主婦ミチルの日常

夕焼けに 追いかける飛行機のライト 煌めきはじめる 彼方に 数知れない時間が流れて 突然 ちっぽけな存在の 儚さに吸い込まれる 果てしない あの向こうに 果てしない 灯りを 横切るライトを また追いかけるうちに このまま溶け込んでしまえたら 消えゆく胸の痛み 詩を書くということ 日常と宇宙と【電子書籍】[ 谷川俊太郎 ]

冷たい季節は 流れが速く 今の陽ざしは 星空になる 過ぎた時の色が 変わった今 立ちすくむ時が　ただ 今しか存在しない まばたきの間に 陽ざしの中 目を閉じたら 星空になる 詩を書くってどんなこと？【電子書籍】[ 若松英輔 ]