2015年06月02日
【雑学】 電圧について
皆様、お疲れ様です。
明日から関東地方はどんよりとした
天気が続くようです。
皆様の地域は晴れですか?
-------------------------
さてさて、本日の内容は、
”電圧”についてです。
言葉自体を理解されている方は多いかと
思いますが、詳しい意味について、
深く?理解されている方は少ないかと思います。
車やバイクのバッテリー、
はたまた電力を作り出している
ジェネレーター(コイルというもの)
なんかにも深く関わっていることですね。
早速ですが、こちらの写真をご覧ください。
説明の通りです。
真っ暗な場所で、左コンソールボックスを開けたとき、
「あれ?ケータイがない…」
なんて経験が数回あり、
そのたびに思っていた、
「なんでシート下はラゲッジランプついてるのに、
コンソールボックスにはないんだよ!」
とのことから、LEDの照明を取り付け、
そのついでに電圧も監視するように
電圧計を取り付けました。
ちなみに、左コンソールボックスを閉じると
照明は消えるようになっています。
と、そんな話はどうでもよくて、
電圧についてですね。
バッテリーの電圧は約12Vというのは
多くの方がご存知だと思います。
(トラック等は24Vですが。)
上の方で書いた、ジェネレータというものが、
交流電圧(プラスとマイナスを繰り返す)
を作り出し、それをレギュレートレクチファイアという、
ダイオードブリッジ(交流を直流に変換)と
レギュレータ(電圧を約14Vに整えるもの)
が複合された素子を通り、
直流の比較的安定した電圧が
生成されます。
これは、バイクに限らず車も同じです。
で、電気というものは電圧の高い方から低い方に
流れます。
バッテリーの電圧は12V。
レギュレートレクチファイアで生成された電圧は14V。
その差2V。
生成された電圧がバッテリーに流れ込む。
すなわち充電される訳ですね。
バッテリーの充電に電流を使うのに並行して、
ヘッドライトやテールランプ、
はたまたオーディオやETCの電源などなど、
同時に電源を供給しています。
----------
話はそれますが、充電電池なんかも
似たような原理で充電しています。
充電電池よりも少し高い電圧を充電器で
作り出して、それを充電電池にかけて
あげています。
充電器と充電電池の電圧に差があると、
電池の痛みが早くなります。
電圧差は小さく、ゆっくりと充電して
あげるのが、電池を長持ちさせることになります。
※最近は技術の進歩で急速充電
なんてのもありますがねw
----------
使用する電力(この場合は電流と同義)が、
多いと、生成される電圧は14Vではなく、
13・・・12・・・と少なくなります。
そうなってくると、バッテリーが上がる
というのがなんとなく想像がつきますよね?
(走っても充電されないので、バッテリーは
減っていく・・・)
で、こういった状態を回避するために、
電圧計で電圧を監視するわけです。
まず、エンジン始動前はバッテリーのみの電圧を
表示しているので、12V〜13Vくらいが出ていれば、
まあそこそこ元気かな? ってとこ。
これが低くなってくるとバッテリーの替え時だなー。
なんて判断ができるわけです。
で、エンジンを始動させて14V後半くらいになれば、
バッテリーにもしっかり充電されるし、
レギュレートレクチファイアも壊れていないので、
そのあたりの重要部品の監視もできるという訳です。
※余談ですが、エンジンをかけるとき、
スターターというものを回してエンジンが
かかるのですが、こいつを回す時に、
大きな電流が流れるため、電圧がガクッと
下がります。
バッテリーに元気がなければ、
このガクッと下がったときにスターターを
回し続ける(ほんの数秒ですが)ことができず、
エンジンがかからないなんてこともあります。
なーんて書き始めたら、あれやこれやと
伝えたいことが山ほど出てきたのですが、
電気に関する専門的なことが複雑に絡むため、
割愛させて頂きます。。w
いずれにせよ、この数千円の
電圧計を取り付けることによって、
@バッテリーの電圧監視
Aレギュレートレクチファイアの故障
Bジェネレータの故障
C使用可能電力量の目安
なんかがわかっちゃう訳で、
とっても便利なんですよ。
使い方や見方を知らずに取り付けている方が
そこそこいらっしゃるのではないかと思います。
宝の持ち腐れですよね。。
ビッグスクーター(車)とは切っても切れない、
電圧のお話。
すごくわかりにくい自信がありますが
いかがでしたでしょうか?w
電気の知識が全くないという方のために
わかりやすい書き方をしたつもりですが、
わからなければググってみてください。
車やバイクの原理がわかると、
普段の走行なんかも意外と
楽しくなっちゃうかもしれませんよ♪
それでは皆様、明日も頑張りましょう。
雨降るなよーーー!!!w
フォ〜ルツァ〜!
