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【名著】群衆心理|ル・ボン 信用してはいけない言葉について 〜人生を破壊されないために、今知っておきたいこと〜
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【名著】群衆心理|ル・ボン 信用してはいけない言葉について 〜人生を破壊されないために、今知っておきたいこと〜
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0:00
はいどうもあまたろうです本日はフランス の心理学者 ギュスターブルボンの
0:05
群衆心理を紹介いたしますどんな作品かと 言いますと 群衆の性質や行動様式の解明を試みた社会
0:13
心理学の古典的名著です特に 影響力のある人物の意見や周りの雰囲気に
0:20
流されやすい方 価値観の違う相手に対しストレスや怒りを
0:25
感じやすい方SNSを使って情報収集する ことが多い方
0:31
マーケティングや ブランディングに興味のある方にぜひ手に 取っていただきたい一冊ですいじめや暴力
0:38
誹謗中傷など人間は一人でいる時には 決してやらないことでも大勢の人と一緒だ
0:44
となぜかそれを平気でやってしまうことが ありますこのように個人が
0:50
群衆の中に組み込まれた時に起こる特殊な 心理状態のことを 群衆心理と言います
0:56
普段目にする企業のコマーシャルメディア や著名人の情報発信 ネット上で頻繁に起こっている炎上など
1:03
私たちの身の回りには 至る所で群衆心理が働きその力が今世界を
1:10
動かしていると言われていますそのため これからの仕事や生活のあり方を考える上
1:16
で 群衆心理というテーマは決して避けること ができませんそこで今回は世界に先駆けて
1:23
この謎に迫った名著を 歴史的な背景と合わせて 丁寧に解説をしていきたいと思いますそれ
1:29
では参りましょう ギュスターブルボン 群衆心理さあまずはこの動画の全体像から
1:35
を示しいたします初めに背景知識として ルボンの人物像とこの作品を読む上で知っ
1:41
ておきたいフランスの歴史について簡単に 紹介しその後本書の内容を国家の運命を
1:47
決めるもの 理屈が通用しない世界 幻想に引きずり込む言葉の魔力という3つ
1:54
のテーマに沿って進めてまいりますさあで は早速背景知識から見ていきましょう
2:00
マーブル本彼は1841年フランス北部に あるノジャンルロトルに誕生しました家柄
2:07
は17世紀から続く名門で 医科大学を卒業後35歳の時に
2:13
医学博士の学位を取得その後野戦病院に 勤務し 医師としてのキャリアを積みましたしかし
2:19
彼の興味関心は 徐々に医療から離れていき ヨーロッパやアジア北アフリカなどを回り
2:26
人類学や考古学の研究に没頭1884年に はフランス政府から
2:33
仏教戸籍に関する調査を依頼されインドに 渡るとその視察結果をもとに東方文明に
2:39
関する著作を数多く生み出しましたその後 も彼の学問的関心はとどまるところを知ら
2:45
ず自然科学社会学心理学へと広がっていき 1895年
2:52
代表作 群衆心理を発表 ルモンは世界的にその名が知られるように
2:57
なりますこの作品を読む上でポイントと なるのは18世紀末から19世紀末にかけ
3:04
てのフランスの歴史ですそこで今から 群衆心理が発表された
3:09
1895年から 過去100年の間にフランスでどんな 出来事があったのかを
3:15
ざっとお話ししていきたいと思いますさて 今お示ししているのは18世紀末の
3:21
フランスの社会体制を風刺している 有名な絵画です当時のフランスは絶対者で
3:27
ある王様が頂点に君臨しその下に3つの 階層があるピラミッド構造の社会になって
3:34
いましたまずご注目いただきたいのが 真ん中の笑みを浮かべている男性です彼は
3:39
キリスト教関係の仕事をするいわゆる 聖職者で第一身分と呼ばれる特権階級に
3:47
なりますそして右端にいる派手な男性彼は 聖職者に並ぶ特権階級
3:53
貴族であり第二身分と呼ばれるポジション に属しますではこの特権階級とされる第一
4:00
身分と第二身分はいったいどんな特権が あったのでしょうかそれは
4:06
免税特権ですつまり当時のフランスは 偉い人は税金を支払わなくて良いという
4:12
社会システムだったのです一方第一身分の 聖職者と第二身分の貴族を苦しそうな表情
4:19
で背負っている男性彼は第三身分と呼ば れる平民を表しており
4:25
納税の義務はあるしかし 政治には参加できないという大変理不尽な 立場に置かれていました
4:32
ちなみにフランスの全人口の 約2%が特権階級残りは特権を持たない
4:38
平民でそのうちの大半が 貧困に喘ぐ 仮想階級でしたそのため多くのフランス
4:45
国民はこういった不合理な社会体制やそれ を容認している王様にも強い不満を持って
4:52
いたのです一方当時の国王であったルイ 16世は代々続いてきた
4:58
