

特に父の地元が気に入ったというわけではありませんが、とにかく違う街に行くということが嫌で仕方なくなっていた私は、高校はもちろん大学・就職も地元で決めました。
何度か引越しはしていますが、ずっと同じ街に住んでいます。

おそらくこのまま地元を離れることはないと思いますが、この本を読んで違う街に住むというのはどういうことかなと考えました。

東京にも大阪にも住んだ事はあります。
でもそれは子供時代のこと。
子供の私は転校がいやで、慣れた街をまた離れるのが辛くて泣いていただけ。
住むところを探し、色々な手続きを済ませ、挨拶回りをして、引越しの準備をして、泣いている子供をなだめる父や母は大変だったでしょうね。
本当に頭が下がります。