本題の前に、先日とあるノンフィクションドキュメンタリーで地元が映っていてストーリーを聞いて大号泣しました(泣)
とある会社の女社長の奮闘物語。
もちろん私が引っ越してくるずっと前の話。端的に言うと高度経済成長の時に地元は幹線道路からのアクセスが良いため、産廃業者が乱立し、ダイオキシン問題を発生させていました。
規制値内で処理していたとはいえ、風評被害が広まり地元の農家は大激怒。
業者を相手取って行政訴訟を起こしかけるところまで言ったそうです。
主人公の女社長は2代目で先代の娘であり、自分で起業した訳では無いので従業員から舐められ、仕事優先になると旦那にも離婚され、職場周辺の住民からは訴訟起こされ、四面楚歌になって絶望していたそうな。
そこを奮起して従業員の指導を徹底して、地元の環境ボランティアを積極的にやって、自社も新しいシステム開発して公害出さないようにするなどして逆境ひっくり返したという物語。
ラストは私は知らなかったけど、女社長は歴史を徹底的に調べて、地元は産廃業者来る前は美しいヤマユリが咲き誇っていた雑木林が多数あったらしく、植樹植花して元通りにしていったということらしい。
その会社は今も地元に根付いて住民とも和解して産廃の仕事をしています。
どれだけきつい逆境を跳ね返したんだよと想像したのと、私自身前職が周辺住民との折衝をしていたのを思い出して共感して泣きました。
新しいこと、イメージが悪いことに着手すれば反発は生まれます。その社長は産廃の仕事の意義を父から教えて貰い、曲げることなく他者に押し付けることなく、それでも相手に理解してもらうことに全力を傾けたのだと思います。
こういう軋轢産むものって解決に時間を要します。ブログにも載せてますが前職で私の関わったプロジェクトも平均2年くらい。その間は罵声を浴び続けますよね…でもいざ新しい物できると喜んでもらえることも多いのでそれが唯一のモチベーションになっていた部分はあります。
地元は確かに不便なことも多いけど、少し愛着が湧きました。
さて本題…
今回は良い意味で仕事中に気づいた出来事。
以前私は今の職場の名刺を作った話はしたかと思います。その後、ボスが危機感持って去っていったように本部の経営状態は決して良くないので、店がいつ無くなるかわからない状況の中、自分から積極的には配っていませんでした。
ところか今週になって名刺入れの中身が空になっておかしいなと思ってたら、お客様から名刺を要求されて渡していた事が多かったことに気づきました!
「今度マッサンを指名するよ」と言い残して…
実際、次も来てくれるようになって現状は月に1人ペースでリピートの指名客が増えています。しかも月一くらいの頻度で来てくれる。有難いことです。2人の師匠も指名つく度に喜んでくれる!
もう新人が入ってこないので、正直このペースが凄いのか凄くないのか比較対象がいないので全く分かりません(笑)
スキルを磨くようにはしてるけどまだまだ未熟だと思いますが、なぜ指名が増えてきたのか?
私の第一の師匠も、第二の師匠も口を揃えていうのが私の人当たりの良さらしい。
まだサラリーマン感覚が抜けてないのもあるけど接客姿勢が丁寧みたい。満更サラリーマン生活も無駄ではなかったか(笑)サラリーマンいうても対人系の仕事ばかり好んでしてましたし。
そして私自身の能力、「人寄せ」の特性も理解しつつあるので、ハマると思ったお客様にはこちらからアプローチしていく。
施術中の接客でいえば、体の疲れの悩みを聞くところから、もう少し突っ込めるなら客の出身地を探る。47都道府県踏破した私は大体の地理ネタにはついていける。そして客の何故か恋愛相談や、私も直近苦戦したダイエットの相談も来るけど聞き役に徹します。
まぁ聞き役とかここまでは他のスタッフも割かしやってる所。
ここからがオリジナリティある接客とまで言えるかわかりませんが対応としては、客側から私のプロフィールを聞いてくるわけです。こちらに興味を持って貰えるように仕向けた部分もあるけど。
そうすると私のストーリーなんてこのブログを見てもらえばわかるように、1時間でなんて語り足りないくらいあるわけです。もちろん極力掻い摘んで話はしますが。
そうすると、何かしら共通の話題も見つかってお客の方から「コイツ、オモロい奴だな」という反応を引き出せることも多く、どんなに相手が年配で人生経験豊富でも、私に対して若造が〜とはならず話に興味を持ってくれる。
サクセスストーリーでも無いのに、今までの無茶苦茶な歩みも今では無駄ではなかったな〜話のネタとして成立してるな〜と実感してます(笑)
実は私が腐るほど所持している雑多な資格を活かした仕事の紹介を客から受けることも出てきました!今は本業に集中する必要があるので返事は返せてませんけどね。
仕事は楽ではないし、人寄せで強烈な客も来るけど、指名客(ファン)を増やすという仕事は案外私には向いているのかなと少し前向きに捉えながら仕事をしている今日この頃です。
前向きに仕事をするって大事ですね(笑)ではまた…
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