2010年12月24日
『生きた蟹を売る自動販売機』d( ̄ο ̄)
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2010年12月17日、中国・江蘇省南京市の地下鉄駅構内に生きたカニを売る自動販売機が登場した。チャイナフォトプレスの報道。
この地方では淡水蟹が好んで食される。ブランド物となると“上海蟹”として日本でも有名だが、上海蟹でなくとも、蒸し蟹は地元民の大好物である。このほど、南京市の地下鉄構内に登場した自動販売機は、サイズ別に5〜25元(約63〜310円)の価格帯で淡水蟹を販売し、1日100匹を売りさばくという。
自販機開発メーカーの史団結(シー・トアンジエ)社長は、「買って帰ってすぐ調理」できる同社商品は安くて便利ということで、とくに若い顧客に受け入れられていると話す。淡水蟹は死んでしまうと傷むのが早く、調理する時は生きたまま処理しなければならないため、市場に並ぶ商品は通常、活きのいいものを固くひもでしばった形で販売している。しかし、同社商品はひもを使用せず、プラスチック製の箱で包装することで、開封したらすぐに鍋に放り込むだけという点が便利という訳だ。また、価格が市場相場の半値近くに抑えられている原因は、コスト安によるものだという。もし店舗を構えて販売するなら、家賃に従業員の賃金を加え、年間で10万元(約125万円)ほどは必要になるが、自販機の場合は2万元(約25万円)の設備製造費を除き、コストは基本的にゼロに近い。
しかし、販売の最大のネックは「カニを生かしたままにしておくこと」。庫内でカニが死んでしまったら商品にならないからだ。この点、自販機内は 0〜10℃に保たれ、作業員が毎日チェックを行うことで解決している。カニは7〜10日は生きたままでいるそうだが、そもそも売れ行きが良いゆえ、1日2 回は商品の補充がされるようだ。なお、万が一死んだカニが出た場合には、1匹につき3匹と交換してくれるそう。
好評を受け、近く別の地下鉄駅にもう1台を設置し、その反応次第で、来年には全国展開も計画しているという。(翻訳・編集/愛玉)
2010年12月17日、中国・江蘇省南京市の地下鉄駅構内に生きたカニを売る自動販売機が登場した。チャイナフォトプレスの報道。
この地方では淡水蟹が好んで食される。ブランド物となると“上海蟹”として日本でも有名だが、上海蟹でなくとも、蒸し蟹は地元民の大好物である。このほど、南京市の地下鉄構内に登場した自動販売機は、サイズ別に5〜25元(約63〜310円)の価格帯で淡水蟹を販売し、1日100匹を売りさばくという。
自販機開発メーカーの史団結(シー・トアンジエ)社長は、「買って帰ってすぐ調理」できる同社商品は安くて便利ということで、とくに若い顧客に受け入れられていると話す。淡水蟹は死んでしまうと傷むのが早く、調理する時は生きたまま処理しなければならないため、市場に並ぶ商品は通常、活きのいいものを固くひもでしばった形で販売している。しかし、同社商品はひもを使用せず、プラスチック製の箱で包装することで、開封したらすぐに鍋に放り込むだけという点が便利という訳だ。また、価格が市場相場の半値近くに抑えられている原因は、コスト安によるものだという。もし店舗を構えて販売するなら、家賃に従業員の賃金を加え、年間で10万元(約125万円)ほどは必要になるが、自販機の場合は2万元(約25万円)の設備製造費を除き、コストは基本的にゼロに近い。
しかし、販売の最大のネックは「カニを生かしたままにしておくこと」。庫内でカニが死んでしまったら商品にならないからだ。この点、自販機内は 0〜10℃に保たれ、作業員が毎日チェックを行うことで解決している。カニは7〜10日は生きたままでいるそうだが、そもそも売れ行きが良いゆえ、1日2 回は商品の補充がされるようだ。なお、万が一死んだカニが出た場合には、1匹につき3匹と交換してくれるそう。
好評を受け、近く別の地下鉄駅にもう1台を設置し、その反応次第で、来年には全国展開も計画しているという。(翻訳・編集/愛玉)
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