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2019年08月23日
家族の木 THE FOURTH STORY 真と梨央 <3、ハネムーン2日目>
ハネムーン2日目
翌朝はなかなか起きられなかった。とても疲れていた。お嬢様も同じだった。衝撃の初体験で疲れ果てたようだった。丸くなって眠っていた。そのままにしてシャワーを浴びた。
シャワー室から出たときには、もう起きていて「なんか私朝寝坊しちゃって、ごめん」まで言いかけたので、「謝らなくていいんだ。二人で朝寝坊したんだから謝ることなんてないんだよ。そんなに、いつもいつも謝ることないんだ。」というと、また「すみません。私不器用で。」といった。多分、心の中でめんどくせーとぼやいていたのが分かっていたのだ。可愛そうなことをした。
「君はきれいだ。君と結婚してよかった。」と声をかけると、「ありがとう」と笑った。とろけそうな笑顔だった。「今日は観光はやめよう。ここでゆっくりしよう。それより、大丈夫か?」と聞くと、はにかんだまま「大丈夫です。でも、なんだかちょっと・・・。」とだまってしまった。「ちょっと何?」ときくと「何か挟まってるような気がするの」といわれて爆笑してしまった。卑猥で楽しい会話だった。
その日は一日ホテルにいた。ホテルのショッピングセンターで買い物をした。最初は口数が少なかったが、そのうちにお土産を買い始めた。お母様って何がお好きですか?私の母は好きなものが地味なの。ハンカチで大喜びするわ。ねえあなたのお母様は何が好きかしら?聞かれてもわからなかった。
香水かなあと軽そうなものを答えた。ねえ、どんなブランドがお好きかしら?と聞かれて、もう答えられなかった。わからないと答えると、ローズ系がいいわよね、きっとお母様に似合う。といって自分で買ってしまった。
君はどんな香水が好き?と聞くと「香水は使わないの、オードトワレだけ。」といわれても何かわからなかった。「その、オードトワレを買おう。どれが好きなの?決まって使ってるものがあるの?」と聞くとあまり高くないブランドを答えた。
お嬢様はもっと有名ブランドの高いものを使っているのかと思った。母のために買った香水の5分の一ぐらいの買い物だった。ちゃんとした躾を受けている女は浪費はしないのだとわかった。
夕食を終えて部屋に帰ると微妙な空気が漂ってきた。お互いにそのことしか頭になくなってくる。部屋に戻って、「君シャワーを浴びれば?」というと「どうぞお先に」というので、「今日は君が先に浴びればいいよ。」と奇妙な譲り合いをした。
お嬢様はシャワー室から出て来るときには、もうすっかりパジャマを着こんでいた。普通はこのタイミングならバスローブだろ、と思いながら後ろから抱き寄せて「いい匂いがする。」というと、今日買ってもらったトワレを使ったの。」と答えた。
世間慣れしていないのに男の気持ちを捕まえることはできるんだと意外な感じがした。「じゃあ、今日もしよう。いいね。」と念を押すとうつむいたままうなずいた。昨日のしんどさがよみがえってきた。
しばらくはトレーニングのつもりでがんばろうと思った。性格がいいのは今日一日で分かった。暖かい家庭で育った素直な性格だった。お嬢様は昨日と同じで、所在なげに化粧台の椅子に座っていた。うつむいて一言もしゃべらない。手をつないでベッドまで連れて行った。
「昨日は悪かった。知らなかったんだ。あんなに痛いものだとは分からなかった。今日はもっと優しくするよ。安心してて大丈夫だ。リラックスして。こういうことは練習が大切なんだよ。」と言いながら押し倒した。抵抗しなかった。
今日は普通に単なるお人形だと安心した。されるままになっていた。胸を触ると体を固くしたが抵抗はしなかった。まだ緊張は解けないようだが、恐れおののくようなことも無くなってきた。適度な羞恥心を好ましく思っていた。
続く
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翌朝はなかなか起きられなかった。とても疲れていた。お嬢様も同じだった。衝撃の初体験で疲れ果てたようだった。丸くなって眠っていた。そのままにしてシャワーを浴びた。
シャワー室から出たときには、もう起きていて「なんか私朝寝坊しちゃって、ごめん」まで言いかけたので、「謝らなくていいんだ。二人で朝寝坊したんだから謝ることなんてないんだよ。そんなに、いつもいつも謝ることないんだ。」というと、また「すみません。私不器用で。」といった。多分、心の中でめんどくせーとぼやいていたのが分かっていたのだ。可愛そうなことをした。
「君はきれいだ。君と結婚してよかった。」と声をかけると、「ありがとう」と笑った。とろけそうな笑顔だった。「今日は観光はやめよう。ここでゆっくりしよう。それより、大丈夫か?」と聞くと、はにかんだまま「大丈夫です。でも、なんだかちょっと・・・。」とだまってしまった。「ちょっと何?」ときくと「何か挟まってるような気がするの」といわれて爆笑してしまった。卑猥で楽しい会話だった。
その日は一日ホテルにいた。ホテルのショッピングセンターで買い物をした。最初は口数が少なかったが、そのうちにお土産を買い始めた。お母様って何がお好きですか?私の母は好きなものが地味なの。ハンカチで大喜びするわ。ねえあなたのお母様は何が好きかしら?聞かれてもわからなかった。
香水かなあと軽そうなものを答えた。ねえ、どんなブランドがお好きかしら?と聞かれて、もう答えられなかった。わからないと答えると、ローズ系がいいわよね、きっとお母様に似合う。といって自分で買ってしまった。
君はどんな香水が好き?と聞くと「香水は使わないの、オードトワレだけ。」といわれても何かわからなかった。「その、オードトワレを買おう。どれが好きなの?決まって使ってるものがあるの?」と聞くとあまり高くないブランドを答えた。
お嬢様はもっと有名ブランドの高いものを使っているのかと思った。母のために買った香水の5分の一ぐらいの買い物だった。ちゃんとした躾を受けている女は浪費はしないのだとわかった。
夕食を終えて部屋に帰ると微妙な空気が漂ってきた。お互いにそのことしか頭になくなってくる。部屋に戻って、「君シャワーを浴びれば?」というと「どうぞお先に」というので、「今日は君が先に浴びればいいよ。」と奇妙な譲り合いをした。
お嬢様はシャワー室から出て来るときには、もうすっかりパジャマを着こんでいた。普通はこのタイミングならバスローブだろ、と思いながら後ろから抱き寄せて「いい匂いがする。」というと、今日買ってもらったトワレを使ったの。」と答えた。
世間慣れしていないのに男の気持ちを捕まえることはできるんだと意外な感じがした。「じゃあ、今日もしよう。いいね。」と念を押すとうつむいたままうなずいた。昨日のしんどさがよみがえってきた。
しばらくはトレーニングのつもりでがんばろうと思った。性格がいいのは今日一日で分かった。暖かい家庭で育った素直な性格だった。お嬢様は昨日と同じで、所在なげに化粧台の椅子に座っていた。うつむいて一言もしゃべらない。手をつないでベッドまで連れて行った。
「昨日は悪かった。知らなかったんだ。あんなに痛いものだとは分からなかった。今日はもっと優しくするよ。安心してて大丈夫だ。リラックスして。こういうことは練習が大切なんだよ。」と言いながら押し倒した。抵抗しなかった。
今日は普通に単なるお人形だと安心した。されるままになっていた。胸を触ると体を固くしたが抵抗はしなかった。まだ緊張は解けないようだが、恐れおののくようなことも無くなってきた。適度な羞恥心を好ましく思っていた。
続く
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