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2014年11月08日

リセットの繰り返し

子育てをして、、

それまで関わることがなかった環境や人達に接して、
感じたこと。


「リセットしにくい!」
という窮屈さ。

これは私の子供の頃の状況からくる感覚。

小さい頃、父親が仕事で何か問題を起こすたびに、
引越しをしていたそうです。(母談なので、どこまで本当か)


定期的に来るリセット。
一からやり直し。

私はそれが当たり前の環境だったので、
小さい頃は、引越し先で自分と同じくらいの子を見つければ、
人懐こく話しかけ、応えてくれる子なら一緒に遊ぶようになり。

そして、引越しになりバイバイ。


親が、相手の親と連絡を取って、子供同士のつながりを作ろうとする人ではないので、
毎回、リセット。


それが当たり前。

寂しいけど、気軽なところはある。


それをずーーーーっと引きずっています。

「どうせ、いつまでも続かない。」
「やなことあっても、リセットできる。」


これが、私の行きづらさの要因のひとつなんだろうなあ。。。


また、その後、ある土地に20年近く住んだのですが、
両親は土地に関わろうとしない。
朝起きれば、1時間かけて都心へ通勤する父母。
町内会に最初は入ったけど、退会したっぽい。理由はしらないけど。


しかし、今の私はもう、遠くへは引っ越さないだろう。
ずっと、多分、今の地に住むことになる。

そんな当たり前の事実を自覚しだしたときに、
すごく怖くなってしまった。

そして、大抵の人は、それを見越して少しずつ人間関係をはぐくんで、
自分の居場所を作っている。

私はそれを怠っている。
きっと、この先を考えたら、生きるために、
居場所を作るのが必要な気がしている。

しかし、どうすればよいのか分からない不安。


なんとなくふと
50代には自分なりの居場所を見つけ、
卑屈にならない自分になりたいな、
なんて思いました。
多分、自分なりの居場所が無いから、群れ関係への苦手意識が大きくなってるんだと思う。


来年にはアラフィフなので。

アラフォーというくくりで自分を振り返ると、
35で結婚、36で長女出産、、、
結婚、出産、育児によるカルチャーショック、の日々。
それまで、生き辛い自分でも自分なりに確立した生き方。それが一切できなくなった。

それまで関わらなかった「一般の人」たちとのかかわりで、
一層、自分の至らなさが見えてきて、一時期は外に出るのも怖くなった。

怖いけど、子どもがいるからと、しんどさを誤魔化しながら、
至らないところ沢山ながらも育児の日々。

あ、良いこともあったよ。うん。

自分をもっと知ることが出来、
自分の都合の良い環境を選んできた私が、この10年はちょっとは鍛えられた(はず)
もっと社会を知ることができた。

そして、アラフィフは、社会との関わり方を考えながら、
自分の心からの居場所を見つけられたらいいなあ、、
と思っている。
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