以前から気になってたゲームですが、この連休中にプレイしてました。
とっても面白かったです!
選択肢で物語が分岐していくゲームなので、まだ1回終わっただけなので他の分岐は見てないんですけど。あれですねー、選択肢がいつも、どれも不正解ってわけじゃないけど正解でもなさそう、みたいな微妙なところついてくるんで毎度ドキドキします。問われているのは、そう演じて欲しいと思う私の願いか、それとも私自身か。
基本的に三人称視点のゲームなんですけど、操作してるのはアンドロイドなんですよね。あぁ、差別されてるってこういう事だよな、っていうのを感じました。
何だろう、いや、まぁ別にいいんだけどさ、みたいな諦めに近い感覚。だってアンドロイドだし?疲れることなんてないわけだから、バスの後ろに詰め込まれて立ちっぱなしでも?でも前の席ガラガラじゃん?これって意味あんの?みたいな。
お金持ってる持ってないで差別されることは日常でもよくあってまぁ慣れているわけなんですけど、こういう何というか自分ではどうしようもない感じの理由で差別される感覚は胸に来ます。本気出したらこっちの方がすごいんだぞ!っていう気持ちもあったりして。
ちなみに街を歩いてると人に難癖つけられて絡まれたりしちゃいます。人間恐ぇ…。
雪の舞う閉鎖された遊園地、メリーゴーランドのシーンがとっても鮮烈でした。
生きるとは何であるのか。人に使役されるために創られたアンドロイドは、その使役から解放されたとき、果たしてすべきことは何であるのか。それが、アンドロイドにとって生きるという事なのかどうか。
メリーゴーランドは廻る。アンドロイドによって管理された、もう人がくることがないこの閉鎖された遊園地で。
価格:6,334円 |
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