【人見知りママ】人見知りさんがママになったら

3学年違う長女と次女を園に通わせて、
ただいま最後の6年目。

長女のときは、いかに力が入りすぎていたことか。


よく、ネットやテレビとかの「ママ友できません」という悩みに対して、
ありがちな回答は「自然体でいること」「無理に作ろうとしない」

私もそう思います。
この6年間の経験で、本当にそう感じます。

でもね、それは6年経ったから、そう感じられるようになったわけで、
最初の４、５年くらいは、自然体になれなかったし、ママ友いないことに焦るし。

そういう悩みの渦中にあるママさんに「自然体で大丈夫よ」とアドバイスしたところで、
「あ、そうね、自然体になるわ♪」
と切り替える人は、どれだけいるのでしょう？

切り替えられる人はいると思うけど、
言葉で分かっていても、自然体になれないママだっているのです。

私はようやく最近になって、「ああ、自然体になりつつあるかも」という実感はあります。
6年目で、やっとです。

じゃあ、どうすれば自然体を実感できるか、と悩み渦中の人に説明するとしたら…

一言にまとめるとしたら
私の場合、ゆっくりとママ社会に対する対人回路を作っていった。
です。

人見知りの私は、これまで関わってきた人間関係の幅が狭い。
自分が楽に接すれる相手ばかり選んでいた。
だから、一般的な人とくらべて、対人スキルが育っていなかった。
これを自覚したのが、長女が園に入ってしばらく経ってから。
自覚してから、「とにかく今からでも対人スキルを育てる必要があるのでは」となりました。


また、通院はしていないけれど、一時期は通院レベルのウツ状態でした。
パニック障害の症状もありました。
子供の頃からしんどい状態が当たり前だったのもあり、
一般的には通院レベルでも、それを抱えたまま自分を偽って生活するコツを長年の間に身に付けている私。
それで、しんどいまま。。。

でも、ちょっと調子が良いときは、ちょっとがんばって公園行ってみたり、
園行事では、しんどいときは顔を出して急いで変えるけど、ちょっとマシなときは勇気を出して近くの人に話しかけるとか。

自分の調子をみつつ、
成功体験を積み重ねていく。

それの繰り返しの数年間。

話し方を練習できる勉強会に参加したこともあります。ママ関係とは別なところで。
慣れてきたら、役員にも挑戦しました。これは園生活5年目。
学校の手伝いにもできるだけ参加するようにしています。
ツイッターで発達障害がらみの人たちと情報交換しました。私にはこれはとても役立ちました。
自分の状態をどう把握するか、という意識が勉強になりました。
それは、私も発達障害傾向が大いにあるからかも。

また、ママ世界に閉じこもらないよう、独身時代の友達とは定期的に交流をしていました。
これは私にとっては本当に大事。自分に戻れる気がします。


逃げずに、少しずつ進もうとする姿勢を続けてよかったです。
まあ、なんとも落ち込んで、孤独感を感じて「もう、私、ママなんて無理」という心境は何度も味わったけど、
子供がいる限り逃げられない。。。
なら、自分から進もうとする姿勢をもっていたほうがいい。
そのほうが、ちょっとはしんどさがやわらぐので。

「私人見知りだから、ママ関係無理、ならできるだけ避けよう」
より
「もう、当分はママ関係と関わることがあるのだから、少しでも自分が気楽になれるよう自分の形を探そう」
と、意識をママ関係に向けていたほうが、前向きな変化は訪れやすい。

そんなこんなで園と関わりだして、6年目・・・
やーーーっと、ふと、
「ああ、自然体、ってこれかも」と感じ始めたところ。


うむ、自然体って、簡単そうで、実は難しい部分があると思う。
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