宮廷の浪費や 度重なる戦争によって国家財政が窮乏して いることに頭を抱えていましたそこで第三
5:07
身分出身で一般庶民からの信頼が厚い銀行 かジャックネッケルを財務長官に任命
5:13
そして世論を味方につけ特権身分に課税を することで 財政立て直しを図ろうとしましたところが
5:21
どうしても利権を手放したくない特権階級 の人々はこの改革に難色を示し国王に三部
5:29
会の召集を求めました三部会というのは第 一身分第二身分第三身分の代表者が出席
5:36
する 身分制議会のことを言います 1789年5月5日
5:43
ベルサイユ宮殿で3部会が開かれると特権 階級と第三身分は
5:48
肝心な財政問題そのものではなく 議決方法を巡って 激しく対立しました特権階級は自分たちに
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とって有利な一味分1票を主張これに対し 第三身分は1人1票つまり多数決で決める
6:04
のが平等だと訴えましたこれでは話が前に 進まないとしびれを切らした第三身分の
6:11
中心メンバーはある時三部会を抜け国民 議会という新たな組織を立ち上げます
6:17
もちろん国王はそんな勝手な行動を許す わけがありません彼らに対し今すぐ国民
6:25
議会を閉鎖することを求めましたところが 第三身分の議員たちはこれに猛反発
6:31
ベルサイユ宮殿の球技場に集まり自分たち が求める憲法が制定されるまで決して国民
6:38
議会は解散しないと宣言しますこの出来事 は 球技場の誓いと呼ばれ国王の権威を
6:45
揺るがす大事件となりましたそうしたらか 特権階級への課税を主張してきた
6:51
財務長官ネッケルに 貴族からの退任要求が強まっていくと ルイ16世はそれを受け入れ何と彼を罷免
6:59
ししまいますするとその噂がパリ中に 広がっていきたまりにたまっていた人々の
7:05
不満が爆発ネッケルの悲鳴は国民に対する 攻撃だ市民を
7:11
武器を取れ 1789年7月14日 興奮状態の群衆たちは
7:18
弾丸や火薬が備蓄されていたバスティーユ 牢獄を襲撃ついにフランス革命の火蓋が
7:25
切って落とされますその動きは全国の農民 たちにも波及していき多くの貴族が
7:32
殺害や 略奪などの被害に遭いましたそこで国民 議会は 歯止めがきかなくなった群衆たちに
7:39
革命の大義や方向性を示すため同年8月 26日人権
7:45
宣言を発表そこには人間の自由平等国民 主権といった基本原則が記されており
7:53
フランス革命最初の成果となりました10 月に入ると物価が高騰し
7:59
食糧不足が発生しかしそんな緊急事態で あるにもかかわらず
8:04
宮廷の人々はこれまで通り贅沢な宴会をし ており 民衆の怒りはさらにヒートアップしていき
8:11
ます女性を中心とした群衆は 槍や大砲などの武器を持ちパンをよこせと
8:18
叫びながら ベルサイユ宮殿に押しかけ国王一家をパリ に連行そして1791年6月フランス全土
8:27
を揺るがす大事件が起こりますバレンヌ 逃亡事件なんと身の危険を感じた国王一家
8:34
は深夜に王宮を抜け出しオーストリアへの 逃亡を図ったのですしかし彼らは国境付近
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のバレンヌで発見されあえなくパリに送還 されてしまいますこの一件によって
8:48
王家の権威は 完全に失墜そして 1792年に
8:53
王権が停止されるとその翌年1月フランス 国王ルイ16世は
8:59
革命広 ギロチンに処せられ同年10月には 王妃マリーアントワネットも同じように
9:05
処刑されますその瞬間まで 息を殺していた何万という群衆は共和国
9:11
万歳と叫び続けたと言いますしかしこれで フランスに平和が訪れたかというと実は
9:17
そうではありません今度は革命を主導して いたジャコバン派と呼ばれる
9:23
政治結社が 独裁的な権力を握り 恐怖政治を始めたのですその中心的な役割
9:30
を果たしていたのがこの人物です マクシミリアンロベスピエール彼は国家の
9:36
すべての敵と戦うと宣言し多くの反革命派 を弾圧さらに亡命貴族からは財産を没収し
9:43
ました 裁判なしに処刑されるケースも多く 獄中で亡くなった人も含めるとその
9:50
犠牲者の数はなんと約4万人にも及ぶと 言われていますそんな中
9:55
1794年7月ジャコバン派の敵対力が 議会中にクーデターを起こしなんと
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ロベスピエールの顎を縦断で打ち抜きます クーデターの主犯者たちは重傷を負った彼
10:08
を牢獄に連行 翌日ギロチン系に処し 恐怖政治を終わらせますその後フランスで
10:14
は 独裁者を出さないための仕組みとして5人 のリーダーからなる総再生政府が誕生
10:21
ところがやはり 王様が統治した方がいいとか5人も
10:26
リーダーはいらないと言った不満の声が後 を絶たず 各地でクーデターが起こり正常はますます
10:32
