香川県での旅を終え、次の目的地は徳島県。
高松駅から特急うずしおに乗って徳島駅へ到着!
最初に向かったのが「阿波踊り会館」
この建物は阿波踊りの歴史コーナーがあり、裏が眉山(びざん)なのでそこへ行くロープウェイ乗り場にもなっています。
阿波踊りの歴史は400年近くにもなり、もともとは徳島固有の踊りであったわけではなく、様々な踊りを取り入れられた結果できた踊りだそうです。その根源は諸説あり、@盆踊りA能楽の源流「風流」B徳島城完成の時に城下町の人が考えた踊りなど色々あり定かではないようです。ただ3つのどの説をとっても400年を超える歴史はあるようです。
この会館の中には踊りを鑑賞・体験できるところもありますので興味ある方は立ち寄ってみると良いと思います。そしてこの会館の最上階からロープウェイに乗って眉山山頂へ・・・
眉山の名前の由来はどの方向から見ても山の形が眉毛にみえることからつけられたそうです。
この山は展望が抜群です。徳島市内はもちろんのこと鳴門、さらには淡路島方面まで見渡せる絶景スポットになっています。この日は少しガスっていましたが・・・
山頂付近には「パコダ」と呼ばれる円錐形のドームがあり仏舎利(釈迦の遺骨)が納められています。ビルマ戦線で亡くなった戦友を偲ぶため地元のビルマ会が建てたものとのことです。太平洋戦争時、激しい戦地になったビルマ。その中で退却を余儀なくされ最も過酷な退却戦を強いられたのが徳島の歩兵部隊。その慰霊ものものだそうです。
また、「モラエスの館」というものがその近くにあり(今は老朽化で解体されたようで)、モラエスはポルトガル出身の軍人であり文豪であった人で、神戸のポルトガル領事館に勤務しているときに徳島出身の妻ヨネに出会い、ヨネが亡くなった後その故郷である徳島に移り住んだ徳島での生活を本にもしているとのことでその資料館になっていました。
結構山頂付近だけで見る所がたくさんあり、その後は下山して徳島城を目指しました。ただここも明石城の経験から察して特段天守閣などはないだろうなと思い行ってみました。そしたら一部石垣と木造の橋があるだけで櫓なども無く天守閣跡も広場になっているという明石城以上にほぼ普通の公園になっておりました。
明治維新の廃城令や空襲で焼けてしまったとのことで仕方ないですが残念ですね。
そこで一息ついた後昼飯で向かったのがご当地B級グルメである徳島ラーメンの店へ・・・
「麺王」徳島駅前本店に入り注文。徳島ラーメンは豚骨をベースに濃口・たまり醤油を入れるためスープの色が濃く味付けも濃いのですが生卵を入れるのでかき混ぜると色も味もマイルドになるという不思議なラーメンでした。私は薄味が好みなのでどうかと思いましたが食べやすくとても美味しく頂けました。
色々歴史も学びB級グルメも堪能しいよいよ四国最後の目的地高知県へ向かいます。次回お楽しみに・・・
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