2017年08月15日
君の膵臓をたべたい
住野よるさん
大阪在住の小説家 男性
2014年2月ごろから夜野やすみ名義で”小説家になろう”に投稿
君の膵臓を食べたい 住野よる 双葉社 2017年4月初版発行
内容
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。
それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて・・・。
デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、
200万部突破のベストセラー(2017年8月時点)
POINT
ライトノベルとして存在していたのは知っていたのですが、今回映画化になったので文庫本で読んでみました。結果 やはり泣いてしまいました。この作者は只者ではないと思いました。
新しい手法?特殊な表現?よくわからない言葉?などがライトに入り乱れ、内容は昭和のようでもあり、平成の先のようでもあり読む人によって評価が分かれるところです。ただ全体に共通にながれている人にたいする思いの一貫性に共感を感じられました。こまかいとこを気にしなければ、読みやすく、気持ちよく涙をながせる娯楽小説です。
まとめ
この小説は若い女性に人気のようですが、私としては50代〜60代の男女に読んで欲しいと思います。西村京太郎のトラベルミステリーファンで読書好きの方、さくっと読めて、青春時代を思い出し、人との関わり方について違う視点で考えるきっかになるかもです。
★★★★★
価格:720円 |
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