不安定になっていきましたもう希望はない のかそんな絶望する民衆たちの前に
10:38
ようやく救世主が水星のごとく現れます ナポレオンボナパルト彼はフランスの敵国
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を次々と打ち破り 莫大な国益をもたらしたフランス軍の若き
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英雄でしたもう革命はいいから早く生活を 安定させてほしいそう望んでいた庶民たち
10:58
はそんな4の圧倒的な実行力と リーダーシップに大きな期待を寄せてい
11:04
ましたすると彼は 軍事クーデターによって総再生政府を打倒
11:09
そして新たに 闘病政府を立ち上げ10年続いたフランス
11:14
革命にあっという間に終止符を売って しまいますそして1804年自分の名を
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冠したナポレオン法典を制定するとその後 国民投票で
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圧倒的な支持を得て 校庭に即位さらに持ち前の軍事的才能で イギリスとスウェーデンを除く
11:33
ヨーロッパ全土をわずか数年で制圧 ナポレオンは全盛期を迎えますしかし
11:39
民衆たちはそんな独裁的な力を振りかざす ナポレオンに 徐々に警戒心を強めていき
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各地で反乱が勃発その動きは ヨーロッパ全土へと広がっていきました そうしたらかついにナポレオンの没落を
11:54
決定づける出来事が起こりますロシア 遠征の大失敗 1812年6月フランス軍は
12:02
ヨーロッパ市場最大の 69万1500人の大陸軍を率いてロシア
12:08
に侵攻 圧倒的な武力で相手を一気に叩き潰そうと 企んでいましたところがロシア軍の巧みな
12:16
戦略と 冬将軍と呼ばれる 厳しい冬の寒気によってなんとフランス軍
12:22
はほぼ 壊滅状態に追い込まれ 撤退を余儀なくされますこの大敗北によっ
12:27
て 各地でハンナポレオン運動が激化その翌年 勃発したライプツヒの戦いでは
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オーストリアプロイセンロシア スウェーデンの連合軍にも敗れついにパリ
12:40
を占領されてしまいます 権威が失墜したナポレオンは1814年
12:46
皇帝を退位しエルバ島に島流しとなります それから間もなく彼は島を脱出し再び定理
12:53
につきますがその3ヶ月後に起こった ワーテルローの戦いで敗北イギリスに身柄
12:59
を拘束されると 絶海のことをセントヘレナ島に送られ 1821年51歳で亡くなります
13:08
ナポレオン失脚後フランスではなんと絶対 王政が復活し
13:13
ルイ16世の弟 ルイ18世とシャルル10世らが実験を 握ります彼らはこれまで通り
13:21
聖職者や 貴族を優遇する政策をとりフランスを革命 前の状態に戻そうとしましたしかし市民
13:28
たちの中に芽吹いた自由と平等の精神は そんな球体依然とした体制を
13:34
断固として容認しませんでしたそして 1830年7月学生や市民
13:41
労働者たちは武装を放棄し何と復興王政を 崩壊させてしまいますこの事件は7月革命
13:47
と呼ばれ他のヨーロッパ諸国の 独立運動を促しただけではなくドラクロワ
13:53
の 民衆を導く自由の女神や ヴィクトル融合のレミゼラブルを生み
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芸術分野にも多大な影響を与えましたその 後大師本家や銀行家に担がれて大いについ
14:06
たルイフィリップは自由主義と資本主義を 発達させフランスに産業革命をもたらし
14:12
ましたしかし一部の富裕層しか選挙に行く ことができないという特権階級優位の政治
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をしたためまたもや市民の不満が爆発 1848年2月革命という
14:26
ヨーロッパ全土を巻き込む大規模な運動が 起こりこれによって 王政は終了となりますその後フランス初と
14:33
なる男子普通選挙によってナポレオンの弟 ルイナポレオンが大統領に選ばれると彼は
14:40
クーデターを起こし 独裁的な権限を獲得 1852年ナポレオン3世として皇帝に
14:48
即位します彼は国民から支持を得るため 積極的な対外政策を進めましたが
14:54
1870年 鉄血最小ビスマルクと 参謀総長モルドケ率プロイセン軍に敗北し
15:01
なんと捕虜になってしまいますこれによっ てナポレオン3世の権威は完全に失墜
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フランスは 帝政から3度目の共和制へと移行しその 体勢は