明日から関東地方はどんよりとした
天気が続くようです。
皆様の地域は晴れですか?
-------------------------
さてさて、本日の内容は、
”電圧”についてです。
言葉自体を理解されている方は多いかと
思いますが、詳しい意味について、
深く?理解されている方は少ないかと思います。
車やバイクのバッテリー、
はたまた電力を作り出している
ジェネレーター(コイルというもの)
なんかにも深く関わっていることですね。
早速ですが、こちらの写真をご覧ください。
メインスイッチオフ状態でも、左コンソールボックスについては、開いたときにLED点灯&電圧計を確認できるように少しだけいじってあります。 |
説明の通りです。
真っ暗な場所で、左コンソールボックスを開けたとき、
「あれ?ケータイがない…」
なんて経験が数回あり、
そのたびに思っていた、
「なんでシート下はラゲッジランプついてるのに、
コンソールボックスにはないんだよ!」
とのことから、LEDの照明を取り付け、
そのついでに電圧も監視するように
電圧計を取り付けました。
ちなみに、左コンソールボックスを閉じると
照明は消えるようになっています。
と、そんな話はどうでもよくて、
電圧についてですね。
バッテリーの電圧は約12Vというのは
多くの方がご存知だと思います。
(トラック等は24Vですが。)
上の方で書いた、ジェネレータというものが、
交流電圧(プラスとマイナスを繰り返す)
を作り出し、それをレギュレートレクチファイアという、
ダイオードブリッジ(交流を直流に変換)と
レギュレータ(電圧を約14Vに整えるもの)
が複合された素子を通り、
直流の比較的安定した電圧が
生成されます。
これは、バイクに限らず車も同じです。
で、電気というものは電圧の高い方から低い方に
流れます。
バッテリーの電圧は12V。
レギュレートレクチファイアで生成された電圧は14V。
その差2V。
生成された電圧がバッテリーに流れ込む。
すなわち充電される訳ですね。
バッテリーの充電に電流を使うのに並行して、
ヘッドライトやテールランプ、
はたまたオーディオやETCの電源などなど、
同時に電源を供給しています。
----------
話はそれますが、充電電池なんかも
似たような原理で充電しています。
充電電池よりも少し高い電圧を充電器で
作り出して、それを充電電池にかけて
あげています。
充電器と充電電池の電圧に差があると、
電池の痛みが早くなります。
電圧差は小さく、ゆっくりと充電して
あげるのが、電池を長持ちさせることになります。
※最近は技術の進歩で急速充電
なんてのもありますがねw
----------
使用する電力(この場合は電流と同義)が、
多いと、生成される電圧は14Vではなく、
13・・・12・・・と少なくなります。
そうなってくると、バッテリーが上がる
というのがなんとなく想像がつきますよね?
(走っても充電されないので、バッテリーは
減っていく・・・)
で、こういった状態を回避するために、
電圧計で電圧を監視するわけです。
まず、エンジン始動前はバッテリーのみの電圧を
表示しているので、12V〜13Vくらいが出ていれば、
まあそこそこ元気かな? ってとこ。
これが低くなってくるとバッテリーの替え時だなー。
なんて判断ができるわけです。
で、エンジンを始動させて14V後半くらいになれば、
バッテリーにもしっかり充電されるし、
レギュレートレクチファイアも壊れていないので、
そのあたりの重要部品の監視もできるという訳です。
※余談ですが、エンジンをかけるとき、
スターターというものを回してエンジンが
かかるのですが、こいつを回す時に、
大きな電流が流れるため、電圧がガクッと
下がります。
バッテリーに元気がなければ、
このガクッと下がったときにスターターを
回し続ける(ほんの数秒ですが)ことができず、
エンジンがかからないなんてこともあります。
なーんて書き始めたら、あれやこれやと
伝えたいことが山ほど出てきたのですが、
電気に関する専門的なことが複雑に絡むため、
割愛させて頂きます。。w
いずれにせよ、この数千円の
電圧計を取り付けることによって、
@バッテリーの電圧監視
Aレギュレートレクチファイアの故障
Bジェネレータの故障
C使用可能電力量の目安
なんかがわかっちゃう訳で、
とっても便利なんですよ。
使い方や見方を知らずに取り付けている方が
そこそこいらっしゃるのではないかと思います。
宝の持ち腐れですよね。。
ビッグスクーター(車)とは切っても切れない、
電圧のお話。
すごくわかりにくい自信がありますが
いかがでしたでしょうか?w
電気の知識が全くないという方のために
わかりやすい書き方をしたつもりですが、
わからなければググってみてください。
車やバイクの原理がわかると、
普段の走行なんかも意外と
楽しくなっちゃうかもしれませんよ♪
それでは皆様、明日も頑張りましょう。
雨降るなよーーー!!!w
フォ〜ルツァ〜!
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