コミックを中心に

エーゲ海を渡る花たち2巻【電子書籍】[ 日之下あかめ ] 価格:616円 (2019/9/26 01:59時点) 感想(0件)

その十字架はここから先
あまり人目につかないよう
気をつけなさい

あなた達にとっても
また我々にとっても
それは尊いものだ

大事になさい

ラグーザからコトル、コルフ島、クレタ島の2巻。

アドリア海からエーゲ海に出てきました。

前巻のはこちら。


ラグーザは聞いたことがありましたがコトル（カッターロ）は初耳、だったんだけどあーあのちょっとだけヴェネツィア領だったあそこかーという感じで読んでました。世界遺産に登録されているとのこと。街並みとかかな？今はモンテネグロですね。セルビア、アルバニアなんかが近くにあります。

後は島ですねー。ギリシア付近にはたくさん島がありますがいつか観光してみたいなと思います。最近はちょっと荒んでるのかも知れないけれど。

いいですね、アドリア海、イオニア、そしてエーゲ海。ロマンがあります。あんまり地理・歴史を知らないのが恥ずかしいところですが。でもね、それはつまりまだまだたくさん知れることがあるという事なのだよ（強制的前向き）。


何かお話の都合上仕方ないのかも知れないけれど、旅先の地理や文化は説明で流して、そこで起きるイベントにはあんまりそれらが絡んでこないんで今一つどこも印象に残らないのが残念ではあります。ま、お話作るの難しくなっちゃうからしょうがないね。さくさく進んでいっちゃうからって言うのもあるんだけれど。

そもそもどこ目指してたんだっけな、この御一行。クレタ島か。着いちゃってたんだねぇ、一応。ネグロポンテに目的地が変更されました。モンテネグロとネグロポンテっていっつもごっちゃになります。次巻で区別がつくようになるでしょうか…。


地理のお勉強にもなってとっても良いです。

引き続き楽しみです。

バツコイ6巻【電子書籍】[ 月子 ] 価格:648円 (2019/9/24 01:29時点) 感想(0件)

頭沸いてんのか
てめえ

するわけ
ねえだろ

ハッピーエンドの6巻。

前巻のはこちら。


何かこうお話の流れ的には行き当たりばったりな感じがあるように思うんですけど、赤ちゃんかわいい！好き！という素敵なお話なのでまぁいいかという感じでしょうか。

いや、どっちかというとそういうお話だから、この流れでも全然いいのかな。砂後谷さん、完全にクズにされちゃって…。かわいそう、とは微塵も思わないけれども…。イベントとしては予想が当たってるんだけどまさかこういう結末とは…。

でも他の人たちももうちょっとお話があるのかと思ったらあんまりなかったですねー。特にゆみおっち…。いい女は報われない…。


やー、しかし月子さんの描く女の子はいつもカワイイです。もちろんカッコイイもあるよ！この漫画はみんな弁護士さんなんで特にカッコイイよ！私もあの事務所で働いてみたい！なんかあんまり仕事してるお話は無かったけどね！


次はどんな漫画になるでしょうかねー。
しばらくは育児に専念かな？
ご出産されたそうで、おめでとうございます。

のんびり次回作を待ちたいと思います。

将国のアルタイル嵬伝/嶌国のスバル7巻【電子限定! ミニ画集付き】【電子書籍】[ 小林裕和 ] 価格:648円 (2019/9/22 01:01時点) 感想(0件)

…死んでなどおりませぬ

これまでも…
そしてこれからも

託された者が在る限り
草薙は決して死にはしませぬ

皇家
在らずとも…！

完結しました！

前巻のはこちら。


サクっと〆に行きましたね。引っ張ると長くなりそうだったのでアリな感じでした（何様）。ちなみに最後、紅那岐さんの後日譚的なお話でしたが、ここちょっとわかりませんでした。どういうお話？何を探しに行ったんだろう…。ちゃんと読んでなかったからかな…。


敵方にも素敵な人たちが多かったですね。兆京室さん、尹昌許さん、どちらもとっても格好良かったです。能力のある人が、その能力をいかんなく発揮して、しかし尚それであっても敗れるという展開が好きです。