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1940年まで維持されることになります さてここまで群衆心理が発表される
15:19
過去100年のフランス紙をざっと見て まいりました 群衆がどれだけ歴史的に重要な役割を
15:25
果たしまたそのパワーがどれだけ強大な ものであったのか
15:30
ざっくりとつかめていただけたでしょうか さあでは以上の流れを踏まえた上で いよいよ本編に入っていきたいと思います
15:37
一つ目のテーマは国家の運命を決めるもの ですではいきましょうこれから来ようとし
15:44
ている時代はまさに 群衆の時代であるわずか1世紀前までは
15:49
各国の伝統的な政策や国王同士の争いが あらゆる事件の引き金となっていた今日の
15:56
社会ではそういった伝統や自動車の個人的 な意向よりも
16:02
群衆の声が優勢になっている国家の運命を 決定するのはもはや帝王の意見ではない
16:08
群衆の意向なのだ 群衆の中の個人は自分の意志によって自分
16:14
を導く力をもたらくなった一個の自動人形 であるフランス革命の時彼らは群衆の一部
16:21
となり指導者に影響されるがまま 罪無き人々であろうと 躊躇なく断頭台へと送ったまた群衆の中の
16:29
個人は行為だけではなく 観念や感情も正常の自分と離れていく
16:35
節約家が浪費家になったり 疑い深いものが 信心深いものになったりあるいは正直者が
16:42
罪人へ 臆病者が英雄へとまるで別人のように一変 するのであるはいこれためます
16:49
ルモンは群衆の力が優勢になっていくこと に対し強い警戒心を持っていたようです
16:55
ここでの群衆とはただの人の集まりでは なく自分の意志で自分をコントロールでき
17:02
なくなった人の集合体のことを言います その最たる例として挙げられているのが
17:07
フランス革命機の民衆たちです彼らの中に は 暴力を好まない大人しい人も含まれてい
17:14
ましたしかしそんな 温和な人ですら 熱狂した群衆の中に組み込まれると性格が
17:21
豹変し 暴力や略奪といった 過激な行為に走ったのです赤信号みんなで
17:28
渡れば怖くないといった言葉もあるように 人は群衆の中に身を置くとその場の雰囲気
17:33
や 熱狂に流されつい自分らしからぬ 危なっかしい行動をとってしまうものです
17:40
そこでルモンはこういった理性を失い自分 の意志で自分をコントロールできなくなっ
17:47
た 群衆の中の個人をもはや人間ではなく自動 人形だと表現したわけですその上で彼は
17:55
群衆の性質について次のように語りますで は今から 群衆の性質について
18:02
順番に話をしていこうまず群衆の第一の 性質は 衝動的で動揺しやすく
18:09
興奮しやすいということである 群衆の中にいるものは無意識に支配されて
18:14
おり 脳の作用よりも むしろ脊髄の作用を受けているはいここで
18:19
食べます要するに 群衆の中にいる人は自分の頭でよく考える
18:24
前に 衝動的な行動をとったり感情に任せて言葉 を放ったりする
18:31
傾向があると言っているわけですこれは 現代のネット社会を想像していただくと
18:36
わかりやすいかと思います例えば最近では 著名人の言動のみならず一般人の素行まで
18:42
も 批判の種となり ネット上にはたくさんの誹謗中傷の 書き込みで溢れていますみんなが叩いて
18:50
いるのだからそれに乗っかって自分も叩い てしまえこういった衝動性はまさに
18:56
典型的な群衆心理であると言えます特に SNS ネット掲示板のように
19:01
匿名性の高い環境歩道個々人が普段抑圧し ている攻撃性が表に出て
19:07
暴走しやすくなると言われていますさらに リボンは 群衆の第二の性質について次のように語り
19:14
ます 群衆の持つ第二の性質は 暗示を受けやすく物事を軽々しく信じると
19:20
いうことである彼らには批判精神という ものがなく物事を極度に信じやすい
19:27
荒唐無稽な伝説が容易に生み出され世の中 に広く普及しているのもこういった性質が
19:33
関わっているのだしかし 群衆の中から伝説が生まれるのはただ単に
19:38
物事を頭から信じ込むからだけではない 集合した個人が
19:43
想像力によって物事を捻じ曲げてしまうの である例えば 極めて単純な事件であっても
19:50
群衆の目に触れればたちまち事実が歪め られてしまうなぜそのようなことが起こる
19:56
のかといえば 群衆は常にイマージュに物事を考えるから であるはいここで止めますなるほど
20:04
群衆の中に組み込まれた一個人は物事を イメージによって捉えるので間違っている
20:10
ものでもつい正しいと信じ込んでしまうと いったお話でした社会心理学の用語の一つ
20:16
に確証バイアスというものがありますこれ は簡単に言えば自分が見たいものだけを見
20:22
て 信じたいものだけを信じるという心理傾向 のことを言いますこのバイアスは誰もが
20:29
陥りやすいと言われていますが 群衆の一部になるとその傾向がより顕著に なるのかもしれませんさらにルモンは人が
