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パンダVPNってどうなの?中国でつながる?
パンダVPNは無料のVPN接続サービス。
公式サイトはこちら。
仕組みは、IDとPASSとIPが表示されているので、これをWindowsに標準装備されているコントロールパネルの「ネットワークとインターネット」の部分から設定するだけ。
もしかしたらパソコンに詳しくない人からするとちょっと難しいかもしれないです。
それでも、パンダVPN公式サイトにしっかり図解で接続方法が載っているのでその通りにやれば設定はできるはずです。
ただ、つながらない
設定はできたとしても、問題は中国でつながらないこと。
原因としては、無料VPNなのでサーバーの数が少ないことと、すでにこのパンダVPNのサービス自体が中国政府に監視されてしまっているためにブロック対象になっていること…。
それで、Windowsで設定する場合はまれにつながりますが、iPhoneやAndroidなどのモバイル機器ではまったく接続ができません。
モバイルでまったく接続できない件については、VPNサービス提供者や中国電信や中国聯通、中国移動各ISPにも聞いてみましたがほぼ同じ回答で、「ブロックシステム(金盾)のプログラムでモバイル機器は特に厳しく制限されている」とのことでした。
モバイル機器がつながらなかったのは有料VPNの「ホープムーン」も一緒でしたね。無料や格安だと規制がかかりやすいんでしょうか。
⇒評判はいかに?格安VPNホープムーンを中国で使ってみた!
無料VPNは、契約も必要なくすぐに使えるのが魅力的ではありますが、その分接続先の情報(IP)も公になってしまっているので、それも中国政府の規制にかかりやすくなっている原因なのかもしれません。
無料VPNが繋がりにくいのは、つくば大学の「VPN Gate」(サイト内リンク)も一緒ですね。
ということで、日本でVPN使うのであればパンダVPNは手軽でありだと思いますが、中国ではつながらないので設定したりする時間がもったいないなぁと思います…。
短期間で、とりあえずVPNの使用感を試したいときは海外VPNの「HideMyAss」がいいかもです。7日間以内だったら無料トライアルができます!
関連記事:HideMyAss!VPNが7日の無料トライアル期間を開始!気軽にお試し!
タグ:国内VPN
海外の無料VPN紹介:VPNBOOK
海外のFree VPNの VPN BOOKをご紹介します。
以前私が中国から使った時には繋がらなかったのですが、参考になる点があるかと思います。
Free VPN - VPN BOOK
特徴
- 基本使用料は無料(有料プランもあり)
- 接続方式はPPTPとOpenVPN
- サーバーはヨーロッパ・アメリカ・カナダ・ドイツ(日本サーバー無し)
- 無料試用の場合は登録なしで使える(パンダVPNに似ている)
使いやすさ
無料VPNということで、中国で全くつながらなかったパンダVPNに似ています。
パンダVPNと比較してみると、パンダVPNがPPTP接続しかできなかったのに対し、VPNBOOKではOpenVPN形式での接続に対応しています。
この点が国内の無料VPNよりポイントが高いのですが、日本サーバーがないのは痛いですよね・・・。
VPN BOOKはどうなの?
OpenVPNの接続設定ファイルを探していて見つけたのですが、OpenVPNをWindowsで使いたいと思う人には簡単に接続先情報が手に入るのが良いところだと思います。
公式サイトに行って特に登録作業をすることなく利用することができますので気になった方はぜひ!
でも、無料VPNは安定していないのとセキュリティの面が不安なところもあるのでご利用は計画的に。
Free VPN - VPN BOOK
photo credit: Server2 via photopin (license)
タグ:海外VPN
無料VPNの【VPN Gate】中国で繋がらない?
中国から公式サイトにアクセスできないというVPN Gate。
もし今中国国内にいるとしたら、このVPN Gateの公式にアクセスできないはずです・・・。
でも無料VPNなので、ちょっと気になるという人もいるのでは?
中国国内からではアクセスできませんが、日本や香港など規制がない国でクライアントソフトをダウンロードしておけば、もしかしたら使えるかもしれません。
VPN Gateは繋がる?