結果はいつも紙一重。それで今、こうあることが貴重なの事なのであります。


さて巻末に制作裏話的なことが載っていますが、この作画のカトウチカさんはカトウコトノさんとご兄弟か何かなのかしらって思ってたんですけど特にそういうご関係ではないそうです。

チカさんはアジチカというグループ名で作画などをされていくとのこと。そういうのもあるんだね。

漫画ってアシスタントの人とかそれなりに関わって作っていってると思うけど、名前あんまりちゃんと出てきませんよね。そういうのでいいのかしら。そのうち漫画家として売れてくならいいんでしょうけれども。分業での担当専門って人もいると思うんだけどな。ま、大体は業界の中で伝わっていくのかも知れないね。狭そうな業界ですし（偏見）。


何にせよお疲れさまでした。
面白かったです。

さよならローズガーデン/ 2【電子書籍】[ 毒田ペパ子 ] 価格:659円 (2019/9/18 02:58時点) 感想(0件)

強い光を浴びている
薔薇の裏には

同じくらい
暗い影が差して
いるものだよ

隠し事の2巻。

前巻のはこちら。


アリス様のご家族が出てきますが、顔が似すぎてて誰が何を言ってるのかわからなくなります…。特に妹さん（？）の一人は髪型も同じで全く区別がつきませんね…。よく見ると目元が違うのか…。後セリフがひらがなだ…。


さてアリア様がカードを切ってきましたが華子さんはどう受けるでしょう。って言うと何だかバトル漫画みたいだけれど。

ま、お互いに二人の気持ちを確かめ合った後に外から横やりが入ってきて何か大きな決断をする、みたいな流れなんじゃないかなって気がします。一回別れて再会という感じか、あるいは一緒に逃げた後に別れるという感じでどうだろう、みたいな。


ちなみに隠し事のお話というか、胸の内に秘めてる思いみたいなお話がずっと続くなーって思ってるんですけど、好きになるきっかけは何かほぼ一目惚れみたいな感じだった気がするんで、どのくらい大好きなのかがいまいちこう伝わらないまま何かちょっと悩み過ぎなんじゃないのっていう気もしてきてしまいます。

所々でいやいや、めっちゃ好きだしそうなるよね、しょうがないねって自分を奮い立たせなければなりません。

でも、私が好きな人の幸せがそのまま私の幸せにはならないのだ、みたいなお話は良いですね。そういうの好きです。ああ、私は何と自分勝手なのだろう、みたいなやつ。


次はいつかな？前巻は1月ごろだったみたい何で、半年ちょっとかなー。

どうなるでしょう。

あーとかうーしか言えない（2）【電子書籍】[ 近藤笑真 ] 価格:638円 (2019/9/16 02:30時点) 感想(0件)

描きたいことを描く。

変わらないよ。

コミケの巻。

前巻のはこちらにちょこっと。

絵もそうだけど全体的に微妙わかりづらいな…、という漫画なんですがギリギリ私の許容範囲、ということで読めています。作中作に出てくる絵の方が好みだなーという場合も。あれらは別の人が描いているのかな？


漫画家とか出版社とかの漫画なわけですが、出版社、現実ではどうなっていくでしょうねぇ。雑誌、少なくとも紙媒体の雑誌は全く歯止めがかかってないじゃないですかー、というグラフを最近見たんですよね。これとか。

いやー、『FEEL YOUNG』ヤバイね、これだけ見ると。雑誌では読んでなかったけど、あそこで連載してた漫画、結構読んでると思うんだけどなぁ。最近読んだのは『アヤメくんののんびり肉食日記』かなー。

でも記事にある通り、電子版の数って出てこないみたいですね。そっちでカバーできるくらい伸びててまだ何とかなってるといいな…。

でも雑誌がなくなっちゃうとどうしても露出が減っちゃってそれもどうかなって感じもあるんですけどどうなんでしょうか。パイが増えないままじりじりと減っていくような感じになっちゃったりして。

何と言いますか日本では（世界でも？）完全に業態のシフトに失敗していて、経営学とかではケーススタディとして扱われたりするんじゃないでしょうか、業界全体として。

ちなみに電子書籍プラットフォームは出版社とは全然関係ないような企業が参入してて地味に伸ばしてたりしてますね。でもこっちもさすがに乱立しすぎでしょう…。どうなっていきますか…。