20:37
いかに暗示を受けやすいかについてある 事件を取り上げて次のように説明します数
20:43
年前とある新聞にセーヌ川から少女2人の 死体が発見されたという記事が上がった
20:48
この少女たちの身元は12名の証人によっ て 極めて明確に突き止められたその完璧に
20:56
一致した陳述をもとに 判事は死亡少女のを許可したところが
21:01
いよいよ埋葬に取り掛かろうとした時の ことであるなんと遭難したと報告されてい
21:07
た少女二人は健在でありさらに水死した 少女たちと大して似てもいないことが判明
21:13
したのだつまり何らかの錯覚にとらわれて いた最初の証人の陳述が他の証人たち全員
21:20
に 暗示を与えていたのであるはいここの食べ ますなるほど
21:25
暗示とは言葉や合図などによって他者の 思考や行動を
21:30
誘導する心理作用のことを言いますまた 暗示にかけられた本人は他者から誘導され
21:36
たとは気がつかずさらに群衆の中にいると より暗示にかかりやすくなると言われてい
21:41
ますそれは正確な事実が求められる先ほど のような場面でも例外ではなく人はいとも
21:48
簡単に暗示にかかってしまうというわけ ですさらにルモンは 群衆の性質について次のように続けます
21:56
群衆の持つ第3の性質は感情単純で誇張的 であるということだ
22:02
群衆は 微妙なニュアンスを理解しようとせず物事 を大まかに見て周囲の過程を知らないまた
22:09
自分の持っている感情が一般の賛成を得る と 著しくその力を増大させるそのため彼らは
22:18
極端から極端へと走りやすいのであるはい これ止めます 群衆心理の暗示にかかると
22:25
理性の働きが鈍り単純で分かりやすいもの を求めるようになりますとまた周囲の人が
22:32
楽しいといえば楽しい 嫌だといえば嫌だというように感情も単純
22:37
になり共感されるほどその感情が強まって いくといったお話でした要するに
22:43
群衆に組み込まれると考える力だけでは なく感じる力も衰えていくわけです例えば
22:49
どこから国の思想家が長年の試作を経て 人間は生まれながらにして悪であると
22:56
結論付けたとしますこの時 群衆の暗示にかかっているとその思想家は
23:02
なぜそんな結論に至ったのだろうとかそこ にはどんな時代背景が関わっているの
23:07
だろうとか 疑問が湧いてこないのですさらにその断片 的な結論部分だけで人間はみんな悪なのだ
23:15
と信じ込み共感されるほどそれを真理とし て盲信し
23:20
否定されるほど 怒りを増幅させていくわけですこういった 理由から群衆はある時は英雄のように自己
23:28
犠牲的な態度を取りまたある時は 暴力や嫌がらせ 誹謗中傷などをしたりと行動が極端なもの
23:36
になりやすいと言われていますそして次の パートではこういった群衆の性質を利用し
23:42
人や組織を操り 歴史を動かしてきた 権力者たちにスポットを当てていきたいと
23:48
思いますさあというわけで2つ目のテーマ 理屈が通用しない世界に進んでまいります
23:54
ではいきましょう 宗教改革やフランス革命のような 歴史大事件は全て
24:01
群衆の想像力が関連しているあらゆる時代 の大物政治家も
24:06
独裁的な国王も例外なく民衆の 想像力を刺激し自分たちの権力を作り上げ
24:13
てきた例えばナポレオンはこんな言葉を 残している私がバンデージ法で起こった
24:19
農民反乱を 鎮圧できたのは自らカトリック教徒になっ たからでありエジプトに攻め入ってメジロ
24:27
を築くことができたのは自らイスラム教徒 になったからだもし私がユダヤ民族を統治
24:33
することになればソロモンの伝道を最高さ せてみせるだろう数ある偉人の中でも
24:39
ナポレオンほど群衆の想像力を 巧みに操る者はいなかった彼は勝利を手に
24:46
した時も何気ない談話でも 聴衆を目の前にした演説でもどんな行動を
24:51
している時も 群衆の想像力をかき立てることばかり考え ていたのであるはいここから食べます一つ
24:58
目のまでこんな言葉が出てきました 群衆はイマージュによって物事を考える
25:04
つまり 群衆の中の個人は物事を論理的思考では なく
25:10
想像力を働かせ イメージによって捉えるわけですそのため 群衆を突き動かすには相手の思考ではなく
25:18
想像力をかき立て感情に訴える必要がある のです 古来天下人はこういった群衆心理を巧みに
25:26
操り世界を動かしてきましたが現代では 様々なメディアがその中心的な役割を担っ
25:33
ています ルボンは当時のニュースの報じられ方を例 に出しどのように群衆の想像力を刺激する
25:39
かについて次のように考察しています 100件の小さな犯罪100件の小さな
25:45
事件そんなものでは 群衆の心を動かすことはできない小さな 出来事を合計した場合よりもたった一つの
25:54
重大な犯罪や大災害の方がはるかに群衆の 心を動かすことがができるのである例えば
26:01
