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2024年04月10日

カルダノ(ADA)、World Mobileとのパートナーシップを巡るFUDに創設者が対処!ノンストップチェーンの実績に注目!



2024年3月19日、TimesTabloidが報じた記事(Cardano Creator Addresses FUD Surrounding World Mobile Partnership)の内容です。

タイトル:カルダノ創設者、World MobileとのパートナーシップをめぐるFUDに言及


カルダノ(ADA)の創設者チャールズ・ホスキンソン氏は最近、暗号コミュニティ内で度々、FUD(恐怖、不確実性、疑念)と呼ばれる否定的なコメントが増加していることに対処した。このような懐疑論の増加は、カルダノがWorld Mobileと提携した時期と同時期に起こっている。World Mobileは、サービスが行き届いていない地域にインターネット接続を提供することを目的としたプロジェクトである。

コミュニティの懸念への対応

ホスキンソン氏は、人気のソーシャルメディアプラットフォーム「X」で、カルダノコミュニティーをターゲットにした「FUDの波」が来ていると認識している。同氏は、このような否定的な見解は、周期的なものである可能性が高く、プロジェクトのポテンシャルとロードマップが大きな支持を得るたびに再浮上するものだと述べた。

論点の中心となるのは、カルダノのロードマップとWorld Mobileの特定の目標が交差している点である。ID管理、パートナーチェーン、カルダノ独自のプログラミングモデル(eUTXO)などの分野が混乱の火種となっている。

チャールズ・ホスキンソン氏のXの投稿

スクリーンショット (262).png

「今週末はFUDが降り注いでいます。カルダノのポテンシャルとロードマップに皆が熱狂しているために、FUDの波が押し寄せる時期なのでしょう。

World Mobileに関して言えば、そのプロジェクトの目標達成には、文字どおり空中を飛び回る複雑なハードウェアを扱う世界規模の異種プロトコルの構築、ライセンスを得た周波数帯、ユーザー主導のネットワークの成長、そして私たちが向かっている量子的現実の未来への備えが必要です。ブロックチェーンエコシステム全体を見ても、何十億ものユーザーを巻き込むこのような規模のプロジェクトを解決に導く能力やその技術を備えたシステムは存在しません。これがWorld Mobileがそのシステムを構築しようとする理由です。

カルダノのロードマップは、アイデンティティ、パートナーチェーン、また、eUTXOをはじめとする独自のプログラミングモデルに強く焦点を当てており、きわめて重要な形で交差しています。ガバナンスなどの他の懸念事項の中でも、ここに挙げた要素が、パートナーチェーンを拡張させるためのビルディングブロックになっています。

パートナーチェーンはどうやらカルダノではないようだという誤解がコミュニティの一部で繰り返し起きていることに気づきました。これは私の理解を超える内容です。なぜなら、それが、2016年初頭にカルダノがCardano CL(Computation Layer:計算層)に言及した理由だからです。World Mobileチェーンのような超複雑なプロジェクトには、コンセンサス、台帳ルール、ネットワーク設計、トランザクションのセマンティクスのバリエーションを含め、独自のプロトコルが持てる自由が必要だという発想をみんな忘れてしまったのでしょう。Midnight、サービスとしてインフラを提供するDApp、そして分散型ソーシャルネットワークのようなコンセプトにとってもこの現実は同じです。

パートナーチェーンのポイントは、カルダノによって保護され、2300日以上24時間365日ノンストップで稼働しているきわめて強固なインフラを享受しながら、これを実行するためのフレームワークを提供することです。第2のポイントは、ブロックチェーン業界全体に販売するサービスのためのローンチパッドを提供することです。もう一度言いますが、当初から何千回も繰り返し、相互運用性が第3世代ブロックチェーンの柱であると述べてきました。数字が上がることにこだわる人たちであっても、クロスチェーン取引はネットワークの価値にとっていつだって良いことに変わりはないのです。

World Mobileチェーンは、接続していない人々をつなげようとしています。カルダノに接続されていない人たちだけでなく、他の業界をもねじ込んでいるのです。全員が、平等で公平なルールを備えた分散型ネットワークによって接続される必要があります。パートナーチェーンのポイントは、私たちがMidnightで実証しているように、これを実行する方法のモデルを提供することです。

ロードマップは変わっていませんが、フレームワークとコアインフラはこのパラダイムにとって新しく、Midnight dev netの成長に見るように、成熟には時間が必要です。私たちIOGは、World Mobileと協力して、World Mobileがその使命を達成できるよう支援し、カルダノが確実にそのストーリーの一部を構成し続けることを楽しみにしています。

大がかりなミッションではありますが、World Mobileチームとそのリーダーであるミッキーには、それを達成するスキル、誠実さ、そしてビジョンがあるのです。」


パートナーチェーン:敵か味方か

ホスキンソン氏は、パートナーチェーンに関して流布している誤解を取り上げながら、パートナーチェーンは別個のものではなく、カルダノのフレームワークを拡張したものだと強調した。これによって、World Mobileのようなプロジェクトは、カルダノの強固なセキュリティインフラを活用しながら、カスタマイズされたプロトコルを開発することができるという。

また、ホスキンソン氏は、カルダノのような第3世代ブロックチェーンのコア機能であるクロスチェーントランザクションの重要性を強調した。このようなトランザクションはブロックチェーン間のシームレスな相互作用を可能にし、最終的には相互運用性を実現することによってネットワークの価値を高めることができる。

カルダノのビジョンとWorld Mobileの役割

ホスキンソン氏は、カルダノの中核をなす使命、「接続されていない人々をつなぎ、公平で公正なルールを備えた分散型ネットワークを構築する」ことを繰り返し述べた。また、World Mobileのリーダーシップと、デジタルインクルージョンという共通のビジョンを全面的に支持する姿勢を示した。カルダノの開発を支えるInput Output Global (IOG)とWorld Mobileの協力体制は、プロジェクトが継続的に進展することと、カルダノの役割が不可欠であることを確実にしている。

ホスキンソン氏はさらに、World Mobileチェーン(WMC)のようなプロジェクトの複雑さを認識していた。同氏は、このようなプロジェクトでは、それぞれの要件に合わせた独自のプロトコルを自由に開発できるようにする必要があると述べた。

これには、コンセンサスメカニズム、台帳ルール、ネットワーク設計、トランザクションの処理について、それぞれ個別のアプローチが必要になることが考えられる。カルダノのエコシステム内でこのような柔軟性を可能にすることによって、イノベーションを促進し、多様なプロジェクトのニーズに対応できるのだとホスキンソン氏は考えている。

ホスキンソン氏のツイートは、World Mobileとの提携を巡るFUDを払拭することを目的とするものだった。そうすることによって、同氏はパートナーチェーンの重要性、カルダノのコアビジョン、World Mobileとの協力的な取り組みに光を当てながら、最終的にはカルダノコミュニティ内にもっと多くの情報を盛り込んだ前向きな見通しを育んだのだ。


(記事は以上です。)

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