老後の生活費を考えるとき、どれくらいの資金が必要になるのか、実際に計算することが大切です。老後資金に関する漠然とした不安を解消し、具体的な目標額を知ることが第一歩です。
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1. 生活費の割り出し
老後に必要な生活費を具体的に割り出し、月々の支出を把握します。
食費、光熱費、医療費、趣味やレジャーなど、必要な項目をリストアップします。
例えば、月に、20万円の生活費がかかると仮定すると、年間では240万円が必要です。
2. 医療費の予測
老後の医療費は増加する可能性が高いため、現在かかっている医療費や持病、健康状態に応じて医療費を予測し、予備資金を準備します。例えば、年間で医療費に、20万円を見込むと、これも生活費に加えます。
3. 住宅費の考慮
持ち家の場合はメンテナンス費用、賃貸の場合は家賃を見積もりに含めます。例えば、持ち家なら、年間で10万円のメンテナンス費用、賃貸なら月に、10万円の家賃で、年間、120万円が必要とします。
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4. 年金の受給額確認
公的年金や企業年金の受給額を確認し、足りない部分を補うための資金を計算します。例えば、月に、10万円の年金を受け取るとすると、年間で、120万円がカバーされます。
5. 資産運用の重要性
医療の進歩により、人の平均寿命は延びる傾向にある為、例えば、85歳まで生きると仮定し、60歳からの25年間を考えると、必要な資金は次のようになります:
生活費 240万円×25年 = 6000万円
医療費 20万円×25年 = 500万円
住宅費 10万円×25年 = 250万円(持ち家の場合)
年金受給額 120万円×25年 = 3000万円
年金を差し引いた不足分は
生活費 6000万円
医療費 +500万円
住宅費 +250万円
年金受給額マイナス3000万円
合計3750万円になります。
これを60歳までに貯めるためには、20歳から60歳の40年間で毎月約7.8万円の貯蓄が必要です。
しかし、40歳から60歳までの20年間でこの金額を貯めるためには、毎月約15.6万円の貯蓄が必要になります。
この金額では、多くの一般家庭では現実的ではありません。
そこで、資産運用の力が重要となってきます。
今から計画的に資産運用し、長期間に複利の力を活用することで、将来的な不足分を補うことが可能です。
例えば、毎月の貯蓄額を減らしながらも、投資で得た収益を再投資することで、資産を効率的に増やすことができます。資産運用を始めることで、毎月の負担を軽減し、将来の安心を手に入れましょう。
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2024年10月06日
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