過去にパリでインフルエンザが流行した時 数週間で5000名もの死亡者が出ただが
26:07
こんな大惨事にもかかわらず人々は何ら 関心を示さなかったなぜならその事件は
26:14
毎週報告される数字で示されるだけで人の 想像力をかき立てるような要素がなかった
26:20
からであるではもし同じ日に5000名で はなく500名の人がエッフェル塔から
26:27
墜落したという事件が飛び込んできたら あなたはどう感じるだろうおそらく先ほど のインフルエンザのニュースよりもはるか
26:34
に深刻な事件として捉えるのではない だろうかつまり 民衆の想像力を動かすのは事実そのもので
26:41
はなく事実の表れ方なのだ人の心を満たし 付きまとって離れないほどのインパクトを
26:48
与えるこういった想像力を刺激する術を 心得ることはすなわち
26:54
群衆を支配する術を心得ることなのである はいここで止めます 群衆を動かし支配するには人々の想像力を
27:03
刺激し 脳裏に焼き付けるような工夫が必要である といったお話でした確かに今日でも多くの
27:10
メディアが取り上げている話題は明るく ポジティブなものというより事故や犯罪
27:16
暴力や炎上といった 想像力が刺激されやすいものが中心となっ ています人間には危険を回避したいとか
27:24
新たな刺激が欲しいと言った本能が備わっ ているためこういったネガティブで過激な
27:30
ものを提示されるとたとえ興味がなかった としても 条件反射的に飛びついてしまうのです
27:35
さらにル盆は 曖昧な言葉も人の想像力をかき立てる トリガーになるとし次のように語ってい
27:43
ます 極めて意味の曖昧な言葉が大きな影響力を 持つことがある例えば
27:50
民主主義社会主義自由平等こういった言葉 は意味が漠然としておりそれを明らかに
27:57
しようとすればだけの書物があっても足り ないことだろうにもかかわらずこういった
28:03
単純な言葉にはあらゆる問題を解決して くれるような 魔術的な力が含まれているどんな道理を
28:11
解こうとどんな議論をしようとこういった 標語に対抗することはできない
28:16
群衆の前で 情熱的にその標語を口にすれば人々はそれ らを超自然の力であるかのように
28:23
敬意を示し 首を垂れることだろうこのように意味の 曖昧な標語は 漠然とした壮大なイメージを人々の心に
28:31
植え付け神秘的な力を増大させるのである はいここで食べます
28:36
群衆を動かすには物事の意味を一から10 まで丁寧に説明するより
28:42
漠然とした言葉を提示した方が良いという お話でした先ほどから繰り返されている
28:47
ように 群衆は論理的思考ではなく イメージによって物事を捉えますそのため
28:54
想像力が働く余白を残さなければ 群衆を動かすことも
28:59
注目してもらうこともできないわけです ちなみにフランス革命の時 民衆たちを突き動かしたのは自由平等
29:07
友愛といったスローガンでしたこれらの 言葉が紡ぎだす美しいイメージが彼らを
29:13
暴動 略奪 処刑といった 過激な行動へと走らせたのですその上で
29:19
ルマンは 想像力によって作られる幻想が持つ 巨大な力とその代償について次のように
29:26
語ります 幻想は民衆にとって必要不可欠なもので ある彼らはまるで
29:33
灯火に向かう昆虫のごとく言葉巧みに幻想 を提供する人間のもとへ本能的に向かうで
29:40
あろうこれまで人類を進化させた原動力は 真実ではない
29:45
嘘や幻であるこれまで群衆は真実を渇望し たことはなかった彼らは明白な事実を前に
29:53
しても都合が悪ければ目を背け 魅力的な幻想であれば 嘘であって神のように崇めるのだ
30:01
群衆に幻想を与えるものは 容易に群衆の支配者となり 群衆の幻想を壊そうとする者は
30:08
常に群衆の生贄となったでは 群衆の精神に真実を確立し
30:14
危険になりすぎた幻想を 打破するにはどうすればよいのだろう おそらくその唯一の方法は経験である
30:21
正しいその経験は非常に大規模に実現され 繰り返されなければならないはいこれ食べ
30:28
ます 群衆は幻想を求めそれに本能的に近づいて いくので
30:34
幻想を提供できる人物が 群衆の支配者となるといったお話でした 確かに
30:40
厳しい時代においては何の面白みもない 現実を教えてくれる人よりも
30:45
面白くて 刺激的な夢や幻を見せてくれる人の方が 一般大衆からの支持を得やすいと言えます
30:52
またルボンは 危険になりすぎた幻想を打ち破るには大 規模な経験が繰り返される必要があると
30:59
説いていましたつまりフランス革命のよう な 歴史的な大事件を何度も何度も経験し痛い
31:07
思いをして学ばない限り人間は幻想を 振り払えないと言っているわけです
31:13
従って一個人ができる最低限の対策として 群衆心理を操る人の
31:19
具体的な手口を知り 危険な幻想に引きずり込まれないよう予防 線を張っておくことが大切だと言えます
31:26
気づかないうちに 理性も歓声も鈍り人に従わざるを得ない
31:31
