60代主婦の独り言

今年もそろそろクリスマスの足音が聞こえて来ました。最近ブログのアップが少なくなってます、、、プライベートな理由が幾つかありまして、、、。

一番大きな理由は、申し訳ありませんが書くために心の準備が必要で、、、。もう少し時間を置いて、心が落ち着いてから書きたいと思っています、、、。

ですから、今日は軽い方の（と言っても重い方の問題が起こる前はこちらも結構重く感じてました、、、）理由について書かせてもらおうと思います。

以前から読んで下さっている皆さんはご存じだと思いますが、実は次男が二浪で宅浪中なんです。まぁ、彼なりに上を目指した結果なのですが、、、。

私としてはもう少しハードルの低い、家から通える地元の大学でも良いと思っていたのですが、高3の時に突然本人が長男と同じ大学を目指すと言い出しました。

「物理を専門に学びたいから物理学科のある大学に行きたい。」と言い出したんです。私自身が高校時代、大の苦手だった科目なだけに、ちょっと驚きました。

長男は地元で一番の超進学高校でトップクラスの成績でしたが、次男は滑り止めの私立の特進クラスに進んだので、その高校で物理の成績が良くても、、、。

長男は小さな頃から頑張り屋さんで、親が言うのもなんですが学校の成績も安定して素晴らしく、優しくて落ち着きのある親孝行な息子です。

ですから大学も、所謂「旧帝国大学」と呼ばれる国立大学に現役で進みました。正直次男の現役時代の成績では到底合格は難しい大学です。

でも、本人が「上を目指す！」と言っているのに反対する親は居ません。「それなら頑張りなさい。」と言って、浪人覚悟で応援する事に決めました。

ところが、その次男の夏の模試の結果が、洒落にならない程酷かったんです、、、。もう、それはそれはショックでしたぁ〜、、、、、、。

勿論私は怒りました。「自分で上を目指すって言ったんだから、それなりの行動をしなさい！」って。でも主人は全然他人事みたいなんですよ、、、。

それもショックでしたぁ、、、。ホント、ちょっと信じられなかったです。全然怒ってくれないの。「あいつの人生なんだから」とか、深そうな事言って、、、。

まぁ確かに息子の人生は息子自身のものですが、それでも本人の希望と将来とを考え併せた上で、適切な進路指導をする事が親としての愛情だと思うのですが、、、。

主人はショックを受けている様子も全く無く、本当に他人事みたいなんです。でも、そうすると自分がショックを受けている事がバカバカしく思えて、、、。

かと言って、もちろん何の手立てもせずに放っておく訳にも行きません。だって、このまま放っておいたらどうなっちゃうの？

本人には必死になって頑張ろうって様子が皆無なんですよ、、、。本当に信じられません、、、私は親に放っておかれたけれど自分一人で頑張りましたけど、、、。

結局私が毎日次男を特訓する羽目に、、、はぁ、、、。何だかなぁ、、、。でも、後で後悔はしたくないので、それ以来毎日一緒に勉強をする事にしました。

まず最初に、模試結果を見ながら「これはもう『ビリギャル』って映画を目指すしかないレベルよ！映画観た事無いけど、、、」と本人に向かってカマシました。

そうして次に、理数系は私自身が全く手も足も出ないので、文系科目の暗記を繰り返しやって、センターの底上げを狙う作戦を立てました。

それが習慣化して来たら、志望校の二次試験の英文読解の過去問を毎日毎日コツコツとネチネチと、とにかくしっかりと音読させながらやらせました。

そしてこれが毎日の習慣になってみると、もっと早くこうしておけば良かったと思えて、、、ホントに結構楽しいの。何て言うかウエルカムなんです。

とは言え、正直、子供の進路に関してしっかりと考えてくれるご主人がいらっしゃる奥様方が羨ましいです、、、。うちの主人は完全に放任ですから、、、。

でも、真面目にお仕事頑張ってくれているので、これ以上望むのは贅沢というものでしょう、、、。いつも心から感謝してます。

それにしてもうちの次男は情けない、、、。あ〜、、、同じ様に育てたつもりなのに、本当に長男とは何から何まで違っていて、、、。

長男は私の心配なんか全て無駄だったかの様に、すすっと志望大に現役合格して、すすっと自分の進む道を決め、すすっと好きな分野の仕事に就くことになりました。

男の子というのはこういうものか、、、と思っていたんです。男の子は高校生以上になったら、ちゃんとご飯を食べさせて、好きな事をさせてあげれば良いんだと、、、。

