2010年02月26日
素敵なチャイナドレス
チャイナドレスについて
中国の服装と言えば、皆様が頭の中にすぐ思い浮かべるのはチャイナドレスではないでしょうか。
チャイナドレスと言えば、はっきりとした体のライン、大胆なスリットがセクシーという印象がとても強いですね。一度は着て見たいと思っている日本人女性も多いかと思います。チャイナドレスは、中国女性の優美、上品、気質を現しているドレスです。
まず、名前の由来についてですが、チャイナドレスの中国語での名称は「旗袍(チーパオ)」です。英語では、Chinese dress(チャイニーズ・ドレス)、 または cheongsam(チョンサム)と言います。
Chinese dressは、そのまま中国のドレスという意味です。Cheongsamとは、広東語(中国語の方言)の長衫(長い上着という意味)の発音がそのまま英語化されたものです。
チャイナドレスは、もともとは漢民族のものではありません。もともと満州族の民族衣装でした。ゆったりとしたデザインで、旗袍の下にはズボンを着用するなど、現在のチャイナドレスとはかけ離れたものでした。満州民族衣装として300年間変わらなかったチーパオが、現代のチャイナドレスに改良しはじめられたのが20世紀初期。上海から全国一面に広がり大流行となり、1930〜1940年代はチーパオ最盛の時代でした。当時の上海お嬢様たちが乗馬・ゴルフなど贅沢な社交生活に夢中になり、チーパオも改良されて流行になったといわれています。以降、乗馬などの目的とは別に、体形を隠すための満州チーパオから、女性のラインを美しく見せる現代のチャイナドレスに改良され、全世界から注目を浴びました。
日本人女性の皆様一度着て見ませんか!