状態になっていたこういった事態に陥ら ないためにもぜひ次のパートも注意深く
31:37
聞いていただけたらと思いますさあという わけで最後3つ目のテーマ 幻想に引きずり込む言葉の魔力に進んで
31:44
まいりますではいきましょう 群衆の心を動かす術を心得ているものは
31:50
相手の理性に訴えるのではなく感情に 訴えかける三段論法のように
31:56
理詰めで話したところで 群衆は何も響かないのだ感情との戦いに
32:01
おいて 理屈は無力である明らかに論理的ではない 宗教上の迷信が何世紀も根強く信じられて
32:09
いたことを思い出すがいいかれこれ 2000年近く最も 傑出した天才ですら
32:15
迷信の前に屈服してきたのだはいこれで 止めます 商談や会議といったビジネスシーンなどで
32:22
は 論理的で分かりやすい説明が好まれますが 群衆という不特定多数が相手となると
32:29
ロジックよりもパッションが求められる ようです例えばナチスを率いたヒトラーは
32:34
大げさな身振りや手振りで感情をあらわに して演説し
32:40
聴衆たちを 熱狂的な信者へと変貌させました実は彼は ルボンの群衆心理の愛読者でありこの本に
32:47
書かれている技術をそのまま使っていたの ですでは具体的にどのようなテクニックを
32:54
使えば人々の感情にアプローチできるの でしょうかさあではを確認していき
32:59
ましょう 群衆の精神に思想や信念を染み込ませる際 指導者は主に3つの方法に頼っている
33:07
すなわち断言 反復感染であるこれらの作用はかなり緩慢
33:13
ではあるがその効果は永続的である物事を 断定的に語ることは
33:19
群衆の精神に思想を染み込ませる確実な 手段だそこには 証拠も論証もいらないまた
33:26
簡潔なものであればあるほどますます威力 を発揮するあらゆる時代の宗教書にせよ
33:32
後天にせよ 常に単純な断言の方法を用いてきたので ある何らかの政治上の立場を守らねばなら
33:40
ない政治家も製品を売らねばならない実業 家もこういった断言の価値を心得ているの
33:46
だ はいこれ食べます 群衆を動かす手法には 断言
33:51
反復感染という手段があり中でも断言は 群衆の精神に思想を染み込ませる確実な
33:59
方法であるというお話でした要するに相手 を納得させるのではなく
34:04
信じ込ませるという強引なアプローチを 取るわけです例えばヒトラーはドイツ民族
34:10
がアーリア人と呼ばれる 卓越した民族であり一方ユダヤ人は
34:15
劣った人種で彼らのせいで貧富の差が生じ たと断言し 民衆から熱狂的な支持を獲得しました当時
34:22
のドイツ国民は世界的な不況と第一次大戦 の敗北によって自信を喪失していたため
34:29
はっきりと自分たちを肯定し悪いものを 否定するというヒトラーの過激な態度が
34:35
人々の心を強烈に掴んだのですさらに ルボンは 断言の効力を発揮させるためのポイントに
34:42
ついて次のように語ります 断言が影響力を持つためには
34:47
条件があるそれはできる限り同じ言葉に よって 反復する必要があるということだかつて
34:54
ナポレオンはこんな言葉を残している真実 の習字形式はただ一つ
35:00
反復あるのみだとつまり 断定的なメッセージを何度も何度も
35:06
繰り返し唱え続け人の頭に刷り込めば 論証済みの心理として受け入れるように
35:11
なるということだこの 反復の効果は 極めて見識のある人に対しても作用する
35:18
従って 群衆に対して反復を行えばその影響は 計り知れないものになるしばらくすれば誰
35:25
が発した言葉なのかも忘れその 反復されたメッセージを信じるようになる
35:30
だろう例えばこれは最上級のチョコレート であると謳った広告を何百回と目にすれば
35:38
疑っていたものもついにはそれを信じる ようになるまたある粉薬がそうそうたる
35:44
人物の難しい 病をしたという証言を1000回も聞けば 自分が同じ病気にかかった時にその粉薬を
35:52
試してみたいという気持ちになるはずだ さらに人の噂も同様であるこの人は不埒
35:59
極まりない人物であるとかあの人はとても 誠実な人物であるといった情報が何度も
36:05
繰り返しメディアに掲載されていたらどう だろうその 反対意見も別の媒体で目にしない限り
36:12
なるほどあの人はそういう人なのだと 固く信じてしまうつまり
36:19
断言と反復の効力に対抗できる手段は 同じく断言と反復以外にないのであるはい
36:26
これ食べますかつてナチスには新聞 雑誌本音楽映画ラジオなど国内のあらゆる
36:34
情報伝達手段の支配権を握っていた 宣伝書と呼ばれる組織がありましたそこの
36:41
責任者を務めていた ヨーゼフゲッペルスはこんな言葉を残して います
36:46
嘘100回言えば真実になるつまり 理屈が通っていないことでも何度も何度も
36:53
繰り返し断言していればやがて相手はそれ を真実として受け止め一切の疑いを持た
36:59
なくなるというわけですすでにお気づきの ように今日のネット社会には