でも次男は全く違います、、、ですが次男本人は飄々として全く落ち込む気配もなく（二浪した挙句の果てに成績が下がっていても）前向きは前向きで落ち着いています。

我が子ながらその点は有難いですし頼もしいです。やっぱり落ち込んだり暗くなったりしても、何一つ良い事ありませんからね、前向きさは重要！

「元気があれば何でも出来る！！」ですよ、ホント。まぁ、うちの次男が『ビリギャル』の主人公のみたいに奇跡的に志望大に合格出来るかどうかは別の話ですが、、、。

でも一緒に勉強しながら、日本の裏歴史とかを一緒に雑談したりするのも楽しかったし、2次試験の英語の過去問は内容的にも結構面白かったし、、、。

あと、英語や現国の問題に対して「この問題は良くないね、、、この問題作った人根本的な部分で頭悪いと思う、、、、」なんて好き勝手な事言い合ったりして、、、。

ホントに結構面白くて勉強になって楽しい、、、。そういう意味では次男に感謝かなぁ、、、？なんか、高校生に戻ったみたいな気分になれたし、、、。

こんな風に次男と過ごせる時間もあと少しだしね、、、今度こそは大学生になってもらいますそりゃぁ出来ることなら志望大に入れるのがベストですが、、、。

そんなこんなで、８月の後半からは本当に土日に関わらず毎日4〜5時間一緒にみっちり勉強！！残りの時間は自分の力で理数系に関して頑張らせました。

11月の中旬に大問題が勃発するまでは、、、。で、その後は次男もリズムを掴んだらしく、自主性を持って頑張ってます、、、理数系科目がちょっと心配ですが、、、。

大問題が勃発してからは私自身が精神的にも肉体的にも疲弊してしまって、、、。いやぁ、でも、それまでみっちりリズムを作っておいて良かった、、、。

結局のところ、私自身も前向きになれたし、一緒に勉強出来て楽しかったし、これで結果が良かったら最高だなぁ、、、絆が深まった様な気もするし、、、。

恩に着せるつもりはないけれど、でもいつか「あの時ママが居てくれて良かったなぁ、、、」って思い返してくれたら嬉しいなぁ、、、。

そうして長男に続いて次男も、ちゃんと自分の道を見つけて、地に足を付けてしっかりと自分の人生を歩んで行ってもらいたいと、心の底から願っています。

あぁ、、、でも正直言って、長男と同じ大学は厳しいような気がする、、、。大学入試はそんなに甘くないから、、、授業料の事考えると国公立に入ってくれれば、、、。

さぁ、どうなる事でしょうか、、、？私は神様ではないので未来の事は分かりませんが、出来るだけ最善を尽くして、後は祈るばかりでございま〜す。

、、、という訳で、諸事情によりブログのアップが停滞していてごめんなさい。息子の成績の他の「もっと重たい理由」に関しては、いずれまたと言う事で、、、。

「もっと重たい理由」に直面して、人間は精神的に自立して、しっかりと自分の足で歩んで行く事が大切なんだなぁ、、、とつくづく実感してます。

自分の人生を人任せにしてはダメなんだなぁ、、、自分以外の人間に頼りすぎたり、執着し過ぎたりしてはダメなんだなぁ、、、と実感してます。

本当に人生は奥が深い、、、一筋縄では行かない、、、その人が表面的に真面目に生きていたとしても、起こる時には様々な事が起こる、、、それが人生、、、。

どんな人でも、自分一人で生きている訳ではありません。自分と自分の近くに居てくれている人達の幸せを模索しつつ、バランスを考えつつ、、、。

私は美容や健康に気を付けながら生きる事も、我が子を含む周囲の方々に対する大切なマナーや心遣いの1つだと考えていますが、それ以外の心遣いも勿論大切です。

全ての人に皆等しく、いつか必ず訪れる最期の時を迎える日まで、身も心も清めつつ、自分をしっかりと持って、気を引き締めて生きて行こうと思います。

半世紀以上生きていると、様々な人の生き様から、学校では習わない事、誰も教えてくれない事等、沢山の事を学ばせてもらえるなぁ、、、とつくづく感じます。

世の中は反面教師で溢れ返っているかの様に見えます。反面教師にしましょうね、悪い所はマネしない様にしましょうね。

他人の幸せを喜んで、他人の幸せに憧れて、自分の幸せは自分で探して、自分で大切に作る。そうして自分の幸せを静かに微笑みながら楽しむ、、、。

皆がそうして行けば、少しずつでも世の中は良くなって行きます。そうなります様に、、、。幸せな人が一人でも増えます様に、、、。


最後まで読んでくれてありがとうございます！また読んで下さいね！
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