私は香港近くの広東省に住んでいますが、私の地域では繋がらないです^^;
使っているISP(インターネットサービスプロバイダー)は、中国移動の光です。
ただ、他の地域や使用しているISPによっては使えるかもしれません。
冒頭にも書いたように、中国国内からVPNGateの公式は見られません。
VPNGate公式のミラーサイトを教えてくれるサービスに登録しておけば、中国の規制をかいくぐって公式サイトにアクセスできるようになりますが、このサービスを登録するページもアクセスできないはず(^^;
このミラーサイトのアドレスはしょっちゅう変わるので、たぶん今現在(2015年11月27日)のアドレスもすぐに使えなくなってしまうと思います。
参考までに載せてみると・・・
- http://42.112.17.38:53169/ja/ (Mirror location: Viet Nam)
- http://sisley.knu.ac.kr:44459/ja/ (Mirror location: Korea Republic of)
- http://FL1-119-239-158-140.tks.mesh.ad.jp:61148/ja/ (Mirror location: Japan)
- http://112.186.123.24:19160/ja/ (Mirror location: Korea Republic of)
- http://121.135.165.216:55989/ja/ (Mirror location: Korea Republic of)
もう中国のネット規制のすごさを感じますよね。
もし使えるようだったらこのVPN GateでVPN接続するのは大いにありだと思います。
同じ無料VPNのFreeGateと比べると、接続のしやすさはだいたい同じくらい。
サーバーをいろんなところから選べるのはVPN Gateのほうが上ですね。
でもVPN Gateもやっぱり規制対象になってしまっています。
参考までに、中国の同じ地域に住んでいる友達はVPN Gateのほうが繋がっているということでした。
同じ市内であっても繋がらないことがあるのが、規制の現状なんですよね。
中国で安定したネット環境を手に入れたいと思ったらやはり有料VPNのほうがオススメです。
もし無料VPNに繋がらない!ということでしたら無料お試し期間もある有料VPNを検討してみてはいかがでしょうか。
参考記事:有料VPNの比較・セカイVPNよりHMA!のほうがオススメな3つの理由
タグ:国内VPN
無料VPNならまずはFreeGateから始めてみよう!
今回は無料VPNのFreeGateについてご紹介いたします。
FreeGateは中国深セン開発のネット規制対策ソフト!
Freegateは动态网という中国の企業が無料で提供しているシンプルなVPNソフトです。
このwindows用ソフトを使うことによって可能になるのが、
- 中国国内からのネット規制対策
- 日本国内からのIP変更やセキュリティ対策
ということになります。
しかし私が思うに、無料のFreeGateですが中国大陸からは規制されてしまっている印象です。
日本国内からであれば十分使用できるのですが、中国政府も無料VPN対策はしてあって、中国国内ではちょっと使い物にならないかな・・・という印象です。
持っておいて損はないけど使うことは厳しい・・・という印象でしょうか。
Freegateの使用方法
FreeGateはDYNAWEBというサイトで無料公開されています。
しかしこの公式ページは英語と中国語だけで日本語がありません。
言い忘れていましたがFreeGateのソフト自体も英語と中国語だけです^^;
まずはこの公式サイトからダウンロードします。
zipファイルに入っているファイルは一つだけ。上のTOP画像にも使われているアイコンです。
これはダウンロード時のバージョンによって数字が変わっていると思います。(解説時のバージョンは7.57)
解凍し起動するとこんな画面が出て、歯車のアイコン(settings)を選択すると設定画面が出ます。
基本的にはこのメインウィンドウで「Turn ON(再生マーク)」をクリックすれば、サーバーに繋がってVPN接続が可能になります。
特に設定をしなくても使えるのがフリーゲートのいいところですね。
もしダウンロードした状態で使えなかったら、高確率で繋がらないと思います。(中国の規制の影響)
こちらが設定画面です。
Start Freegate upon computer setupは、チェック有でWindows起動時にフリーゲートを立ち上げる。
Skip proxy settings window when program startsは、チェック有でFreegateプログラム起動時に設定画面を表示しない。
設定はこの2つ位しておけば大丈夫です。
右側にはTunnel(チャンネル選択)があり、A tunnelとF Tunnelがあります。
Aチャンネルに接続できなかったらFを選んでみましょう。
Freegateではこの設定画面にもあるように、接続先が2サーバーしかありません。
ネット規制がかかっている場合サーバーのIPアドレスで制限されてしまっていることになります。
もし使えなかったら他の無料VPNか、繋がりやすい有料のVPNを検討してください。
使用感想
紹介部分でも書いたのですが、現在の中国では使える可能性が低いソフトです。
無料でVPN接続できるメリットはあるのですが、繋がらなかったり極端に接続速度が遅いと思います。
日本で使用してみたところ、すぐに接続できて回線も比較的速かったです。
もし旅行で短期間中国に行くとしたら、念のためFreegateをインストールしておけば有料のVPNを契約しなくてもよいと思います。
2か月以内の中国滞在でしたらセカイVPNが最大2か月試用期間準備されているのでこれを使うのもアリだと思います。
関連記事:有料VPNのセカイVPNとHideMyAss!比較
フリーゲートはAチャンネルとFチャンネルというくくりしかないので、いったいどこのサーバーに繋がっているのかが分からないというデメリットもあります。
VPNは本来セキュリティ対策にも使えるのですが、無料VPNや個人のVPNサーバーを提供している場所だと接続先やセキュリティ対策が不透明なところもあるので、使用は自己責任でお願いします。
タグ:海外VPN