ハルタ 2023-DECEMBER volume 110 (ハルタコミックス) [ ハルタ編集部 ] 価格:825円 |
年末で全部載せの号。
よいお年をお過ごしください。
『スパイゲーム』が最終回でした。この方の作品、なんか見せたいシーンを描くためにやってる漫画だなって印象がずっとあります。前の読み切りの時もそんなことを感じたような。お話の盛り上がりと私の気持ちの盛り上がりとそれが合わさるとすごくいいんだけどなー、みたいな。今回はちょっとうまく合わなかったかもしれません。次に期待。
『神に誓って偽りです』は始まったばかりですがいいですね。絵が素敵。ちなみになんとなくお母さまはまだ全然生きてて、またみんな騙されちゃってっていう結末が待ってそうな感じがしますがどうでしょう。
『ヴラド・ドラクラ』、いよいよ最後の決戦です。多分。決戦っていうほど戦ったのかなって印象ですけども、どういう風に描かれるんでしょうね、楽しみです。
史実的にはこの辺のもうちょっと後になって最終的にハンガリーはオスマンに屈するはずだけどなーってことで、その前に一発かまして戦場に散るという感じでしょうか。死んだときの確定的な記録は見つかっていないようなので、生き残りエンドもあるのかもしれないな。愛人のところにかくまわれて、みたいな。どうなるでしょう。
巻末に『ミギとダリ』の小冊子が載っていました。作者の佐野さん、今年お亡くなりになったんですよねぇ。残念です。あの絶妙な、絶妙すぎて実際ちょっとよくわからないギャグが新しい作品として出ることは、もうないんだ。お疲れさまでした。
次号は2月15日。
新年!
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