今日のワインは、北海道千歳市の千歳ワイナリーの北ワイン・ケルナー・2020です。
http://www.chitose-winery.jp/index.html
http://www.chitose-winery.jp/wine_018.html
ケルナーというぶどうはあまり馴染みがなかったのですが、
調べてみると、
・ドイツで交配された白ぶどう
・トロリンガー+リースリング
・交配した研究所の地域の著名人・詩人のユリウス・ケルナーに由来
・寒さに強く-10度まで耐えられる
というぶどうのようです。
ドイツに気候が近く、また寒さに強いということから、北海道で栽培されることが多いようですね。
ワイナリーの紹介文では、
余市町 木村農園産の樹齢およそ25〜35年のケルナーをフレッシュなやや辛口の白ワインに仕上げました。近年の北海道余市町では、花振るいによる収穫量が減少しておりましたが、2020年ヴィンテージは久しぶりの豊作に恵まれた年になりました。青リンゴや洋ナシのような華やかなアロマ、北海道らしい爽やかな味わいが特徴です。
<白・やや辛口>
だそうです。
色は、暖色系のレモンイエロー。だいだい色+レモン色と言う感じでしょうか?
香りは、「華やかなアロマ」とあるように、ぶどうの甘さを感じつつ、りんごや桃のような複雑な香りがします。
味は、すっきりとした辛口なのに、酸味やタンニンは抑えられており、辛口なのに、ぶどうの甘さをしっかり感じられる、という不思議な味わいです。バランスもよいので料理と合わせやすい感じです。
美味しいですね。
日本で手頃な値段で手に入る白ワインというと甲州が多いのですが、ケルナーのほうが甘さを感じることが出来るので、これはこれで重宝しそうですねえ。