さて漫画の話を全然書いてませんが、何の話だったっけ…。そう、人気投票対決とかやってたみたいです（適当）。戸田センセを知る人が偶然登場してきたので次はその辺の人間関係のお話でしょうか。

どうなるでしょう。

次も買ってみます。

ふしぎの国のバード 6巻【電子書籍】[ 佐々　大河 ] 価格:713円 (2019/9/15 01:42時点) 感想(0件)

私が知りたいのはね
伊藤

技術が昔のままだった背景にある
人々の考え方についてなのよ

秋田への道中の巻。

前巻のはこちら。


脚気のお話から始まる今巻ですが、西洋には無い、という会話があります。そうなんだね。食文化の違いでしょうか。日本だと米が主食ですしね。

江戸の中ほどから主食のそれを精米して食べるようになったことから流行し出すという話を聞いたことがあるような気がします。で、明治のあたりで海軍の軍医（？）さんが麦飯の導入を提案して改善したりとかそういう歴史だったような。

何か大航海時代あたりにもビタミン欠乏症の話があったような気がするけどどうだったかなぁ。キャプテン・クックとかあの辺りのお話だった気がしますがどうでしょう。


ちなみにこのお話で小林さんというお医者さんが出てくるんですが、何か食べ方が汚い人という描写なんですけどこういうの必要なのかなぁ。何か読んでて不快にしかならないんだけど…。このキャラ付け要るの？って思っちゃいますねー。

この人また後で出てくるんでしょう？何かやだなぁ。


さて、結局バードさんはどこまで行くんだったかな。蝦夷地まで行ったんでしょうか？そうするともうしばらく続けられますかねー。秋田から青森、そして海を渡って北海道です。寒くなると大変そうなんだけど時期は大丈夫なんでしょうかね。何月ぐらいのお話なんだろう、今って。


次巻はまた1年後くらいかな？ハルタだしね。

楽しみに待ちたいと思います。

アルテ 11巻【電子書籍】[ 大久保圭 ] 価格:583円 (2019/9/12 01:37時点) 感想(0件)

その方が不幸だなんて
誰が決めたの？

恋に落ちて転落した…

それは周りからの評価でしょう？

幸せか不幸せかは
他人が決めることじゃないわ

引き続きやんごとない11巻。

前巻のはこちら。


王女様（だっけ？）の肖像画は特に進んでいません。そもそも良い肖像画を描くために、その人を深く知る必要などあるのか？みたいな素朴な疑問を持ってしまうこともあるわけなのですが、どうなのでしょうか。

知らないからそのように見える、ということは無いのか？それははたして知っているからこそ見える部分に比べて常に劣っているのか？みたいなめんどくさいことを考えてしまいます。

そう、逆なのだ。実際にその人が不幸なのかどうかが今ここで問題なのではない。私にその人がどのように映っているのかが常に問題なのであり、それを差し置いて、他人から受け取った評価を私の目を通してその人に与えてしまっていたことがこの場合間違っていたことなのだから。

ここにおいて、それはつまり実際のところどうであったのかも、そしてどうであるのかも等しく無粋である。なんてね。


さて、私この侍女の人が可愛らしくて好みなので仲良くなって欲しいなぁと思っていたわけですが、徐々に仲良くなっていってて何よりであります。ツンデレです。護衛も兼ねているからか身体能力が高い。


次巻は年明け1月20日！

少しずつ明らかになる王女様の背景。
楽しみです。

ヴァンピアーズ（1）【電子書籍】[ アキリ ] 価格:648円 (2019/9/11 00:21時点) 感想(0件)

生きている間は輝いてください

決して思い悩んだりしないでください

人生はほんのつかの間ですから

時はいずれ終わりを求めてくるものですから

　　　　　　　　　　（セイキロスの墓碑銘）

百合とヴァンパイアの漫画1巻。

表紙見て、立ち読みして面白かったので買ったんですが、何かこの絵見たことあるよなーって思ってたら『ストレッチ』のアキリさんでした。さ、作者名も覚えてたよ…、ちゃんと…。