37:04
ルボンが指摘しナチスが実践した 断言と反復が 至る所にちりばめられています中には思想
37:11
や感情を一方的に誘導するものも多いため 単純な決まり文句を何度も目にしたり
37:19
耳にしたりした際には注意が必要かもしれ ませんさらにルモンは
37:24
断言が十分に反復されるとその意見は 勢いづき強力な感染作用が働くときました
37:30
つまり 刷り込まれた思想や感情が感染爆発のよう に人から人へと伝わっていきやがて宗教的
37:38
熱狂を帯びた 巨大な群衆が形成されるわけですではなぜ 人々は
37:43
反復された物事を 信じるだけにとどまらずそれを崇拝したり
37:49
熱狂したりするのでしょうかそのカラクリ について ルボンは次のように分析しています
37:54
断言や反復感染によって広がった意見は なぜこんなにも大きな力を持つのだろう
38:01
それは 伝播された意見が 威厳と呼ばれる神秘的な力を獲得するから
38:07
である思想にせよ人物にせよこの世界に 影響を与えるものの多くは
38:13
威厳を纏っているアレクサンドロスも カエサルもマホメットもブッダも
38:19
絶大な威厳を備えているだろう 威厳は我々の心に働きかける一種の魅力で
38:26
ありあらゆる批判能力を 麻痺させるという特徴を持っているはい心
38:31
留めますなるほど 断言反復感染は 威厳という神秘的な力を作り出しそれが
38:38
人々の 判断力や思考力を低下させるといったお話 でしたもしかしたら皆さんも
38:44
威厳のある人を目の前にした時不思議と 相手が大きく見えたり 緊張して頭が回らなくなったりしたご経験
38:51
があるのではないでしょうか ちなみにフランス絶対王政の全盛期を築い
38:56
たルイ14世はこういった威厳の力をフル 活用した人物の一人です彼は
39:02
豪華なバロック建築のベルサイユ宮殿を 建てさらにその玉座に実物より大きい肖像
39:08
画を置くなど絶対的な存在者としての威厳 を示しましたまた権威に屈しやすい人間の
39:15
習性はある社会学の有名な実験によっても 示されていますそれがこちらミルグラム
39:20
実験 1963年アメリカイェール大学の心理学 者スタンレーミルグラムは
39:28
権威者の支持に従う人間の心理状況をある 研究雑誌に投稿しましたその実験では学習
39:34
における懲罰の効果に関する研究という 名目のもと何人かの参加者が集められまし
39:40
た 参加者はそれぞれ教師役1名生徒役1名の ペアに分かれ別々の部屋にされましたその
39:47
部屋にはマイクとスピーカーがありお互い の姿は見えず声だけが聞こえる状態になっ
39:53
ていましたすると白衣を着た研究者が現れ こう言いました生徒に問題を出しもし彼が
40:00
間違えれば 罰として電流を流してくださいその電流は
40:05
軽微な15vから 命の危険性もある450ボルトまで30 段階に設定されていましたそして
40:13
研究者の男は生徒役が間違うたびに電流の レベルを 段階的に引き上げることを命じました
40:20
ちなみに生徒役は役者が演じるいわゆる桜 であり本当に電流を流すわけではありませ
40:26
んそして電圧が上がるたびに生徒役はもう やめてくださいと
40:31
迫真の演技で懇願しましたところが研究者 の男はそれでもやり続けなさいと命令その
40:38
実験は教師役が拒否するまで続き 驚きの結果が示されますなんと教師役40
40:44
名中26名が 致死量の450vまで電気ショックを与え
40:50
たことが判明したのです ちなみに教師役は 研究者の命令に従わなくても
40:56
罰を与えられるといった条件は一切あり ませんでしたにもかかわらず全体の6割
41:01
以上の被験者はこんな実権はやめるべきだ と意見することもなく 黙って研究者の指示に従ったのですこれは
41:09
服従の真理と呼ばれ一度はまってしまうと 権威を持つ者が失脚しない限りなかなか
41:16
抜け出せないと言われていますそのため 普段から 根拠もなく 断定的な口調で反復されているフレーズや
41:23
成功体験 肩書きといった 権威性を振りかざした誘導には 十分注意する必要があると言えます
41:30
デジタル化が進展しあらゆる情報の信頼性 が問われている今
41:35
ルボンのメッセージに再注目する時なのか もしれません今回の動画で 興味が湧いたという方は早速手に取ってみ
41:43
てはいかがでしょうかはいというわけで 群衆心理でございますいかがでした
41:48
でしょうか今回は群衆心理という 古くて新しいテーマを取り上げてみました
41:54
概要欄に関連動画としてオルテガの大衆の 反逆と本のリンクを貼っておきますので
41:59
よかったらチェックしてみてくださいこの 動画が面白かった 参考になったという方は高評価コメント
42:05
などいただけますと嬉しいですまた チャンネル登録もよろしくお願い致します ではまた次の動画でお会いしましょう
42:11
ありがとうございました
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