ミヨツクのアニコミファン日記

今日ご紹介したい漫画はこちら

おせんです。

この漫画は今失われつつある日本の”わびさび”を思い起こさせる

とても風情のある作品だと思います。

この作者さんの特徴は何と言うか上品な下品という言葉がしっくりくる

見る人によっては多少下品に見えてしまう作風の方です。

取り繕って上品に振舞っているより人情味の溢れた下品の方が

遥かに魅力的に感じる人間だと気付かせてくれます。

作者さんについてはこれくらいにしてこの漫画のあらすじを語りましょう。

主人公はもちろんおせんさん・・・と言いたいところですが視点は

江崎グリコ・・・もとい江崎ヨシ夫と言う帳場見習いの青年のドタバタ

奉公記と言ったほうがいいかもしれません。

しかし、一升庵という料理屋のただひたすらにまっつぐな姿勢と

おせんさんの人柄やその立ち居振る舞い審美眼に至るまで非常に

洗練された姿と魅力的な人々との関わりが描かれたとても素敵な

作品だと思います。

現在はこちら


おせん　真っ当を受け継ぎ繋ぐ。です

是非一度読んでいただきたい作品ですね。

余談ですが

作者さんはあまり自慢しませんが塩麹の火付け役となった漫画です。

なお、こちらでPC・スマホでも読めます。ぜひお試しください。