2012年01月05日
為替相場と経済指標
為替相場を動かすのは人であり、市場参加者たちの心理も大きな要因のひとつです。
それでは、人間の心理を動かすのは何かというと、やはり相場を動かす材料であり、最も大きいのは米国の動向です。そこで、米国が発表している経済指標を紹介します。発表時には相場が大きく動くことがあり要注意です。
1.貿易収支 (毎月月末に前月分を発表)
国の収支には経常収支と財政収支があり、経常収支のひとつです。貿易収支は輸出量と輸入量の差額であり、赤字問題がクローズアップされているときに重視されます。
2.GDP (3カ月ごとに発表)
国内総生産であり、国家全体でどのくらいの経済活動があったかを示すものです。1〜3月、4〜6月、7〜9月、10〜12月の四半期それぞれについて速報値、改定値、確定値と3回発表されます。特に重視されるのは速報値で、1、4、7、10月の月末に発表されます。
3.雇用統計 (毎月第1金曜日に発表)
失業率、労働時間、賃金など、雇用に関連するさまざまな指標が発表されます。特に注目されるのは非農業部門雇用者数で、農業に携わっている人以外の人がどれくらい職に就けているのかを表し、前の月と比べてどのくらい増えているのかが材料となります。
4.消費に関する指標 (毎月中旬に先月分を発表)
米国の消費動向は「車」と「家」の売上に左右されており、車の売れ行きがいちばん大きいウエイトを占める「小売売上高」と、「住宅着工件数」が重要です。
5.物価に関する指標 (毎月中旬に先月分を発表)
物価の上昇はインフレと大きく関係しています。生産者が、製造したものをいくらで売ったかを示す指標である「生産者物価指数(PPI)」、消費者が、買うものの値段が高くなっているか安くなっているかを示す指標である「消費者物価指数(CPI)」があります。
それでは、人間の心理を動かすのは何かというと、やはり相場を動かす材料であり、最も大きいのは米国の動向です。そこで、米国が発表している経済指標を紹介します。発表時には相場が大きく動くことがあり要注意です。
1.貿易収支 (毎月月末に前月分を発表)
国の収支には経常収支と財政収支があり、経常収支のひとつです。貿易収支は輸出量と輸入量の差額であり、赤字問題がクローズアップされているときに重視されます。
2.GDP (3カ月ごとに発表)
国内総生産であり、国家全体でどのくらいの経済活動があったかを示すものです。1〜3月、4〜6月、7〜9月、10〜12月の四半期それぞれについて速報値、改定値、確定値と3回発表されます。特に重視されるのは速報値で、1、4、7、10月の月末に発表されます。
3.雇用統計 (毎月第1金曜日に発表)
失業率、労働時間、賃金など、雇用に関連するさまざまな指標が発表されます。特に注目されるのは非農業部門雇用者数で、農業に携わっている人以外の人がどれくらい職に就けているのかを表し、前の月と比べてどのくらい増えているのかが材料となります。
4.消費に関する指標 (毎月中旬に先月分を発表)
米国の消費動向は「車」と「家」の売上に左右されており、車の売れ行きがいちばん大きいウエイトを占める「小売売上高」と、「住宅着工件数」が重要です。
5.物価に関する指標 (毎月中旬に先月分を発表)
物価の上昇はインフレと大きく関係しています。生産者が、製造したものをいくらで売ったかを示す指標である「生産者物価指数(PPI)」、消費者が、買うものの値段が高くなっているか安くなっているかを示す指標である「消費者物価指数(CPI)」があります。