つり目の女の子がいつもかわいいです。『ストレッチ』では先輩の方ですね。後輩ちゃんは挙動がかわいい。

で、今回はつり目で振舞いがかわいい女の子が何とヴァンパイアです…。ドストライクですね、どうしましょう…。左の子です。寝顔が特にかわいいです。


出会いの場面から始まります。

「これは、運命だ」というのは後になってその時のことを思い返した時に私の頭に響く私の思いであって、あの時の私はそんなことを考える余裕すらなく、ただ、私の視線の先にいる彼女から目が離せないでいたのだった。

あの時、振り向いた彼女と目が合うまでの永遠とも思える時間はまるで、その瞬間が私たち二人のことをずっと待ち続けていたかのように、全てのこれまでとこれからの時間がその時に収束していったかのようだった。

っていうほど何かドラマチックな感じでもありませんが。色んなものを一気に端折ってお話が始まっています。気になるのは周りの人みんな魅了されちゃってそれはいいのかしら…って辺りでしょうか…。目がぐるぐる目になるみたいです。


さてどんなお話になっていくでしょうねー。ヴァンパイアのお話はいつも切ないお話になりますが、そこにも期待していきたいと思います。

大好物です！

楽しみに待ちたいと思います！

逃げるは恥だが役に立つ10巻【電子書籍】[ 海野つなみ ] 価格:454円 (2019/9/10 02:12時点) 感想(4件)

月が綺麗だと

誰かに
教えたくなりますね

何と再開の10巻。

わりとビックリしました。前ので結構綺麗に終わってたと思うんですよねー。っていうか最後百合さんだったけど…。再びうまく閉じることができるでしょうか。楽しみー。

巻末にもその辺ちょっと触れてあります。女の呪いは描いたけれど、男の呪いは描いてなかったな、ってことみたいです。やはり自分が描こう、という。カッコイイ〜。


さて育休取るぞ、みたいなお話が載っています。育休、どこも厳しいって話はよく聞くんですけど私の身近では全然そんなことないんで隔世の感があります。

最近も会社の人で2か月は無かったかもしれないけど取ってた人がいたし、前の会社でも1年くらい休みますって言ってた人がいた気がするけどなー、あれはどういう感じで取ってたんだろう。さすがに無給だよねぇ。ちなみにどっちも男の人ね。

一人が一か月程度離れたくらいで回らなくなるような仕事ではないからこう言ってられるのかも知れないなー。少人数短期間でやってるようなところだと無理ーってなっちゃうのかも。あんまりそういうお仕事したことなーい。


津崎さん夫婦と、百合さんと、後この雨山さん？も何か話があるんだろうかしら、ちょいちょい出てくるけれども。男の呪いはこの人が解くのかな？呪いってどの辺でしょうねぇ。男は働いて、収入がなければ、みたいなののアレでしょうか。ちょっとシンプル過ぎるかな。


次巻は来年！

楽しみに待ちたいと思います。

夜と海　2巻【電子書籍】[ 郷本 ] 価格:648円 (2019/9/8 23:49時点) 感想(0件)

誰かを
好きでいることは
楽しい

退屈とは
無縁でいられる

恋とは
素晴らしいものだ

変わらない日常の中で変わっていく日常の2巻。

2学期になりました（たぶん）。

前巻のはこちら。


さてあんまり内容覚えてなかったんですけど、特に二人以外の人たちがどういう感じだったっけっていうね…。まさかメインの回があるとは…。

誰かを好きでいることは楽しい。いいですよね、ずっと思ってるだけでその時間はずっと楽しい。そんな風に人を好きだったことが、あれ以来、私にあっただろうか、みたいな。


さて月子さんは泳げない設定です。私は実は結構泳げる方なのですが、いや、最近はちっとも泳いでいないのでどうかな？って部分も無くは無いですが、泳げないという感覚はあんまりよくわからないかもしれませんねー。後、カナヅチとかも。

水に入って横に伸びーってやったら浮きませんかね、自然と。縦になると足でわちゃわちゃしてないと沈んじゃう。顔を水の上に出したいばかりにより大変になっちゃう、とかそういう感じなのかもしれないな。ヒトはしばらく息をしなくても生きていられるのだよ。


次巻もまた一年後くらいでしょうか。ゆっくりと進む彼女たちの時間が羨ましく思えます。私にも同様に、あの時間はあったのだな、とまあそんな気にさせてくれる素敵な漫画です。この漫画を見つけた私は運が良い。

引き続き楽しみです。