2022年12月16日
間違った学びでは結果が出ない|仏教の教え
知覚動考
間違った学び方では、実力は身に付きません。
仏教の言葉に、知覚動考(チ・カク・ドウ・コウ)という言葉があります。
とも・かく・うご・こうと覚えてください。
1)知る 2)覚える 3)行動する 4)考える
この順で学ぶことで、結果を得ることができるという教えです。
正しい学び方
1.授業を聞いて新しい数式を習う
2.復習して数式を覚える
3.問題集をやってみる
4.正しくできたかを確認し、間違った場合は、なぜ間違ったかを確認する
間違った学び方
1.授業を聞いて新しい数式を習う
2.復習して数式を覚える
3.問題集の答えを見て、どうすれば解けるかを確認する
4.問題集をやってみる、当然正しくできます。
しかし、応用力が身に付きません。
いざ本番、少し捻った問題が出ると解けません。
正しい学び方
1.セミナーに参加して、部下を教育するための知識を学びます。
2.復習し、学んだことを覚えます。
3.実際に職場で試してみます。
4.想定していなかった部下の反応、上手く行きません。
なぜ、上手く行かなかったのだろう?学んだ内容を見直しながら考えます。
そして再度、試します。
まず行動してから考えた方が、深く考えることができます。
間違った学び方
1.セミナーに参加して、部下を指導するための手法を学びます。
2.復習し、学んだことを覚えます。
3.自分の部下に効果があるか、あれこれ考えます。
結果、効果がないと判断し止めます。
動かなければ何も変わりません!
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1.セミナーに参加して、部下を指導するための手法を学びます。
2.復習もせず、うろ覚えの知識で指導し、失敗します。
知覚不足では指導できません!
実力が身に付かないライターのお話
勉強会が開かれました。事前に1冊の本を読むように、指示がありました。
参加者に聞くと、全員が読んだと言います。
勉強会で問題が出されます。
「この文章、見たことある人はいますか?」
「初めて見る文章です。」
参加者全員が答えます。
そして正しく答えることもできません(汗)。
指示された本に書かれていた文章なのに、不思議ですね。
読んだのは本当なのに、なぜでしょうか?
不十分な理解しかしていない、知覚考動になっていたからです。
本には、例題と解説が書いてあります。
自分で考えずに解説を読んで分かったつもりになっていたのです。
自分で考えて、答えを書いてから、解説を読んで、どこが間違ったのかを知るべきです。
或いは、知覚が不足!
1回だけ、ざっと読んだだけなので、覚えていないのです。
思い当たることはありませんか?
速読解力:実力を身に付けるための武器になります
「読む」ことと、「内容を正しく理解して把握すること」は違います。
こんな方におススメです。
・自宅で速読トレーニングをやってみたい方
・資料を読むのに時間がかかり過ぎると感じる方
・本を沢山読みたいのに時間がないと思っている方
・集中力や理解力が落ちてきているように感じる方
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