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2024年11月19日

「都会の旅」ミチルの詩集


春は まだ浅い

夜明けの街は

まだ肌寒い

きのう あこがれていた人が

今は となりで眠るけど

心通わぬ人だから

知らぬ顔をしていよう

あたたかい陽がさす中で

ただ

きのうに戻るだけ
posted by michiru30 at 15:11| 詩集

2024年10月30日

「永遠のいつか」 詩人ミチル

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大人はいつも
それは今度ね
またこの次にね
と言った
またね
そのうちにね
それがいつかは知らないが
それは来ないと気づきながら
それでもその言葉を
信じて 何度も
信じて 待ち続けた
あの日のあの子は 
今も
同じ言葉を信じながら
来ないことを知りながら
待っている




タグ:ポエム 詩人
posted by michiru30 at 22:58| 詩集

2024年10月28日

「少女のあした」 ミチルの詩集

恋をした子のながす涙は
真実を映し出す
恋をした子のみせる笑顔は
まごころを映し出す
恋をした子は、大人へと歩み始める
それは、心の奥底に隠された真実を知り
誰かの心を大切にすることを学ぶから



posted by michiru30 at 00:00| 詩集

2024年10月27日

「少女はどこへ」 詩集

詩文.jpg


まるで
魂のぬけがら
涙も
笑いも
どこかへとんでった
青い目の人形は
ひとみに光が残るけど
青春をなくしたひとみは
もうなにも映さない
恋も忘れた
夢も捨てた
少女は大人になるけれど
posted by michiru30 at 11:35| 詩集

2024年10月03日

「夏の少女」 17歳の詩

13330289.jpg

女の子がいました
たくさんな人と出会って
たくさんな恋をして
たくさんなことを考えた
花をつみました
鳥になりたいと思いました
狂った猫をながめては
空が恋しくなりました
物言えぬかごの中の小鳥は
風船になりたいと思いました
愛がほしいと思いました
しあわせがほしいと思いました
自由がほしいと思いました
言葉がほしいと思いました


ー17歳のミチルの詩ー








posted by michiru30 at 22:02| 詩集

2024年09月29日

「夢見る」 17才のミチル

13330289.jpg

うたいます
やさしさがほしくて
うたいます
愛がほしくて
「弱虫さん
 あなたは何を夢みるの?」
うたいます
いつかきっと
うたいます
届くように
うたいます
あの大空まで

見つめます
光がほしくて
見つめます
言葉がほしくて
「泣き虫さん
 あなたは何を夢見るの?」
見つめます
いつかきっと
見つめます
ふりかえる
見つめます
あの笑顔が




posted by michiru30 at 22:38| 詩集

言い合いはしたくない

人の気持ちを
思い込みだろうが
ずっと気にしてばかりになる
だから
不満を言ったりして
言い合いになるのはいやなんだ
いつもほぼしゃべらないから
勝手に不満がたまって
勝手に思い込んで苛立って
そして何かのきっかけで
いきなり言い合いになってしまう
相手の言うことなど絶対に認めない
自分の言い分が間違っていないんだと
何を言われても言い返す
話し合いなどすっとばすしかなく
だから
ただの言い合いでしかない
嫌な気分をずっと引きずり
「自分は悪くない」と言い続けて
こんな人生はつまらないと嘆く
ひとりで暮らしているなら
こんなつまらない思いしなくていいのに
こんなつまらない思いしたくないなら
黙り続けて
我慢しながら
暮らせばいいんだな

私は嫌な思いをしたくない
人生の無駄な時間を増やしたくない
結婚した時点で
自分の人生は半分になってるんだろうな
それを思うと
歳を取るたびに
かなしくて
自分の人生をどうしていこうかと
考える
posted by michiru30 at 00:00| 今日のこと

2024年09月27日

人生つまらない私へ


私は私のことをします
あなたはあなたのことをしてください
私が生きているのは
あなたの期待に応えるためでは
ありません
あなたもまた
私の期待に応えるために
生きているのではありません
あなたはあなた
私は私
心が通じ合わなくてもそれは
仕方のないこと
たまたま触れ合うことがあれば
それは
最高に素晴らしいことです
誰かと21%分かり合えたら奇跡
分かり合えないことが
不幸なのではなく
分かり合えることが
奇跡




posted by michiru30 at 18:01| 言葉

2024年09月24日

「24HOUR」 17のミチル

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なぐさめは
甘えを与える
強がりは
淋しさを与える
眠りは
休息になる
朝食は
始まりを見る
外出は
希望を与える
星空は
夢を与える
音楽は
やすらぎを与える
ふれあいは
やさしさを与える
人生は
であいをつくる
言葉は
さよならを与える



posted by michiru30 at 22:55| 詩集

他人事

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一方的に
言いたいこと投げつけて
長い時間が流れて
いつも
一方的に
いきなりネガティブを
投げつけて
応えてもいつもそれっきり
そしていつしか
まるで消えたかのように
ゴミ箱にゴミをぽんぽん投げ入れて
それきり
溜まったゴミには知らん顔
そうして時間が流れた
所詮
他人事
そういえばそれきりになったことに
気づいても
何か言葉をかける気もない
所詮
他人事
だから誰もいらないのさ



posted by michiru30 at 00:15| 詩集
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