2016年04月05日
これまた昭和の名曲。名人のネタ・月亭可朝 「出てきた男」
そら危ないで〜
歌詞の流れが落語になってます♪ うける〜〜
当時、笑い転げた記憶があります。
素晴しい芸。
素晴しい!!
見た瞬間に笑えます!
分かってるのに笑ってしまうストーリー。
この方、桂米朝の秘蔵っ子と云われてました。
カンカン帽にメガネ!
月亭可朝スタイルが懐かしいのに新しいようで。
チョビヒゲ、メガネ、カンカン帽といういでたちと
ギターの弾き語りと癖のある独特の節回しで
語りかけるように歌い、一世を風靡しました。
♪
ある道で 美人がひとり
山本富士子と吉永小百合と松坂慶子をミックスしてオーブンで蒸したような美人
おけいこごとの帰り道
「きょうは帰りがおそなった」
峠のとこまできたときに
一人の男があらわれいでて
「ねえちゃん、どこへいくのんや」
「私は峠をこえておうちへ帰る途中です」
「そらあぶないで〜」
「おんなの夜道はあぶないから、ぼくがいえまでおくりましょう」と
この男はじめのうちはなんにもせなんだけれども
途中まできたら、やにわにとびかかってきよったで
「あれ〜 たすけて〜」
というてるところへ べつの男があらわれて、格闘の末、その痴漢をおっぱらってくれた
「ありがとうございました。あぶないところをたすけていただいて・・・」
「あぶなかったな、ねえちゃん。ぼくがここ通らなんだら、今頃お嫁にいけんとこやがな。いったいこんな山道どこいきまんねん」
「はい。おうちにかえるとちゅうです」
「そらあぶないで〜」
「おんなの夜道はあぶないから、ぼくがいえまでおくりましょう」と
この男もはじめのうちはなんにもせなんだけれども
途中まできたら、やにわにズボンぬいでとびかかってきたで
「あれ〜 たすけて〜」
というてるところへ、またべつの男があらわれて、格闘の末、その痴漢をおっぱらってくれた
「ありがとうございました」
「あぶなかったな。どこへいきまんねん」
「はい。おうちへかえるとちゅうです」
「そらあぶないで〜」
「おんなの夜道はあぶないから、ぼくがいえまでおくりましょう」と
この男も途中でなにかやりかけたけど
家があんまり近すぎて先に家の方へついてしもうた
むすめはんの両親がよろこんだ
「なんと勇敢な男性でしょ。うちのむすめもとしごろや。どうか結婚してください」と
ふたりはうまいこと結ばれた
それからしばらくして
花嫁さんがよくよく考えてみたら
その婿はんは
いちばんはじめに出てきた男やったんやて〜
《テレビショッピング》
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