今日のワインは、余市のドメーヌ・ユイ、T2 Petillant Rose、2022です。
https://www.facebook.com/domaineyui/
T2というのは、Tの形をしたぶどう畑、そのT2区画でつくられたブドウ、ということのようで、
ポートランド95%、キャンベル・アーリー5%の微発泡ロゼです。
ワイナリーの説明文をショップなどからコピペしますと・・・
【ワイナリーコメント】
ドメーヌユイ第2区画のポートランドで作ったペティアンです。
ポートランドは白ブドウですが、今年は同じくT2区画に少量植えられているキャンベルを混醸したため、うっすらとしたロゼ色となりました。
これまでポートランドはホールバンチプレスをし、素直に白仕立てにしていましたが、昨年は『除梗機を使って梗を取り除き、少しだけ醸してオレンジ仕立てにしてみよう!』という新たな構想にトライ!アイディア自体は悪くなかったと思うのですが、梗を取り除いてしまったことでポートランドのグミのような弾力性に拍車がかかり、プレスで圧力をかけても、回転させても全く絞れず完全敗北、過去最悪の搾汁率でした。
その搾汁率はなんと驚きの50%!
来年への教訓としては、@もし醸すならポートランドのプルプル感がなくなるまでしっかり醸してからプレスするAフレッシュ感を損なわない程度の軽い醸しなら除梗は絶対にしない、です。
せっかくたくさん収穫できたのに…と当初は落ち込んでいましたが、ほぼフリーランのみのリッチな果汁は、南国フルーツの陽気さをまとった美味しいワインへと変貌し、大満足の出来となりました。
ドメーヌユイの中ではポートランドはラブルスカ香の強めなワインですが、今年は搾汁率が低めなのでラブ香も控えめ、冷蔵庫でしっかり冷やして夏のビール感覚で気軽に飲んでいただけるワインに仕上がっています。
香りの要素はパッションフルーツ、グァバ、バラ、コリアンダー、オレンジピール、ジンジャーなど。
キュッとした酸とオリ多めでしっかり厚みもあり、泡もしっかりです◎
ソースを使った料理や、エスニック、屋外でのバーベキューなどと相性が良さそうです。とのこと。
色は、写真の通りの濃いオレンジ色、もう、ロゼというよりはオレンジワインですね。
香りは、上手く説明できないのですが、みかんのような柑橘製の甘さかな、と私は感じました。ワイナリーの説明文だと、複雑な感じですね。いつかあのように説明できるようになりたいです(笑
味は、極めて上品。
のどごしの良さの向こうに、ほのかな甘さを楽しむことが出来ます。
まさに大人のサイダー。
スパークリングワインなので、夏の暑い時期にピッタリ。
また、バランスが良いので、どのような料理にも合わせられます。
やっぱり北海道のワインは美味しいなあ、と再確認しました。